暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

こだわり

2019年01月10日 | 古民家

 プライドのある物作り・・・あるTV番組では、物作りが日本の経済を支え・・・安心安全で確かな品質の品物を提供する・・・

良い物を作ろう・・・使う方の負担が減るような物を作ろう・・・こんなものが出来ればみんな喜んでくれるかも・・・?

買って頂く方や、使って頂く方の事を考えて・・・少しでも良いものを・・・今大きくなっている企業の創業者さん、携わった社員さんは・・・

そんな風に満足して頂けるお客様の笑顔が見たくて・・・・工夫と努力を重ねてきたのだと思います・・・。

知り合いの親方が出版された書籍で書かれていた事ですが・・・先代が、お施主様から・・・

「もし、また工事が必要になったらどうなりますか・・・?」と聞かれ・・・

「息子が来ます。」・・・・と即答されたそうです・・・・。

親方がまだ19歳の頃でした・・・まだまだ何も解からない身で、あたふたしたそうですが・・・

親方になった今・・・同じ事を聞かれれば・・・「弟子が来ます。」・・・そう答えるそうです・・・。

技術を残す事は・・・伝統技術であれば・・・継承されて来た役割として・・・次の世代に残していくべきだと思いますし・・・

連綿と受け継がれて来た歴史があります・・・。

それでも・・・社会生活が成り立たなくなる伝統技術を・・・苦しい生活になると解かっていて、息子に継がせる親はいない・・と・・・

途絶える伝統技術が、とても多くあるようです・・・。

予算ありきで・・・仕事の良し悪し・・・工事の内容も確認しないで契約をする・・・・。

たかが便器交換するだけなら・・・安いほうで良いや・・・。

たぶん・・・そんな方が多いのかな・・・?と思います・・・。(自分の勝手な解釈です。)

本当に良い物とは・・・造る人・・・売る人の・・・人間性で決まると思います・・・。(そう、教えて頂きました。)

この人が造っているから安心出来る・・・・良いものに違いない・・・

この人が勧める商品なら間違いは無い・・・・信頼出来る品物だろう・・・。

生活するすべての物をこだわれと言うのは酷な話しかと思いますが・・・

譲れないこだわり・・・・特に衣・・・食・・・住・・・

立ち振る舞いを正す衣・・・健康的な体を造る食・・・人を育む住には、こだわりを持ちたいと想います。

 

 

 

コメント
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