暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

時間

2019年01月09日 | 古民家

 雪深い地方での生活は・・・毎日雪の始末を頑張っても・・・

翌朝にはリセットされ・・・・玄関を開けると・・・同じだけの雪がデジャヴのような状態で・・

そんな毎日を数ヶ月続ける事になります・・・。

シンシンと降り積もる雪の日・・・コタツにもぐりこみながラジヲを聴いて・・・ミカンを食べていると・・

親から雪かきの手伝いを言い渡されます・・・・・

そんなやり取りを十数年過ごして・・・今では雪が恋しい場所で数十年・・・過ごして来ました・・・。

年間・・・自動車事故で無くなる方よりも・・・転倒やお風呂名などで亡くなる高齢者の方の数が多い・・・

以前にそんなお話をしました・・・・。

お餅で喉を詰まらせる方・・・屋根などの雪下ろし中で亡くなられる方・・・大変不謹慎な話ですが・・・

どんなに注意喚起をしても・・・毎年ニュースの話題になっています・・・。

夏の季節などは・・・海で被害・・・川での事故・・・増水した川を見に行って流されたなど・・・

同じような事故を耳にします・・・。

建築現場での事故も後を絶ちませんが・・・安全対策を行えば・・・その分作業性は悪く・・・時間はかかり・・・

手間もかかり・・・当然経費も多くなります・・・でも、建築単価を上げるわけにも行かず・・・

しわ寄せは・・・納材業者・・・現場の職人さんへの支払い・・・無理な期日を守らせる時間外の労働など・・・

旗振りは立派に見えても・・・実際の現場の環境はあまり進歩が無いところも多いようです・・・。(あくまでも個人的な感想です。)

トンネルやダムなど、土木工事の環境の悪さ・・・職人同士・・・現場監督との確執などは・・・漫画や映画にもあるように・・・

今ほどコンプライアンスがうるさくない時代は・・・見えない部分が多く・・・もっと厳しい状態だったように思います・・・。

大きな重機や機械が無い時代・・・何トンもあるような柱や梁・・・大きな庭石など・・・

何十倍もの手間と時間を掛けて運び・・・組上げて来ました・・・。

厳しい言葉には・・・危険な作業を体で覚え・・・安全に・正確に作業の出来る体と精神を養わせる・・・

深い意味がこもっています・・・。

体が自然に動く修行は・・・5年・・・10年が必要です・・・。

すぐに成果を求める側・・・すぐに何でもあきらめてしまう側・・・・安売りのような時間の使い方では無く・・・

じっくり向き合う時間に変えて行かなければいけないと想います。

 

 

 

 

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