暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2018年11月22日 | 古民家

 土の可能性は無限大・・・(ちょっと言いすぎ・・・・・・?)

30年ほど前までは(地域によって差がありますけど)・・・

土壁下地で漆喰(京壁や砂壁など)仕上げの壁で、新築が建てられていました・・・。

熱容量が高く・・・調湿効果があり・・・化学物質を発散しない体に優しい自然素材です・・・。

解体されれば、また土に返り・・・循環型の素材でもある、土・・・

農家さんの作物つくりは・・・土造りから始まります・・・。

作物によって、土の性質は変わります・・・。肥えた土・・・痩せた土・・・

湿った土・・・乾いた土・・・それぞれの作物が持つ性格に適した土造りがあって・・・

土造りが出来れば・・・あとは、作物が持っている力と・・・元気に育つ少しのお手伝いで、健康的な作物が育っていきます・・・。

陶器瓦(燻し瓦)や陶器の器・・・・各地で取れる土から出来ています・・・。

性質の違った土・・・特色を生かした名品が数多く残されていて・・造った方々もすばらしいのですが・・・

想像した器などの姿に適した良い土を手に入れられてこそ・・・その作品は出来上がったのです・・・。

どんなに立派な建物を建てても・・・その下にある土・・・地盤が適したモノでなければ・・・

安心・安全に暮らす建物にはなりません・・・。

セラミックといわれる素材も・・・ある意味土から出来ているモノで・・・

金属よりも硬く・・・どんな形にも加工される、すばらしい素材で・・・

多くのジャンルで使われている・・・現代社会で、無くてはならない物の一つになっています・・・。

土を身近に感じて頂けたかと思いますので・・・

一番シンプルで・・・体で感じられる暮らしの中に・・・

もっと土を使ってみてはいかがでしょうか・・・・?

 

コメント
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