暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

育てる

2018年11月10日 | 古民家

 方言や習慣は・・・その地域で少しづつ違います・・・。

結婚式やお葬式・・・お祭りも・・・こんなに変化に飛んだ行事があるんだと・・・

日本だけでなく・・・・生活に関わる、習慣や文化の変化は・・・良く見ればとても面白いと思います・・・。

変化をするのには訳があります・・・。

もう少し効率よく作業をしたい・・・もっと多く作る事が出来ないだろうか・・・?

他と違った奇抜なやり方はないだろうか・・・?もっと儲かる事は出来ないだろうか・・・?

一度決めた事・・・面倒くさい事・・・波風が立つ事・・・平穏無事なら・・・変化を望まないのが行政さん・・・

(あくまでも個人的な意見です。)

既得権が確立していれば・・・そのまま変わらないことを望む・・・改革を嫌う・・・

それでは進歩はありません・・・。

環境に順応することも出来なくなります・・・。

動物は環境に順応して進化してきました・・・。それは生きるために必要だったからです・・・。

民藝がすばらしいと思うのは・・・それが生活に密着して・・・暮らしの中で必要とされて進化してきたからです・・・。

茅葺きの民家の屋根は、地域によってその形状は変化して来ました・・・。

雪が降る地域・・・風の強い地域・・・養蚕の盛んな地域・・・・それは先人達の生活の知恵であり・・・

継承されてきた・・・様々な工夫の表れです・・・。

貴族社会から生まれた形式や様式が、住まいには色濃く残っていましたが・・・

時代を経て・・・多くの人が暮らせる様な形に変化して来ました・・・。

でも・・・今のそれは・・・与えられる暮らしのような気がします・・・。

どんな暮らしをしたい・・・これからどんな住まい方をしたいのか・・・?

それぞれの暮らしがあって・・・変化して・・・造り上げて行く暮らし・・・

それは・・・住まいを買うのでは無く・・・一緒に造り上げていく・・・次の世代にも繋げて育てていく事だと想います。

 

 

コメント
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