暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2018年07月28日 | 古民家

 木陰で休憩・・・森林公園などの大きな場所では目にする光景でも・・・

身近な生活や暮らしで経験する事では無くなって来ています・・・。

木々や土・草は・・・降り注ぐ太陽や照り返しの日差しを遮り・・・温度や湿度を穏やかにしてくれます・・・。

雑草や生垣など、小さいながらも庭があれば・・・新緑や色とりどりの名もない花・・・実りや紅葉の鮮やかさ・・・・

季節を感じられる暮らしと、豊かさがあった気がします・・・。

田園風景や里山のような環境が無くなる事で・・・屋敷林を持つような住まいも無くなりました・・・。

平野で田畑が広がる場所では風の遮るものも無く・・・防風林的な役割や・・・

いずれ住まいを建てる時に建材として木々を植えてきました・・・。

フキノトウ・竹の子・ワラビやゼンマイ・・・・里山ではそんな自然の恵みが季節を気付かせてくれて・・・

自然は無くてはならない大切なものとして、当たり前のように感謝の心があったと思います・・・。

自然に抗う住まい作り・・・・培ってきた言葉や、意味ある多くの名前を変えることの重大さを知らず・・・

地域の仕組み作りがなされてきました・・・。

受け渡されてきたものには意味があります・・・それは祭事や言葉・など・・・

歴史や経験があって残されて来たものは自分達が残さなくてはいけません・・・。

このところ頻繁に発生する災害の多くは人災です・・・(あくまでも個人的な見解です)

生きる事への「業」は誰もがありますが・・・節度ある生き方があるのではないかと想います。

 

 

 

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