ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

無痛分娩

2006-11-14 19:04:38 | 日常
昨日のTVで出産方法についての報道があった。
私には二人の子供がいるが、一人は陣痛促進剤による自然分娩で
一人は完全な無痛分娩で出産した。
感想から言えば、絶対に無痛分娩ですよ。
だって痛くないのだから。全く。全然。
感動がどうよ~って話もあるのでしょうが
無茶苦茶痛みに弱い私は(自然分娩では失神しました)
無痛分娩がなければ二人目は産んでません。

二人とも横浜で出産したのですが、当時横浜では
無痛分娩を行う病院は案外多かったように思います。
その中でも有名だった「八十島マタニティクリニック(磯子)」で
出産しました。
出産日は予め決められていて、前日に入院。
これも上の子供がいたりすると予定がわかっていて良かったですね。
私はお昼に出産予定で朝6時からの処置でした。
これも先生の長年の技で、個人によって処置が始まる時間は違います。
錠剤を3粒飲んで点滴を打たれて
「1・2・3・4・・・」で麻酔が効いてきます。
途中私は破水した気配に目が覚めて
「先生、破水しましたね」と言ったら
「キミ、お酒強いでしょ。麻酔追加するね」と言われました。
それでまた記憶が途切れ。。。
目が覚めたのが午後二時。
ブザーを鳴らしたら看護婦さん(年配ですごく優しかった)が
「男の子ですよ~。待っててね」と子供を連れてきてくれて
ご対面。
ふっとお腹に手をやったら萎んでいて、あ産まれたんだ~って
実感しましたね。
で子供と対面して安心したら、また眠くなって。
夕方部屋に戻りました。
勿論、夕飯もきちんと食べて、連続ドラマの最終回もきちんと見て。
すごく体がラクだったのを覚えてます。
まぁ痛くないのだから、当たり前なんだけれど。

娘は総合病院で出産しましたが、余りに冷たい対応で
(いざ出産という時に先生は不在!臨時の先生が取り上げてくれた)
とってもイヤな思い出しかありません。
看護婦さんは皆忙しくてぶっきらぼう。
自然に赤ちゃんが産めるなんて当たり前よ!って感じで
(勿論持病を抱えての困難な出産の人もいて、私は恵まれていたのですが。)
それでも初めてで不安な私には、怖い存在でしかなかったですね。

だからもし、妊娠中に異常がなかったりしたら
個人病院がいいかも。
看護婦さんは年配でもすごく優しくて頼りになったし
食事も美味しかったし、先生は勿論優しいし。
出産時や退院時のビデオもプレゼントされたし
そういえば退院の時の洋服も病院でくれたんだっけ。
う~ん、いたれり尽くせりだったな。
金額は多少高かったような記憶があるけれど
対応からみたら全く妥当だと思いますよ。

出産に関しては、人それぞれ理想があるでしょう。
体質も条件も色々あるしね。
無痛分娩ってすごくいいな、と思うのに余り世間に広まらないので
ちょっと昔の記憶を書いてみました。
出産が選べる時代にいるのは、とても幸せな事ですね。
ただ、今産婦人科の医師が減っているそうで困った事ですね。
八十島先生の技は誰が引き継いでくれてるのかなぁ~。

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