ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

私に欠けていたもの。

2023-03-17 12:26:06 | 日常
本日、しっかり曇り空。
夜から雨で明日も雨の予報です。
気温は低め。でも朝晩の冷え込みは緩んできました。

さて。
楽しいお料理ブログが人気のみきママ。
私も時々、見ています。
手早く美味しい料理が作れて羨ましい。

みきママのご長男が、この度目出度く第一希望の大学に合格した、
との記事をネットで拝見しました。
よく寝坊の記事を書かれていましたww

そして、その合格に対するみきママのインタビュー記事を読み
私に決定的に欠けていたものがわかりました。

みきママが受験生の長男にされたことは
遅く帰宅しても暖かいご飯を出すこと、
子供が寝るまで起きていること、
お弁当はしっかり作ること。

なんだ、と思われる方もおられるかと思いますが
大切なことです。
そして、これを毎日繰り返すことは、とても忍耐力が必要で
大変なことです。
改めて、偉いな~と思いました。

私、出来ませんでした。
特に息子が受験生の時は、自分が鬱になってしまい
自分のことで精一杯で、お弁当は週に2日くらいしか作れませんでした。
今考えると、病気になったこと自体
私の考え方一つで、避けられたように思えてなりません。
ま、それでも病気は仕方なかったとしても
それ以前の問題として、子供への距離の取り方がさっぱりダメでした。

子供への基本の愛情は、
健康な体を作り、安全な生活を保障することです。
極論を言えば、それさえきちんと親がしていれば
後は子供自身の生きる力を信じてやることが、愛情。

私は逆でした。
安全な生活は保障していたと思いますが
体は勝手に大きくなると思っていました。
そして、一番に子供自身の生きる力を信じられなかった。
守らないとダメだと、いつも思っていました。
だから基本がダメなくせに、過干渉になりました。
そして子供との距離は遠くなり、わからないことが増え
悪循環になっていきました。

子供の力を信じていれば
親が出来ることなど、暖かいご飯や安心な家を作ることくらい。

どうして、そう思えなかったのかな。。。
どうして、わからなかったのかな。。。

悔やみます。

結局、自分がされたことしか、出来ませんでした。

何しろ、失敗の許されない家だったしな・・・
安心には程遠かった。
母親は自分好みの料理を作っていました。
父親が単身赴任になってからは、
その料理もおろそかになることが、よくありました。
中学・高校とお弁当でしたが、これも毎回、同じものでした。
毎日、6年間同じメニューです。
作らない日も多く、昼食代はパンを二つ買うと無くなりました。
・・・愚痴は山ほどあるけれど。
もっと大変だった方もおられるだろうし
愚痴を書いて、過去が変わる訳でもないし。

どうして、みきママのように出来なかったのかな?という答えは
私自身が、この自分の愚痴をよく考えなかったからです。
突き詰めて考えなかった。
無いものとして諦めていたから、自分の子供に対しても
親と同じようにしか出来なかった。
結局、答えは私自身になりました。

なんだかな・・・
悔しいけれど。
でも、わかってよかった。

今の私は、80%くらいはみきママになれていると思います。
料理に対する気持ちは相変わらずですが
でも、きちんと作っています。
子供に対しても、信じ切ってはいないけれど
あとは何とかなるのだろう、と少し楽観して考えるようになりました。
ほどよい諦め、かもしれませんが。

あと30年早く、これを知りたかったな~


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