本校の40周年記念ソング『バトン』を参加生徒約350人で演奏して踊る。
創立40周年を記念して2013(平成25)年から製作を始めた『バトン』。当時高校2年生だった38期生を中心とする生徒が登場するいくつかのイメージビデオが製作された。
そのひとつ、本校ホームページの一番下にリンクしているビデオの中に、校舎から食堂に至る渡り廊下で撮影された場面がある。このシーンこそオープンスクールで披露した「みんなで『バトン』」の発想の源である。
それぞれが違ったクラブのユニフォームを着て、恥ずかしげもなく張り切って踊っている。本校が掲げる「多様性(違い)を認める」象徴でもあり、日ごろ別々に活動しているクラブの面々が年2回は一堂に会して、かけがえのない母校のオープンスクールのために、そしてクラブや自分のために楽しみながら踊る。
それを可能にする演奏とダンスの技術、そして統合の象徴であるダンス付きの歌を持っている高校は、全国探してもなかなかないだろう。
試行錯誤を繰り返しながらオープンスクールに取り組んできたが、これがやっと実現できて本当にうれしい。来年度以降は、練習や段取り、当日の運営が生徒諸君の手でできるような環境を整えたい。そしてクラブに入っていない生徒も参加できるような工夫もしたい。
柴島の伝統の一歩が踏み出された。これを見て「あの輪の中に入りたい」と思った中学生の何人かが柴島に入学する。そして逆の立場となって、中学生の前で『バトン』を披露する。このようにして『バトン』が「バトン」されていく。
これからも末永く柴島の「名物」となるよう願うばかりだ。
以下次号
創立40周年を記念して2013(平成25)年から製作を始めた『バトン』。当時高校2年生だった38期生を中心とする生徒が登場するいくつかのイメージビデオが製作された。
そのひとつ、本校ホームページの一番下にリンクしているビデオの中に、校舎から食堂に至る渡り廊下で撮影された場面がある。このシーンこそオープンスクールで披露した「みんなで『バトン』」の発想の源である。
それぞれが違ったクラブのユニフォームを着て、恥ずかしげもなく張り切って踊っている。本校が掲げる「多様性(違い)を認める」象徴でもあり、日ごろ別々に活動しているクラブの面々が年2回は一堂に会して、かけがえのない母校のオープンスクールのために、そしてクラブや自分のために楽しみながら踊る。
それを可能にする演奏とダンスの技術、そして統合の象徴であるダンス付きの歌を持っている高校は、全国探してもなかなかないだろう。
試行錯誤を繰り返しながらオープンスクールに取り組んできたが、これがやっと実現できて本当にうれしい。来年度以降は、練習や段取り、当日の運営が生徒諸君の手でできるような環境を整えたい。そしてクラブに入っていない生徒も参加できるような工夫もしたい。
柴島の伝統の一歩が踏み出された。これを見て「あの輪の中に入りたい」と思った中学生の何人かが柴島に入学する。そして逆の立場となって、中学生の前で『バトン』を披露する。このようにして『バトン』が「バトン」されていく。
これからも末永く柴島の「名物」となるよう願うばかりだ。
以下次号