熊本レポート

文字の裏に事件あり

収賄

2012-08-06 | インポート

 7月23日、某政治家の事務所にやって来た地元自治体議会議長が、業者のAを呼ぶと「指名に入れといたバッテン、取れたろ…?」といった。

「はい、分かっとります。これはお礼です」と、Aはコピー機の横に立っていた彼に近寄り、分厚い封筒を手渡した。

 主人である 政治家は接客中で、同事務所の女性事務員はお茶の用意で後ろ向きであったが、他に複数の客もいて、決して密室の出来事でもなかった。

道の駅につながった土地の斡旋問題も含め、本事案の調査、追跡取材を希望(8月3日着の投書)


危機管理ゼロの検証

2012-08-04 | インポート

「災害復旧に向けた行政手続きはBランクでも、蒲島知事の危機管理能力は評価D」

 未だ経験したことのない豪雨(気象庁)に見舞われた阿蘇市。その二週間後、我が家の後片付けは「ま~だ半分」と渋い表情を見せながら、同市議会議員二人と同市幹部の昼飯を挟んでの会話。

「我々は12日の早朝から非常召集を掛けたが、県の職員の中には盆(新)休みを取っているのも居た」

「保健所だって、そうだ。肝心の作業は民間業者任せだと、五時(午後)には退庁している」

「八代市他の市町村から職員が翌日には支援に駆け付けたが、県の職員(地域振興局)の姿は見なかった」

「A評価は一に自衛隊。彼らは陽が昇る前から深夜まで頑張っとるし、そして二番目がバスを連ねてやって来た高校生のボランティア」

「まァ、パフォーマンスの知事に問題意識の低い県職員ということだろうが…」

「これでも知事は県民との海外ツアーにでるのか?」

 多くの死者を出し、自宅の倒壊、床上浸水の被害、そして避難所暮らしとなれば、本音が確かに出る。

 さすが、「知事の中国・韓国旅行は中止」と、県政記者クラブ発表…。