扶養控除11年廃止検討、子ども手当の財源に
政府税制調査会(会長・藤井財務相)は14日、所得税の扶養控除を2011年1月から廃止する方向で検討に入った。(読売新聞)[記事全文]
◇扶養控除と配偶者控除
・ 扶養控除 | 配偶者控除 - 制度の概要など。国税庁
◇子ども手当
・ 【鳩山内閣がわかる経済用語】子ども手当 - フジサンケイビジネスアイ(9月17日)
・ 税制調査会 - 内閣府
◇関連トピックス
・ 育児・子育て支援 - Yahoo!トピックス
2009年10月14日 22:30
2006年3月3日に発生したスクールバスと高知県警白バイの交通事故。この事故が事件として初めて報道されたのは、1年7ヵ月後の07年10月3日のKSB瀬戸内海放送。 映像は→こちら
この放送の翌日に第一回の控訴審が開かれて即日結審されたのだが、これ以降、マスコミ等で事故の争点が取り上げられた。
「バスは動いていたか止まっていたか?」である。
片岡さんを起訴した高知地検は路面に残された「スリップ痕」を、急制動の証として、衝突時に動いていた証拠として法廷に提出。一方、片岡さんサイドはバスは止まっていたという証人を2名用意した。バスに同乗していた引率教員と、バスの後から事故の瞬間を目撃した校長である。
詳細な流れはKSBが特集を組んでいるので、上記のリンク先を覗いてみてください。全て見たら3時間くらいはかかるかもしれません。
争点は「バスは動いていたか止まっていたか?」と書きましたが、実はこれでは言葉が足りない。足りなかった。
「バスは何処で止まっていたか?」 というスクールバスが停止していた位置。言い換えれば「何処で衝突したのか?」ということを争点として、明確にすれば検察への反証も違ったものになっていたかもしれない。
こんな思いを持ったのは08年10月30日の高裁判決直前の特集記事を読んだ時だった。
その特集記事の中に下のような事故現場状況図が掲載された。
記事中にこの『状況図』を説明する文章は1行もない。本来なら警察の発表による状況図とかいったキャプションが入るべきだろう。なぜならばこの衝突地点は警察の発表のみを図化したもので、片岡さんサイドの主張する衝突地点が図上に記載されていないからだ。
ここで衝突したのなら、バスが止まっていようが動いていようが「こりゃバスが悪いわな」とか「バスも悪いわな」とかなりそうだ。
警察発表と片岡さんの主張する衝突地点の双方を記載するとこうなります
上の記事は07年10月29日付けの朝日新聞の高知版記事に掲載されたもの。
片岡さんは②の地点まで進行した地点で停車して、高知市方面(図の上方)からの車をやり過ごしていた。バスに後続していた校長は「サイドブレーキ」を一旦引いたと証言しているから、そこそこの時間は②地点でスクールバスは停車していたことになる。そこへドカンときた。というのが片岡さんの主張です。
おっと 話がずれはじめましたが・・・・
この二つの状況図が掲載されたのは、いずれも高裁判決直前。
もし、地元紙が故意に片岡さんの主張を図上に記載しなかったのなら、情報操作・・とまでは言いませんが、印象操作といって良いのではないか?片手落ちなのは間違いないだろう
裁判員制度の導入で『報道のあり方』が問われていますが、どちらが公平で客観的な状況図かといえば、下の朝日新聞のものでしょう。
以下余談ですが・・・・
後日、バスに乗っていた生徒がKSBの取材に答えている。
『バスは止まっていました。他の車もバスが通過するのを待ってくれていた』と言った主旨の証言をした。(KSBシリーズ第9弾08/07/29)
それを見た地元のマスコミ関係者の感想は「生徒は村八分を恐れている」だったと、私はあるオンブズマンの方からそう伝え聞いた。それが事実なら「村八分が怖いから、生徒は嘘を言っている」ってことになるのですが、いくらなんでもそれはないでしょう。 そのマスコミ関係者は・・高知県では有名な方だが、事実関係を客観的に見てそう言っているのだろうか?
以上、旧ブログの過去記事を焼直した記事を書いたのは理由がある。「人気ブログランキング」に参戦してから、地元高知からのアクセスが急増した。ありがたいことです。
高知にはテレ朝系列の放送局がないから、この事件を全国放送してくれた「ザ・スクープ」も「ドキュメンタリー宣言」も「テレメンタリー」も見ることができない。もちろん、KSBも。
地元高知の人の多くが、事故があったことは知っていても、その中身はこれほどまでに事件性に満ちていることは知らないのではないだろうか。また、片岡さんが刑務所に収監されていることを知る人がどれだけいるだろうか。
その理由に地元マスコミの報道姿勢がある。 地元マスコミがどういう姿勢やスタンスでこの事件を見ているのか。何処を向いて仕事しているのか、その辺りを考えてもらえればと思います。
現在 加古川刑務所に収監中の片岡さんが帰ってきたら、できる限り早い時期(2010年春頃を予定)にこの事件の再審請求を致します。 その際に同時に提出するように支援する会が署名活動を行っています。ご協力をよろしくお願いします。
詳細は → 支援する会HP
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今日の一言 「地元紙のコラム等で見かける社会正義が空々しくていけネェやな」
地元紙記事全文 → http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/24935695.html
報道記事関連 → http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/folder/268716.html
捜査費文書全面開示を 代表委員らが黒木本部長に要請
(2005年7月28日・朝刊)
県警の捜査費問題で、橋本大二郎知事と県議会から県警に対する特別監査の請求を受けた県監査委員の奴田原訂(ただし)代表監査委員が27日、県警本部を訪れ、黒木慶英本部長に対し、「捜査費関連文書はオープンでお願いしたい」と監査対象の文書を全面開示するよう申し入れた。
奴田原代表監査委員と嵐護・県監査委員事務局長が黒木本部長と非公開で面談。同代表監査委員らによると、黒木本部長に対し、「監査委員にも守秘義務があるので信用してほしい」として監査によって捜査情報や個人情報が外部へ漏れる懸念はないことを伝え、全面開示を求めたという。
監査委員が県警側に提出を求めている文書は、捜査費の支払証拠書や領収書など。事件名や捜査員名、謝礼を受け取ったとされる「捜査協力者」名が記載されている。
面談内容について、黒木本部長は「(監査委員側から)文書開示の話はなかった」と否定する一方、「監査への一般的な協力要請と受け止めている」と話した。
現在、片岡晴彦さんを支援する会は、高知白バイ事件の再審のために署名活動中です。enzaixは、十万人(以上)の署名が必要と思っています。
皆さん、時速10キロメートルで2メートルのブレーキ痕の写真を主張する高知県警がおかしいと思ったらぜひ、署名をお願いします。
署名はこちらから→「再審請求への署名活動」