録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

なぜか? 外れたアクティベーションロック

2022-03-24 23:20:42 | Weblog
商売上損を被る最大の原因となり、わたしにとって忌まわしき存在であるApple.inc独自のプロテクトであるアクティベーションロック。いまだに「iPad引き取ってくれませんか?」「iPhone取りますか」の問い合わせがあるたびに思い出しては腹立たしい気分になります。
で、そのアクティベーションロックのおかげで売れなかったiPad、大半は処分してしまったのですが一台だけ倉庫に投げてあったのを気が向いたので久々に引っ張ってきました。これだけ残したのは、誤って引き取ったiPadのうち唯一のWiFi専用モデルだからです。あとは全部お客さんがキャリアから押し付けられて持て余したセルラーモデルでした。
で、今の技術ならひょっとしてなんか方法ないか? と検索してみる「アクティベーションロック 解除 ツール」。すると確かに出てきます。でもみんな有料なんです。しかもよく見ると脱獄状態にしてしまうものも・・・。正直脱獄してしまったら売り物にならないから商売の役にはたちませんよねぇ。手元の売れ残りiPadにお金払うほどの価値は感じないし、なんか無料でできないか・・・と探しても見つからず。ちなみにウチのiPadくん、少なくとも二年ほど放っておいたせいもあって(引き取ったのはさらに二年ほど前だった気がする)バッテリーが完全に空っぽでした。まずダメだろうけど、なにか無料の体験版だけで一回くらい解除できるツールはないかといろいろ試そうか、とiPadの充電を開始。40%くらい充電できたところで接続するだけならこれでよかろうとPCとUSBでつないで起動。

・・・あれ? 普通にiPad進める?

行けるところまで行こうかといろいろ入力。昔iPodTouchを使っていた時につくったApple IDとパスワードを入力すると・・・。使えるようになっちゃいました。
不思議不思議。前はどうしようもなかったのに。ひょっとしたら二年も放っておいたことでバッテリーが完全に空になり、アクティベーションロックの設定も飛んでしまったのかもしれません。どうしてもアクティベーションロックで動かないiOS機器をお持ちの方、あきらめずに二年間くらい放っておいて完全に電池が空になったらロックの情報が飛んで使えるようになるかも知れません。保証はできないですけど。
まぁ動いたところで完全放電したことでバッテリーの寿命はあやしいし、製造年も古くて(調べたら2017年モデルでした。4年くらい前の記憶は正しかった)売り物にならないし、そもそもこういう態度の会社の製品は扱いたくない気持ちは変わりません。不要なのに持っている人が多すぎてウチの規模じゃさばき切れないのもありますし。
それでもまだ使える機械が再生して使えるようになったのは嬉しいことです。他のもあきらめずにとっておけば良かった。無事救出されたこの貴重な一台、友人にあげてもいいんですが、せっかくなのでわたしのおもちゃにでもしようかな。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 脳を襲った強烈な既視感・・・「... | トップ | BS新チャンネル ビットレー... »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事