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録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

ある一つのWindows10再認証の例

2018-03-26 15:04:48 | 意味なしレビュー
先日休みをとって東京で買ってきましたRyzen2400Gシステム。APUにマザーボード、メモリという最低限のセットです。当然購入した際に「OSは大丈夫ですか?」と聞かれましたが、「入れ替えだし認証しなおせば大丈夫でしょう」と今のものをそのまま利用することを前提に購入しませんでした。
実家に帰ってきてしばらくは休日の反動もあって忙しく、そのRyzenをPCに組み込む暇がなくて放ってあったのですが、3~4日もすればその反動も消えていつも通りになり、PC一台組む程度の時間なら十分確保できるようになりましたので、さっさと組み立てます。お気に入りのケースは使うマザーボードこそ選びますが作業がしやすく、並外れた不器用なわたしでも簡単に交換が行えます。昨年のRyzen7の時は久々のATXマザー(わたしは基本大きなケースでもマザーはMicroATX。手を入れるスペースができて作業がしやすいから)であることに加えてPCの組み立て自体久しぶり、ということもあって少々苦戦、手を切り傷だらけにしましたが、今回は細かいコネクタ類の差し込み以外はほとんど手こずることなく短時間で終了。差し込むボードがPT3だけ、というのも取り扱いを楽にした一貫だと思います。もちろん起動も問題ありません。

さて、出来上がったPCを部屋において、テストや各種作業に取り掛かろうかな。初期設定は前のPCで済ませているし、今後はこのPCを普段使いようにしようかな・・・。などと考えていましたら、画面右下に「再認証を行ってください」(うろ覚えなのでメッセージは違うかも)なメッセージが浮き上がってます。Windows8.1以前だとこの部分には認証していないことを示すヘンな白地の文字が出てましたが、10ではメッセージになったようです。スタートメニューから"設定"を選び、"更新とセキュリティ"→"ライセンス認証と選んでいくと、ライセンス認証がの「サーバーに到達できません」のようなメッセージが出て認証されていません。もちろんLANのケーブルもつないでいるしドライバも入れているし、ブラウザからインターネットにつながっているのは確認済みなんですが。確かWindows10になってからはMSアカウントで管理すればライセンス認証はほとんどスキップでそのまま使えるように変更になっていたはずなのになぁ、前回のRyzen1700の時は全く再認証しなくてもよかったし・・・。などと疑問には思いましたがライセンス認証しないといつWindowsが動かなくなってしまうかも知れません。さっさと終わらせましょう。と、トラブルシューティングから認証を選ぶのですが・・・。

全く成功しません。すぐに「ストアでプロダクトIDを購入しろ」みたいな状態になってしまいます。ハードウェアの大幅な変更を選んでも、候補として表示されるのは同じアカウントで管理している別のPCだけ。対象とならない別PCのリストにすら表示されません。なお、念のためMSのサイトでアカウントにロクインして調べると、ちゃんとRyzen2400Gに変更した今回のPCが登録されているのが確認できますので、登録ミスとかではないようです。
手に詰まってネットで調べてみましたが、使える情報がありません。すでに行われてからだいぶたつ「Windows10 Creators update」以降アカウントとの紐づけ方式が変わったらしく、うまく再認証できない例が続出しているようなのです。それを解決する決定的な方法はどうもないらしく、ネットで書かれている方法の大半はそれ以前のバージョンのものばかりです。プロダクトIDを入れようにも今回のPCのOSはWindows7から無償アップグレードした10の、当然ながら64ビット版なので、プロダクトIDは他と同じものです。ネット情報には「アップグレード前のプロダクトIDを入れれば通る」なものもありましたが、これもダメ。MSのサポートに電話して聞こうか・・・とも思いましたが、ネットで手に入るのと似たような情報以外教えてもらえるのでしょうか? 以前のWindowsなら、PCを組み立てる人なら一度や二度は確認しただろうインストールID番号を経由して認証IDを発行してもらえますが、現在のWindows10ではこれが廃止されているのが、魔法のコマンド「Slui 4」を入れても何も出てきません。何度かオンラインヘルプに苦情を書き込んでみましたが、せいぜい似たようなやり取りが続いているコミュニティを紹介されるだけです。

もはや万策尽きたか、OSを改めて買うしかないか・・・。そのくらいの覚悟はしました。ここでふと思い立ちます。そういえば、認証していなくてもOSのアップデートとかはできるんだろうか。チェックするとOSの状態は"最新の状態"と出ます。が、なぜか更新の確認をすると一つアップデートファイルが出てくるのです。あるのになんで最新の状態なんだろ、と一応アップデートを慣行。

えー、なぜかこの後ライセンス認証がいつの間にか通ってました。わけわからん。

この時のアップデートプログラムのIDはKB4089848。不具合の修正プログラムとなっていますが、少なくともLicenseの精度の向上のようなものがあったようには見えません。なぜこのアップデートをした時にライセンス認証が通ったのでしょうか。たまたま同時に起こった? アップデートすると認証が通りやすい? 実は何度も苦情を書き込んだので調整してくれた(まぁこれはないと思いますが)? 理由は全く分かりません。ただ一ユーザーとしては、ちゃんとライセンス認証が通って心配なくWindowsPCが使い続けられればそれでいいんですが、なんとなく気持ち悪さも残ります。

と、いうわけで、もしパーツの交換をして認証がはずれ、ほかのどんな方法を試しても認証されないWindows10PCが出た場合、最後の手段として無意味でもアップデート・更新をしてみてください。ひょっとしたらわたしと同じ現象が起きるかも知れません。

Ryzen2400GなPCはただいまテスト中。Ryzenの傾向はだいたいわかっているので、以前よりも簡易的なテストだけして公開する予定です。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (アンドロメダ)
2018-03-27 21:38:35
win7のマシンはMSのサイトからダウンロードすれば
いつでもwin10に変更出来ると言う認識でそれ以外なーんも問題無いと思ってたけどねー
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Unknown (774)
2018-03-28 10:52:57
>候補として表示されるのは同じアカウントで管理している別のPCだけ

うちもこれでした
目的のPCだけ表示されず、嫌がらせかよ!なんて思ったりして(笑
結局Win7インストールからやり直してアップグレードしました
次にこうなったら更新を選んでみます
返信する
Unknown (krmmk3)
2018-03-28 23:32:59
>アンドロメダさん
最近のCPUはWindows64bitのみ、になってきましたからその技もいずれ使えなくなりそうです。一度紐付けすれば10から入れることもできるようですが、もし認証されなかったら恐ろしいことになります。

>774さん
不思議ですよね。今思いついたのですが、ひょっとしたらちゃんと認証されていて問題ない、とサーバー側が判断しているのに変更する、とユーザーが聞いてくるから、じゃぁこれか? と参照してくるだけなのかも。OS側がサーバーの認証完了サインを受けられなかっただけ、という気がしてます。
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