以前の記事でLeadtekのWinFast PxVC1100が添付ソフトにVideoStudio11Plusを追加する、という情報を追加した際に
「トムカノさん、期待したEdiusNeoもバンドルされていないFIRECODER Bluでは勝負になりません。」
と、きわめてカノープスさんに屈辱的は発言をしたわたし。それが
「おうおう、文句があるんなら使ってみてから言えってんだ、コンチクショーメ!」
と怒りを買ったのかどうかわからないのですが、とある方から連絡がありまして
「試作板でよかったら、FIRECODER Bluを貸しますよ」
という話になってしまったのです。喜んで受けたところ、また話が若干変わりまして、最終的にはカノープスさんから直接ではないにせよ、FIRECODER Bluのサンプル・・・つまり、限りなく製品版に近いボードをお借りできることになったのです!いや~わたしも出世したもんだ。発売前のサンプルを借りられるようになる日が来るなんて!
なお、これが現物です。
WILLCOM03のカメラで撮影したので、画質むちゃくちゃ悪いのですが、ご勘弁を。
見て分かるとおり、まるでグラボのような、筐体外へ排出するタイプの冷却ファンが付いています。実際稼動中にはここから生暖かい風が出てきていました。多分Cellとかはファンではなく、ヒートシンクの真下にあるのでしょうが、これは借り物なのでヒートシンク取り外し、のようなマネはやりませんので。
なお、ボードは限りなく製品版に近いものですが、専用ソフトの方は変更の可能性もある、とのことでした。ですが、すでにマニュアルも出来ていましたので(pdfファイルのみでしたが)それほど大きな変更はない、と思います。
さて、やっぱり試したいのはエンコード速度が本当に速いのかどうか、でありましょう。とりあえず、今までも速度テストに使ってきたCanopusHQコーデック、30分の映像。環境は
CPU:Core2Quad Q6600
MEM:DDR2-667 1GBx2
マザー:GA-965P-DS3(2.0)
OS:WindowsXP Pro(32)
という、非情に無難なもの。出力はH.264/AVCのファイル形式。なお、形式は
・標準 ・画質重視 ・容量重視
の三項目しかなく、細部の調整は一切行えませんでした。サイズの調整も基本的には1920x1080、1440x1080、SD、変更しないの4つくらいしかありません。細かい調整は出来ないと思った方がいいみたいです。もちろん付属ソフトの話で、Ediusなどが対応すれば話は別かも知れませんが、現状では別ソフトで編集を行ったものを変換するだけ、と思った方がいいかも。なお、複数のファイルを一本にまとめることはできそうです。
さて、いよいよ変換開始。かかった時間は、なんとわずか20分38秒! 実時間の約2/3と普通に見ればとても早い・・・ものの、公式サイトでは実時間の半分、という話だったのでそれよりは遅い気もします。変換されたファイルは、H.264でよくあるmp4ではなく、AVCHDなどの拡張子であるm2ts。ウチのNeroの再生ソフトでは普通に再生できました。画質は・・・うーん、ちょっと細かいところでブロックノイズが出るかなぁ、という感じ。具体的には後で調査します。なお、容量重視の設定で行ったので説明では「DVDで2時間20分」という話だったにも関わらず、出来たファイルのサイズはWindows表記1.20GBと高く、1時間45分くらいしか入らない容量にしか見えませんでした。AVCHDで直接ライティングをするのならまた話は別なのでしょうけど。
なお、このFIRECODER Blu、純粋に当ブログのネタにするために借りたものであり、裏があったりすることは一切ありません。今月いっぱいくらいは使ってもいい、ということなので、ボチボチネタに使っていこうと思います。時間的制約があるので、最優先にならざるをえないのはしょうがない、ということで。
「トムカノさん、期待したEdiusNeoもバンドルされていないFIRECODER Bluでは勝負になりません。」
と、きわめてカノープスさんに屈辱的は発言をしたわたし。それが
「おうおう、文句があるんなら使ってみてから言えってんだ、コンチクショーメ!」
と怒りを買ったのかどうかわからないのですが、とある方から連絡がありまして
「試作板でよかったら、FIRECODER Bluを貸しますよ」
という話になってしまったのです。喜んで受けたところ、また話が若干変わりまして、最終的にはカノープスさんから直接ではないにせよ、FIRECODER Bluのサンプル・・・つまり、限りなく製品版に近いボードをお借りできることになったのです!いや~わたしも出世したもんだ。発売前のサンプルを借りられるようになる日が来るなんて!
なお、これが現物です。
WILLCOM03のカメラで撮影したので、画質むちゃくちゃ悪いのですが、ご勘弁を。
見て分かるとおり、まるでグラボのような、筐体外へ排出するタイプの冷却ファンが付いています。実際稼動中にはここから生暖かい風が出てきていました。多分Cellとかはファンではなく、ヒートシンクの真下にあるのでしょうが、これは借り物なのでヒートシンク取り外し、のようなマネはやりませんので。
なお、ボードは限りなく製品版に近いものですが、専用ソフトの方は変更の可能性もある、とのことでした。ですが、すでにマニュアルも出来ていましたので(pdfファイルのみでしたが)それほど大きな変更はない、と思います。
さて、やっぱり試したいのはエンコード速度が本当に速いのかどうか、でありましょう。とりあえず、今までも速度テストに使ってきたCanopusHQコーデック、30分の映像。環境は
CPU:Core2Quad Q6600
MEM:DDR2-667 1GBx2
マザー:GA-965P-DS3(2.0)
OS:WindowsXP Pro(32)
という、非情に無難なもの。出力はH.264/AVCのファイル形式。なお、形式は
・標準 ・画質重視 ・容量重視
の三項目しかなく、細部の調整は一切行えませんでした。サイズの調整も基本的には1920x1080、1440x1080、SD、変更しないの4つくらいしかありません。細かい調整は出来ないと思った方がいいみたいです。もちろん付属ソフトの話で、Ediusなどが対応すれば話は別かも知れませんが、現状では別ソフトで編集を行ったものを変換するだけ、と思った方がいいかも。なお、複数のファイルを一本にまとめることはできそうです。
さて、いよいよ変換開始。かかった時間は、なんとわずか20分38秒! 実時間の約2/3と普通に見ればとても早い・・・ものの、公式サイトでは実時間の半分、という話だったのでそれよりは遅い気もします。変換されたファイルは、H.264でよくあるmp4ではなく、AVCHDなどの拡張子であるm2ts。ウチのNeroの再生ソフトでは普通に再生できました。画質は・・・うーん、ちょっと細かいところでブロックノイズが出るかなぁ、という感じ。具体的には後で調査します。なお、容量重視の設定で行ったので説明では「DVDで2時間20分」という話だったにも関わらず、出来たファイルのサイズはWindows表記1.20GBと高く、1時間45分くらいしか入らない容量にしか見えませんでした。AVCHDで直接ライティングをするのならまた話は別なのでしょうけど。
なお、このFIRECODER Blu、純粋に当ブログのネタにするために借りたものであり、裏があったりすることは一切ありません。今月いっぱいくらいは使ってもいい、ということなので、ボチボチネタに使っていこうと思います。時間的制約があるので、最優先にならざるをえないのはしょうがない、ということで。
出力がm2tsってことは、製品単体だと現状では出力のみですねぇ
事前にCUT編集必須か、そのサイズでブロックノイズが目立つのは正直厳しいかも
個人的には100分程度のソース、高画質の設定で
4GB程度に収まるぐらいが丁度いいかと考えてます。
画質的なイメージだと初期のパナAVCRECに近いのかなぁ
ところで出力ファイルの音声はAAC?それともAC3なんでしょうか?
運良くこういうことになりまして。
目立つ、と言っても普通のところは大丈夫なんですけど、苦手なところはあるみたいで。基本的にはDVD一枚に収めることを前提にしたサイズ調整になっているみたいです。
ためしに真空波動研に読ませたら、全然読んでくれなかったんですよ。他の手段でなんとか読めないか、手探り状態です。
http://mediainfo.sourceforge.net/ja
いくらアップコンバートを前提に考えられているとは言っても、設定項目が少ないのでは話にならない
それでも、まだ編集後のエンコードこみで出来るなら妥協の余地はあるが、それも無い
これでは何もいいところが無いじゃないですか
あと検証・比較の余地があって、結果次第で選ぶ価値を見出す要素といったら、市販ソフトとの連携と超解像における画質の比較くらい?
ソフトに関してはまだ現物が無く、あっても高額
超解像にいたってはエンジンが同じであとはソフトしだい?
どうにも切羽詰ってきた印象ですね
これがアナログキャプチャーの雄として君臨していたカノープスとは・・・まさしく盛者必衰の理といった印象ですね
HPとかで少しづつでも修正し努力しているところが見えると片方の発売時点で判断しなくとも良いのでドライバの変更点の説明は欲しい所ですよね…発売前から解るならなお好いにですが難しいかなw
そお言えば編集する事にばかり気が回っていましたがこのボードて動画再生には使えないのかな? 使えるのならグラフィックボードからキャプチャボードに繋いでみたりするとどうなるのかとか使い方に幅が出てきそうなのですが、PxVC1100に又通してみたりとかPxVC1100を使うことを前提で動画サイズを小さくするとかです
EDIUS上でのデコードが速くなり、編集が快適になるのなら購入する理由にはなりそうです。
HDRECSと併用で直接AVC出力できたりしたら面白いかもしれないですね。
画質に関しては、時間をかけて画質を上げる手法もあるとか無いとか。
明日はBEST DO!に入るのかな?
ありがとうございます。このソフトで調べたところ、音声はAC-3でした。
>2008-11-16 08:49:41さん
ちょっとそれは言いすぎにしても、トムカノさんは現在システムで売るメーカーの印象がありますので、自社の他のシステムに組み入れて使う製品なのでしょう。我々はターゲットとはちょっと違うのかも知れませんね。
>emanonさん
改善の余地は十分感じられます。基本的にはセミプロ用と思われますので、このままではないでしょう。
再生ソフト、添付されてないんですよねぇ。超解像はエンコードのための画作りに使われているだけのようです。
三月兎さんも、サーバーはてんてこ舞いだったんじゃいないですかね。しかし、大量生産、安定供給がなされてきたようですね。
>くんさん
少なくとも添付ソフトではHDRECSと直接連動は出来ていませんし、画質によって速度を変える機能もないですね。HDRECS使いとしては、キャプとエンコを同時にできるとうれしいですけどね。
出力設定はEDIUS5でのAVCHD出力と同様っぽいですね。
整合性を取ってあるのかもしれません。
だとすると、画質優先設定も最高⇔最低までの数種類ぐらいでしょうか・・・。
マザーボード変えないと刺すとこがなさそうってのが、目下の課題ですw
EDIUSもあんなものなんですか。せめてビットレートくらい調整したいものですけど、そういう用途は考えてないのでしょうか。
あまりPC本体のハイパワーいらない製品だけに、買い換えなきゃ、ってのは厳しいですね。個人的にはPCIバスこそふさわしい製品だと思っています。
EDIUS上から使えるソフトエンコーダは、ビットレート指定と画質指定が存在してます。
ただ画質指定の設定はたかだか5種類前後で、そことコンパチなのかなという感じです。
InterBEEに行けたらもろもろ確認したいところですね。
基本的にはコンパチになるでしょうね。でも、ある程度調整できれば5種類もあれば十分なんですね。