※今回の記事は、"MediaCoder"というソフトを日ごろ使っていない人間が考えた、かなり強引な手法を用いています。よく理解されている方は、「うわ~こりゃひどいもんだ。でもまぁこいつだからしょうがないか」などと生あたたかい目で見てあげてください。
さて、わたしの東京でやることと言えば、東京でしか放送していない番組を地方で保存・視聴できるようにするというもの。昨年からはこの録画形式に、ワンセグを使っていたのですが、さすがに画質は悪く、ほとんど動いていないシーンならともかく、少し動きの多いシーンになると画面が崩れ、何が映っているのかさえわからなくなります。もちろん画面内の文字を読み取ることなどほぼ不可能。なので、さすがにイマイチ、いやそれ以下。現在はそれとDivXでアナログ放送を録画できるPX-TV432Pを併用しているのでまだいいのですが、アナログがダメになってしまえばデジタルに頼るしかありません。が、TSではサイズが大きすぎ、ワンセグは画質がちょっと悪すぎ。その中間はないのか! と言いたくなります。もちろんレコーダーならAVC圧縮して録画できる機種もたくさんあるのですが、パソコンとなると、選択肢はほとんどありません。しかも、その全てが規制に屈服した、不自由状態での録画ばかり。自由な形での録画となると、BonDriver対応の機種にはありません。まぁパソコンでの自由な形態なので、HDDさえたっぷりあればいい、エンコードがしたいのなら後でカット編集しながらやればいいという考えが普通ですし、わたしのようにダウンロードするからエンコードした形態でHDDに置きたいという需要は少なくて当然でしょう。
と、今までは嘆いていたのです。ところが、コメントで「MediaCoderをTvRockと連動させて自動的にエンコードするやり方がWikiにある」という情報をいただいてしまいました。それならば、TS生とワンセグの中間的な録画ファイルを自動的に作ることも夢ではありません。この状態を確立することが、今回の大きな目的の一つです。
まずはTvRockを用意しなければなりません。何日か前に「うまくいかない」というエントリーを書いたのですが、これ、どうやらTvRockとこっちのHDUSのドライバかBonDriverの相性が悪いのか、最近のTvRockだとうまくいかないだけのようです。なので、バージョンを0.9r12まで戻すことで、無事安定動作させることが出来ました。もう少し後のバージョンでも動くかも知れませんが、今回はこのバージョンを前提に書きます。
基本的なTvRockにおけるMediaCoderの連動方法は、MediaCoder@Wiki TvRockとの連携にほとんど書いてあります。そのうち、公開されている二つ目の、スクリプトを活用する方法を使いました。下準備として、MediaCoderの設定を行います。エンコード形式を"プリセットとして保存"で保存しておき、そのファイル名をスクリプトに書き込むことで、場合によっては複数のエンコードスタイルを使い分けることも出来ますが、MediaCoderでは一種類のエンコードスタイルしかとらないのなら、作った形式を"現在の設定で保存"しておき、基本設定としておけば、常にその設定でエンコードしてくれます。
フォーマットはH.264を、コンテナはmp4を選びます。オーディオはNero encoderにしました。選ぶと自動的にダウンロード先を教えてくれるので楽です。メアドを入れる必要がありますが、適当でいいでしょう。
H.264はx264になるのですが、CPUがさほど強力でないので、時間が掛かってしまいます。普通はそれでもいいのですが、今回のバージョンのTvRockは、"録画終了後"と"終了後コマンド"では、"録画終了後"を優先する性質があります。なので、こちらとしては都合のいい自動エンコード→休止のようなスタイルにはなってくれません。逆になってしまいます。また、作業途中で休止状態に入ることにより、エンコードがほぼ確実に失敗します。それを回避する方法は後で書くとして、少しでも早くエンコードが終わるに越したことはありません。H.264を高速でエンコードする、となるとSpursEngineですが、生憎と対応していません。なので、今回はGeForce9800GTを使い、CUDA H.264を使うことにした。気をつけることは、MediaCoderの左下のタグの”ビデオ"の最下段、"エンコーダ"の右の自動選択をはずし、エンコーダをCUDA Encoderにしておくこと。自動選択だとx264が優先されてしまいます。モードはVBR・50にしておきました。こんなもんで十分です。また、"画像"タグからリサイズを行うことにしました。サイズは720x480、アスペクト比hが"keep_dar"のままです。SpursEngineならばリサイズは行わないほうが高速なのですが、CUDAはリサイズを行って小さくしたほうがエンコードが高速で終わる性質がありますので、縮めた方がいいのです。また、ダウンロードのためにもファイルサイズは小さい方がいいので、リサイズは都合がいいのです。720x480にしたのはわたしの趣味ですが、元がよければこれで十分キレイですから。
で、どの程度の速度で終わるのでしょうか。まず、Athlon64x2 4200+だと、エンコードのfpsが大体28fpsくらいです。そこそこ早いですが、CPUの占有率が常に100%から落ちず、CPU能力が足を引っ張っているのが分かります。なので、初代Phenom 9350eに交換してみたところ、約40fps、CPU占有率も40%程度まで落ちました。TsSplitterの時間を入れると実時間とほぼ同等から少し遅いくらいですが、多分GeForce9800GTではこれが限界でしょう。CPUとのバランスはちょうどいい具合です。
ダウンロードの手段ですが、やはりOrbを使うことにしました。NASによるネット配信だと、一度こちらからアクセスできなくなったら、もう終わりです。が、Orbは設定しだいで再接続も可能です。さらに、動画ファイルを遠距離から削除することも出来る(TSはダメ)など、利点も多いのです。
欠点としては、パソコンが起動していないとアクセスできないところですが、そこは工夫で。ます、わたしが主にアクセスする時間(仕事が終わってすぐ程度)になると、TvRockから"番組情報取得スケジュール"が毎日立ち上がるように予約を入れておくのです。こちらは"録画終了後"を"何もしない"に設定します。これで、別のスケジュールなどで休止等しない限り、パソコンは付けっぱなしになります。この間にアクセスして、ダウンロードを行うわけです。なお、この時間帯よりしばらく後の時間に入る予約は、コマンドの"自動エンコード"は行っても休止などには突入させないようにあらかじめキーワード予約を設定しておきます。
そして、一番遅い時間帯になる番組の自動エンコードが、おそらく終わっているだろう早朝に近い時間帯に、やはり毎日予約で"番組取得スケジュール"を一分間だけ行い、その終了後に再起動を自動的に行わせます。TvRock0.9r12には"録画終了後"に"再起動"がないので、"終了後コマンド"から再起動させます。自動エンコードを作った要領で
再起動:shutdown -r -t 0
というものを作りました。これを、先の1分スケジュールの終了後コマンドとして使います。それで再起動が行われます。また、若干余裕をみて先のスケジュールの終了から5分後にまた"一分番組取得スケジュール"をやり、"録画終了後"から休止状態に入らせるわけです。
なんでこんな面倒なことをやるかというと、MediaCoderはそれなりに重いソフトのため、時々再起動をしてやらないと、OSの動作が不安定になると思われるからです。一日一回もやれば、多すぎるくらいでしょう。さらに、MediaCoderは起動時にFirefoxを立ち上げ、最新バージョンをチェックにいくように作られています。MediaCoder@Wikiに書かれている回避方法は最近のバージョンでは使えません。もちろん、それでも、最初に読みに言ったときにブラウザに表示される画面下方「この画面を表示しない」というようなメッセージ(うろ覚え)にあるラジオボタンにチェックを入れ、そこにある「Start MediaCoder」ボタンをクリックして起動させる、これを一度やればもう開かなくなりますが、向こうの気が変わって強制ブラウザ起動が繰り返されないとも限りません。これを強制再起動でクリアしてしまうわけです。あ、Firefoxも複数のタブが開いているとデフォルトでは全部閉じるか、保存してから閉じるか聞いてきますが、"今後表示しない"にチェックをいれ、(保存せずに"終了"の方を常時選ぶようにしておいてきました。
また、立ち上がった際にTvRockで自動的にコマンドが実行される、"SU:"で以下の項目を追加しました
SU:del "[録画ファイルの保存してあるフォルダのパス]*.ts"
SU:del "[録画のためのスクリプトtaskenc.vbsが入っているフォルダのパス]taskenc.lock"
最初の一行は、録画したtsやTsSplitterで分離したts、はたまたエンコードに失敗したtsなどをまとめて削除するコマンドです。後でウダウダするより、後腐れなくしたかったので。もちろん、tsのまま保存しておきたいファイルは、あらかじめ
copy "%1" "D:¥hinan"
などとして、別フォルダに避難させておきます(なお、¥が全角になっていますが、本来はもちろん半角で入れます)。なお、アップロード側のPCのメディア拡張子に.tsを登録してやれば、遠距離から削除することも可能です。昼間から夕方にかけてやる番組などは、仕方がありません、当面はtsのまま別のフォルダに入れて、録画終了後即休止状態に入ります。その映画などが多いので、後で回収した方がよさそうですし。
ここで最後の問題があります。もちろん例の"違法化ダウンロード"の問題です。"違法ダウンロード"ではありません、"違法化ダウンロード"です。著作権団体などは、ダウンロードをまんまと違法化させたのを皮切りにさらなる規制の強化や無茶な要求をもくろんでいます。その一環が、用途・条件に関係なく、ダウンロードしているファイルが著作権がらみのものであれば自動的にダウンロードを停止するようにせよ、とプロバイダに通達しているというものです。これだと、わたしのように完全な個人利用・私的目的のものまで一緒に扱われ、ダウンロードできなくなってしまいます。もちろんその権利者の心の奥底には
「自分たちに金にならない著作物の活用は、合法だろうと違法だろうと関係なく規制で取り締まるか追徴課金の対象」という、例の発想が強く根付いています。しょせんは"録画補償金のための記者会見"に"パソコンに録音された音楽の曲数を、合法非合法一切の区別無く、しかもニコ動のアンケート結果を全部のユーザーに当てはめた上での類推を行い"、「これだけの被害が出ている」と主張するような連中ですから。Orbを使うと、仮にダウンロード出来なくても自分で使うために録画したファイルをストリーミング配信して視聴することが出来ます(tsは登録すれば可能なものの、重すぎて非実用)。ストリーミングは違法化ダウンロードの範疇に入りませんので、規制することが出来ません、問題なく視聴できるはずです。
かくして、ウチの東京番組視聴計画も第二段階に入りました。個人的には、せっかくのデジタル放送、レコーダー側がP2P技術などでお互いの受信放送を配信し、全国どこからでも予約録画が出来る、なんていう形態が実現するのが一番だと思っているのですけど。
さて、わたしの東京でやることと言えば、東京でしか放送していない番組を地方で保存・視聴できるようにするというもの。昨年からはこの録画形式に、ワンセグを使っていたのですが、さすがに画質は悪く、ほとんど動いていないシーンならともかく、少し動きの多いシーンになると画面が崩れ、何が映っているのかさえわからなくなります。もちろん画面内の文字を読み取ることなどほぼ不可能。なので、さすがにイマイチ、いやそれ以下。現在はそれとDivXでアナログ放送を録画できるPX-TV432Pを併用しているのでまだいいのですが、アナログがダメになってしまえばデジタルに頼るしかありません。が、TSではサイズが大きすぎ、ワンセグは画質がちょっと悪すぎ。その中間はないのか! と言いたくなります。もちろんレコーダーならAVC圧縮して録画できる機種もたくさんあるのですが、パソコンとなると、選択肢はほとんどありません。しかも、その全てが規制に屈服した、不自由状態での録画ばかり。自由な形での録画となると、BonDriver対応の機種にはありません。まぁパソコンでの自由な形態なので、HDDさえたっぷりあればいい、エンコードがしたいのなら後でカット編集しながらやればいいという考えが普通ですし、わたしのようにダウンロードするからエンコードした形態でHDDに置きたいという需要は少なくて当然でしょう。
と、今までは嘆いていたのです。ところが、コメントで「MediaCoderをTvRockと連動させて自動的にエンコードするやり方がWikiにある」という情報をいただいてしまいました。それならば、TS生とワンセグの中間的な録画ファイルを自動的に作ることも夢ではありません。この状態を確立することが、今回の大きな目的の一つです。
まずはTvRockを用意しなければなりません。何日か前に「うまくいかない」というエントリーを書いたのですが、これ、どうやらTvRockとこっちのHDUSのドライバかBonDriverの相性が悪いのか、最近のTvRockだとうまくいかないだけのようです。なので、バージョンを0.9r12まで戻すことで、無事安定動作させることが出来ました。もう少し後のバージョンでも動くかも知れませんが、今回はこのバージョンを前提に書きます。
基本的なTvRockにおけるMediaCoderの連動方法は、MediaCoder@Wiki TvRockとの連携にほとんど書いてあります。そのうち、公開されている二つ目の、スクリプトを活用する方法を使いました。下準備として、MediaCoderの設定を行います。エンコード形式を"プリセットとして保存"で保存しておき、そのファイル名をスクリプトに書き込むことで、場合によっては複数のエンコードスタイルを使い分けることも出来ますが、MediaCoderでは一種類のエンコードスタイルしかとらないのなら、作った形式を"現在の設定で保存"しておき、基本設定としておけば、常にその設定でエンコードしてくれます。
フォーマットはH.264を、コンテナはmp4を選びます。オーディオはNero encoderにしました。選ぶと自動的にダウンロード先を教えてくれるので楽です。メアドを入れる必要がありますが、適当でいいでしょう。
H.264はx264になるのですが、CPUがさほど強力でないので、時間が掛かってしまいます。普通はそれでもいいのですが、今回のバージョンのTvRockは、"録画終了後"と"終了後コマンド"では、"録画終了後"を優先する性質があります。なので、こちらとしては都合のいい自動エンコード→休止のようなスタイルにはなってくれません。逆になってしまいます。また、作業途中で休止状態に入ることにより、エンコードがほぼ確実に失敗します。それを回避する方法は後で書くとして、少しでも早くエンコードが終わるに越したことはありません。H.264を高速でエンコードする、となるとSpursEngineですが、生憎と対応していません。なので、今回はGeForce9800GTを使い、CUDA H.264を使うことにした。気をつけることは、MediaCoderの左下のタグの”ビデオ"の最下段、"エンコーダ"の右の自動選択をはずし、エンコーダをCUDA Encoderにしておくこと。自動選択だとx264が優先されてしまいます。モードはVBR・50にしておきました。こんなもんで十分です。また、"画像"タグからリサイズを行うことにしました。サイズは720x480、アスペクト比hが"keep_dar"のままです。SpursEngineならばリサイズは行わないほうが高速なのですが、CUDAはリサイズを行って小さくしたほうがエンコードが高速で終わる性質がありますので、縮めた方がいいのです。また、ダウンロードのためにもファイルサイズは小さい方がいいので、リサイズは都合がいいのです。720x480にしたのはわたしの趣味ですが、元がよければこれで十分キレイですから。
で、どの程度の速度で終わるのでしょうか。まず、Athlon64x2 4200+だと、エンコードのfpsが大体28fpsくらいです。そこそこ早いですが、CPUの占有率が常に100%から落ちず、CPU能力が足を引っ張っているのが分かります。なので、初代Phenom 9350eに交換してみたところ、約40fps、CPU占有率も40%程度まで落ちました。TsSplitterの時間を入れると実時間とほぼ同等から少し遅いくらいですが、多分GeForce9800GTではこれが限界でしょう。CPUとのバランスはちょうどいい具合です。
ダウンロードの手段ですが、やはりOrbを使うことにしました。NASによるネット配信だと、一度こちらからアクセスできなくなったら、もう終わりです。が、Orbは設定しだいで再接続も可能です。さらに、動画ファイルを遠距離から削除することも出来る(TSはダメ)など、利点も多いのです。
欠点としては、パソコンが起動していないとアクセスできないところですが、そこは工夫で。ます、わたしが主にアクセスする時間(仕事が終わってすぐ程度)になると、TvRockから"番組情報取得スケジュール"が毎日立ち上がるように予約を入れておくのです。こちらは"録画終了後"を"何もしない"に設定します。これで、別のスケジュールなどで休止等しない限り、パソコンは付けっぱなしになります。この間にアクセスして、ダウンロードを行うわけです。なお、この時間帯よりしばらく後の時間に入る予約は、コマンドの"自動エンコード"は行っても休止などには突入させないようにあらかじめキーワード予約を設定しておきます。
そして、一番遅い時間帯になる番組の自動エンコードが、おそらく終わっているだろう早朝に近い時間帯に、やはり毎日予約で"番組取得スケジュール"を一分間だけ行い、その終了後に再起動を自動的に行わせます。TvRock0.9r12には"録画終了後"に"再起動"がないので、"終了後コマンド"から再起動させます。自動エンコードを作った要領で
再起動:shutdown -r -t 0
というものを作りました。これを、先の1分スケジュールの終了後コマンドとして使います。それで再起動が行われます。また、若干余裕をみて先のスケジュールの終了から5分後にまた"一分番組取得スケジュール"をやり、"録画終了後"から休止状態に入らせるわけです。
なんでこんな面倒なことをやるかというと、MediaCoderはそれなりに重いソフトのため、時々再起動をしてやらないと、OSの動作が不安定になると思われるからです。一日一回もやれば、多すぎるくらいでしょう。さらに、MediaCoderは起動時にFirefoxを立ち上げ、最新バージョンをチェックにいくように作られています。MediaCoder@Wikiに書かれている回避方法は最近のバージョンでは使えません。もちろん、それでも、最初に読みに言ったときにブラウザに表示される画面下方「この画面を表示しない」というようなメッセージ(うろ覚え)にあるラジオボタンにチェックを入れ、そこにある「Start MediaCoder」ボタンをクリックして起動させる、これを一度やればもう開かなくなりますが、向こうの気が変わって強制ブラウザ起動が繰り返されないとも限りません。これを強制再起動でクリアしてしまうわけです。あ、Firefoxも複数のタブが開いているとデフォルトでは全部閉じるか、保存してから閉じるか聞いてきますが、"今後表示しない"にチェックをいれ、(保存せずに"終了"の方を常時選ぶようにしておいてきました。
また、立ち上がった際にTvRockで自動的にコマンドが実行される、"SU:"で以下の項目を追加しました
SU:del "[録画ファイルの保存してあるフォルダのパス]*.ts"
SU:del "[録画のためのスクリプトtaskenc.vbsが入っているフォルダのパス]taskenc.lock"
最初の一行は、録画したtsやTsSplitterで分離したts、はたまたエンコードに失敗したtsなどをまとめて削除するコマンドです。後でウダウダするより、後腐れなくしたかったので。もちろん、tsのまま保存しておきたいファイルは、あらかじめ
copy "%1" "D:¥hinan"
などとして、別フォルダに避難させておきます(なお、¥が全角になっていますが、本来はもちろん半角で入れます)。なお、アップロード側のPCのメディア拡張子に.tsを登録してやれば、遠距離から削除することも可能です。昼間から夕方にかけてやる番組などは、仕方がありません、当面はtsのまま別のフォルダに入れて、録画終了後即休止状態に入ります。その映画などが多いので、後で回収した方がよさそうですし。
ここで最後の問題があります。もちろん例の"違法化ダウンロード"の問題です。"違法ダウンロード"ではありません、"違法化ダウンロード"です。著作権団体などは、ダウンロードをまんまと違法化させたのを皮切りにさらなる規制の強化や無茶な要求をもくろんでいます。その一環が、用途・条件に関係なく、ダウンロードしているファイルが著作権がらみのものであれば自動的にダウンロードを停止するようにせよ、とプロバイダに通達しているというものです。これだと、わたしのように完全な個人利用・私的目的のものまで一緒に扱われ、ダウンロードできなくなってしまいます。もちろんその権利者の心の奥底には
「自分たちに金にならない著作物の活用は、合法だろうと違法だろうと関係なく規制で取り締まるか追徴課金の対象」という、例の発想が強く根付いています。しょせんは"録画補償金のための記者会見"に"パソコンに録音された音楽の曲数を、合法非合法一切の区別無く、しかもニコ動のアンケート結果を全部のユーザーに当てはめた上での類推を行い"、「これだけの被害が出ている」と主張するような連中ですから。Orbを使うと、仮にダウンロード出来なくても自分で使うために録画したファイルをストリーミング配信して視聴することが出来ます(tsは登録すれば可能なものの、重すぎて非実用)。ストリーミングは違法化ダウンロードの範疇に入りませんので、規制することが出来ません、問題なく視聴できるはずです。
かくして、ウチの東京番組視聴計画も第二段階に入りました。個人的には、せっかくのデジタル放送、レコーダー側がP2P技術などでお互いの受信放送を配信し、全国どこからでも予約録画が出来る、なんていう形態が実現するのが一番だと思っているのですけど。
今のところはそこまでやっているわけではないので、大丈夫でしょうが、将来的には必要になるかも知れないですね。そうなると当然対策されるでしょうけど。
>2010-03-10 11:07:24さん
アニメ用だと、それが有名らしいですね。確実なエンコードとなるとそれもいいのですが、予約録画やTSファイルの削除となると、やや不安ですね。
>通りすがりの三十路さん
単なるメディアとしての運用はあきらめたと思っていたのですが、あくまで録画メディアとしての動きがあったのは嬉しいですね。
BDへの移動は・・・たぶん無いかも。なにせメディアに書いたら、永久に出せないがデジタル放送ですから。自由化できればいいんですけどね。
>boil up hardさん
わたしはOrbはあくまで録画済みの番組の視聴・ダウンロードとしてしか使ったことないですね。
BSは・・・チューナー付けっぱなしで、S端子入力のキャプチャーに繋いでOrb配信、とかしかないのでは。HDは多分無理なので。
>jungさん
TvRockで指示を出す方法は、休止とかにならない限り、前のエンコードが終わるまで待ってくれます。それでも全自動となると、最後は割り切りが必要に
なりますけど。
>N.Shim@さん
わたしもCUDAダグのインターレース解除でやっておいたのですが、あれ以上は速度が上がりませんでした。どこか設定にミスがあったかな? どっちにしても、今東京にいないので、当分再設定は無理ですけど。
>aetosさん
かなり無謀な試みですね。そっちよりも共聴施設の方が気になったので、そっちを中心に記事を書いて見ました。
地デジ:アナログ一時停波し警鐘 政務官が検討指示
http://mainichi.jp/life/electronics/news/20100310k0000m040079000c.html
私の場合、SD解像度の場合は640x480、ピクセル比4:3(画面比ではない)でエンコすることが多いです。ピクセル比4:3は地デジの1440x1080でも使われている値でMP4でも正規対応している感じなので、PSP等で再生しても、ちゃんと16:9で再生されます。
私の環境はPhenom X4+GeForce8800GTで、krmmk3さんのGeForce9800GTとSP数が一緒です。
今、1920x1080のアニメソースを640x480・ピクセル比4:3、ABR 2000kbpsでエンコードしましたが、53.5fpsでした。VBR 100の場合で55.0fpsですね。
krmmk3さんのエンコード結果より速いですが、これはCPUの差とは限りません。
krmmk3さんはエンコード時にデインタレースをCPU処理していませんか?
(1)[ビデオ]タブでCUDAを選択後、右側の[CUDA]タブでインターレス除去のチェックボックスをOnにする。
(2)[画像]タブの[エフェクト]ボタンで表示されるウィンドウで、インターレス除去を[無効]にし、[適用]ボタンで適用してから、[OK]ボタンでウィンドウを閉じる。
これで、CUDAでデインタレースします。
2ちゃんのMediaCoderスレの書き込みを読んでいると、CUDAでのデインタレースは不評なのですが、私の環境では問題ないように思われます。
(これと比べたら、BadaboomのSD解像度時のデインタレースの方がよっぽどヒドイ)
私の環境でもCPUでデインタレースするよりCUDAに任せる方が高速です。
それと、私が試している範囲ではMediaCoderのCUDAのVBRは、100を選んでも期待するほど画質が上がりません。ソースによって異なるかもしれませんが、私の感覚ではABR 1500kbps位の画質に感じます。ABRでは、これよりビットレートを上げれば画質もまだ良くなるので、ABRやCBRを試してみてはどうでしょうか。
1点心配で、まだ手作業でやってます。
自動エンコードかけてる間に次の番組の録画が始まっても大丈夫かってことです。録画が優先して処理されるならいいのですが、どうなのでしょう。
モバイル(LOOXU/hpPDA)でスカパー視聴の為に使用してたアナログTVキャプチャカード&Orbが使えなくなり、古いPen4/2.26 GHzからなかなか卒業できず、試行錯誤していましたが、玄人志向のKRTV-7131/LとOrbの古いバージョンの組み合わせで何とかCorei7・920で楽に屋外からのCS視聴が可能になりました(Pen4ではTV送信時にCPUの使用率100%)。後はなんとかBS17を視聴&録画できる日が来ることを祈ってます(抜け道ありませんか?)
アイ・オー、日立「Wooo」で録画した番組をPCで再生できるiVDR-Sアダプタ
iVDR陣営の思い切ったアクションが始まりましたね
最終的にはBDへの書き出しも睨んでいるとは思いますし、後々の動きが気になりますね
おかげで運用前と比べて見るアニメが増えてしまって消化しきれません(笑)
この際、こちらも最大限の反抗として
SSL通信を使ってプロバイダに何を通信してるのか感知されないようにしてはどうですか?(笑