今回の東京行きは割りとスケジュールスカスカなので、今日はぶらりと新宿まで散歩に行ってきました。目的はもちろん作られたばかりのTOHOシネマズ新宿の象徴、ゴジラの頭を観にいくことです。
と、言っても本日はあいにくの曇り空。途中でポツリポツリと雨も降り出しましたが、大降りになる前に一通り済ませましょう。まずは歌舞伎町へ。昔とは違う、とは言ってもいまなお如何わしい雰囲気のお店が左右に闊歩する街。ゴジラをみせに子どもを連れて行きたいお父さんがそれを憚ってしまう空気がなお充満しています。わたしは当然そんなもの軽くスルーし、かつ迷いながらようやくたどり着きました。

うーん、やっぱりタブレットの写真機能じゃこんなもの。せめてデジカメ持ってくれば良かったのですが、持ってないんですよねぇ。この位置この角度が一番ゴジラを収めやすいんですが、どうしてもビルの上にゴジラの頭がポツンとあるようにしか見えません~実際そうなんですから仕方ないですが~。もうちょっと下のビルが見えず、かつ他の建物の合間に隠れるようにゴジラがぬっと頭を見せる、そんな画を探したのですが土地勘のないわたしには全く見つけることが出来ず。
ゴジラが新宿を訪れた作品といえばまず思い浮かぶのが1984年度版「ゴジラ」。今は無き"カメラのさくらや"の看板が象徴的なシーンがあります。現在は建物はそのままビックカメラになっていますが、残念ながらこのシーンは合成でありまして、追ってももう一つ面白くありません。84ゴジラのミニチュアシーンは有楽町に力が入っていて新宿はどこかも良く分からないビル街の真ん中しかミニチュアシーンがないんですわ。「ゴジラ2000ミレニアム」も同傾向。
ゴジラin新宿といえばなんと言っても1991年度作品の「ゴジラVSキングギドラ」。わたしごときが製作者の心中を勝手に察して語るのもなんなのですが、おそらく「ゴジラとキングギドラが新宿都庁で戦うというクライマックスを最初に設定してそこからストーリーも何もかも逆算しながら作った映画」だと思います。だからこそ当時のバブル経済がそのまま拡大し続け経済力を武器に世界一の強国となった日本と、その逆に繁栄におぼれ怪獣に滅ぼされた取るに足らない日本という二つの未来が用意されたストーリーとなり、当時「タックスタワー」と揶揄された超巨大建造物、新宿都庁がその分岐点の象徴として二大怪獣の戦場となったのです。第一作「ゴジラ」のときは劇中の国会シーンで「バカ野郎」の言葉が飛び交ったことからも分かるように所謂「バカ野郎解散」などで政治不信が起こっていた時期でもあり、それゆえ政治の象徴である国会議事堂を破壊したシーンでは観客から喝采が起こった劇場もあったようです。しかも第1作のゴジラは身長50mなのですがそれでは国会議事堂に対して小さいため、100m扱い、つまりミニチュアが1/25から1/50に変更になっています。同様の不信の象徴だったろうタックスタワーを破壊する「ゴジラVSキングギドラ」でもミニチュアは1/50で作られた100m扱いとなっており、やはりさまざまな面から見て第1作を一番踏襲したゴジラはVSギドラだなぁと感心してしまいます。しかも、新宿都庁の造形はミニチュアと言っても信じられないほど巨大であり、破壊してしまうことを前提として作ったとは思えないほど精密に出来ています。前作「ゴジラVSビオランテ」が思ったほどのヒットにならなかったことを考えるとあまりにも思い切った特撮であり、「なにかなんでもヒットさせる」という強い思いがひしひしと伝わってきます。今なら合成でチョチョイとごまかしてしまうだろう技術には到達しておらず、かつ特撮スタッフに油が乗り切っていた人材がそろっていた時代だからこそ出来た、もう二度と出来ない特撮。しかも怪獣同士の対決を昼間の市街地で行うというのもテレビではよく行われていましたが映画でやるのは非常に珍しく、かの円谷時代でも避けられた演出なのです。考えれば考えるほど無謀な挑戦で行われたあのクライマックスを見事やってのけた川北特技監督はやっぱりすげぇ人だわ。その分のしわ寄せがチャンピオンまつり張りの原野対決になってしまった第一ラウンドに来ている気はしますが・・・。でも新宿決戦とは雰囲気の異なる肉弾戦主体のバトルは良かったからいいか。
いかん、余計な話が長くなりました。そういうわけでゴジラで東京といえば都庁は欠かせないわけです。

ボイーンと収めてきました。いまどき都庁の写真を撮りに近くまで行く、なんてのはわたしくらいなんでしょうねぇ(^^;) 映画の決戦場となったのはもう少し先の同時に立てられた分館に囲まれたゾーンなんですが、なるべく近くまで歩いていってきました。そこに差し掛かると頭の中で勝手にキングギドラのテーマやキンゴジのメインテーマをアレンジしたバトルマーチしか考えられなくなるとかなり病気です。もちろんわたしは都庁近辺にいる間中、テーマが消えることはありませんでした。
ゴジラヘッドを窓から眺められるホテルの専用ルームもあるそうですね。一度泊まってみたいものです。
と、言っても本日はあいにくの曇り空。途中でポツリポツリと雨も降り出しましたが、大降りになる前に一通り済ませましょう。まずは歌舞伎町へ。昔とは違う、とは言ってもいまなお如何わしい雰囲気のお店が左右に闊歩する街。ゴジラをみせに子どもを連れて行きたいお父さんがそれを憚ってしまう空気がなお充満しています。わたしは当然そんなもの軽くスルーし、かつ迷いながらようやくたどり着きました。

うーん、やっぱりタブレットの写真機能じゃこんなもの。せめてデジカメ持ってくれば良かったのですが、持ってないんですよねぇ。この位置この角度が一番ゴジラを収めやすいんですが、どうしてもビルの上にゴジラの頭がポツンとあるようにしか見えません~実際そうなんですから仕方ないですが~。もうちょっと下のビルが見えず、かつ他の建物の合間に隠れるようにゴジラがぬっと頭を見せる、そんな画を探したのですが土地勘のないわたしには全く見つけることが出来ず。
ゴジラが新宿を訪れた作品といえばまず思い浮かぶのが1984年度版「ゴジラ」。今は無き"カメラのさくらや"の看板が象徴的なシーンがあります。現在は建物はそのままビックカメラになっていますが、残念ながらこのシーンは合成でありまして、追ってももう一つ面白くありません。84ゴジラのミニチュアシーンは有楽町に力が入っていて新宿はどこかも良く分からないビル街の真ん中しかミニチュアシーンがないんですわ。「ゴジラ2000ミレニアム」も同傾向。
ゴジラin新宿といえばなんと言っても1991年度作品の「ゴジラVSキングギドラ」。わたしごときが製作者の心中を勝手に察して語るのもなんなのですが、おそらく「ゴジラとキングギドラが新宿都庁で戦うというクライマックスを最初に設定してそこからストーリーも何もかも逆算しながら作った映画」だと思います。だからこそ当時のバブル経済がそのまま拡大し続け経済力を武器に世界一の強国となった日本と、その逆に繁栄におぼれ怪獣に滅ぼされた取るに足らない日本という二つの未来が用意されたストーリーとなり、当時「タックスタワー」と揶揄された超巨大建造物、新宿都庁がその分岐点の象徴として二大怪獣の戦場となったのです。第一作「ゴジラ」のときは劇中の国会シーンで「バカ野郎」の言葉が飛び交ったことからも分かるように所謂「バカ野郎解散」などで政治不信が起こっていた時期でもあり、それゆえ政治の象徴である国会議事堂を破壊したシーンでは観客から喝采が起こった劇場もあったようです。しかも第1作のゴジラは身長50mなのですがそれでは国会議事堂に対して小さいため、100m扱い、つまりミニチュアが1/25から1/50に変更になっています。同様の不信の象徴だったろうタックスタワーを破壊する「ゴジラVSキングギドラ」でもミニチュアは1/50で作られた100m扱いとなっており、やはりさまざまな面から見て第1作を一番踏襲したゴジラはVSギドラだなぁと感心してしまいます。しかも、新宿都庁の造形はミニチュアと言っても信じられないほど巨大であり、破壊してしまうことを前提として作ったとは思えないほど精密に出来ています。前作「ゴジラVSビオランテ」が思ったほどのヒットにならなかったことを考えるとあまりにも思い切った特撮であり、「なにかなんでもヒットさせる」という強い思いがひしひしと伝わってきます。今なら合成でチョチョイとごまかしてしまうだろう技術には到達しておらず、かつ特撮スタッフに油が乗り切っていた人材がそろっていた時代だからこそ出来た、もう二度と出来ない特撮。しかも怪獣同士の対決を昼間の市街地で行うというのもテレビではよく行われていましたが映画でやるのは非常に珍しく、かの円谷時代でも避けられた演出なのです。考えれば考えるほど無謀な挑戦で行われたあのクライマックスを見事やってのけた川北特技監督はやっぱりすげぇ人だわ。その分のしわ寄せがチャンピオンまつり張りの原野対決になってしまった第一ラウンドに来ている気はしますが・・・。でも新宿決戦とは雰囲気の異なる肉弾戦主体のバトルは良かったからいいか。
いかん、余計な話が長くなりました。そういうわけでゴジラで東京といえば都庁は欠かせないわけです。

ボイーンと収めてきました。いまどき都庁の写真を撮りに近くまで行く、なんてのはわたしくらいなんでしょうねぇ(^^;) 映画の決戦場となったのはもう少し先の同時に立てられた分館に囲まれたゾーンなんですが、なるべく近くまで歩いていってきました。そこに差し掛かると頭の中で勝手にキングギドラのテーマやキンゴジのメインテーマをアレンジしたバトルマーチしか考えられなくなるとかなり病気です。もちろんわたしは都庁近辺にいる間中、テーマが消えることはありませんでした。
ゴジラヘッドを窓から眺められるホテルの専用ルームもあるそうですね。一度泊まってみたいものです。
もういっそ、開店休業の店や空き地だらけのお台場の方にハリボテ作ってくれた方が良かったのかも。
やはり、デジ一と高倍率ズームでないと思い切り寄れません。
遠くからだと、目や口の中の造形頑張っているのがわからず勿体ない。
http://www.dmm.com/rental/iroiro/-/detail/=/cid=nr_01981a/
日程が決まっていれば、借りるという手もあるのだが、そろそろ運動会シーズン?なので...
新宿と言えばピカデリー、7周年がどうのとメールがきていたけど、
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/05/news096.html
どこの路線の時刻表だ(゜Д゜)
でもやっぱりスマホのでは距離に無理が。w
別に撮影していた人達はやはりスマホが多かったですが都心らしく大きなカメラの人もけっこう居ましたね。
新たなランドマークタワー、みたいにデンとあった方が観光する側としてはうれしいんですけどね。お台場はいいかも。一度ゴジラは行ってるし。弟がデジカメマニアなんで「サブでいいから貸してくれ」って頼んだんですけど断られちゃったんです。無理やり持ってくればよかった。
すげぇ、本当に時刻表にしか見えない(^^;)そこまでしてアニメ上映しなくてもいいじゃん。
>arpusさん
この間出た雑誌にそういうちょっと引いた画でのゴジラ写真が結構のっていたんで、マネしたかったんですけど難しいです。
都会ならカメラマニアも多い? そこまでしたい気持ちはよくわかります。
普通に見えるそのままと言うのも田舎の人間にはそれでいい写真だと思いますね ありのままと言う感じで
単純に観光で記念撮影用に大きなカメラを持っている人もいるし、マニアとまでは言わないと思うけど休日だとミラーレスや一眼を日常撮りで持ち歩いている人もけっこういますね。比較的ご年配の方に多いかな?
http://imgur.com/Qtvmd5K
以前あげたコレで200mm弱 APS-Cなので35mm換算で300mmくらい。キットレンズなので、それほど大きくはない。
スマホやコンデジだと広角よりなので24mmとか28mmなので、遠くの物を取るのは不利ですね。
(見たままだと50mmになるので、より遠く見えてしまう。)
昔はカメラといえば、地方のカメラ屋では高かったので、オートフォーカスのコンパクトカメラでも、さくらや やヨドバシに
父に連れられて買いに行ったものです。故に銀座と並んで、新宿もカメラの街というイメージが未だにあります。
ゲームの垂れ幕のせいでその宣伝にしか見えず、イマイチな写真になっちゃいました(^^)今回はこれでいいです。次リベンジ。
>arpusさん
若い人だと性能二の次でスマホカメラしか使わないんでしょうね。ウチのお客さんでもデジカメ関連でも年配の人が多いし。
>Beepさん
まぁゴジラのイメージとしては銀座と新宿ですからそこを差し置いてお台場というわけにもいかないんでしょう。
今回のような被写体だとこのくらいアップで撮りたいですね。タブカメだと広角になりすぎで。
さくらや・ヨドバシが拮抗していたころはカメラ屋さんでしたね。もはやなんでカメラを名乗るのか分からない量販店になっちゃいましたが。元凶はファミコン扱ったせいだと聞きますがはてさて。