録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

povo2.0利用感続、欠点編

2023-02-28 21:35:38 | モバイル機器
マイブーム(死語)なモバイル通信の熱があるうちにいろいろやっておこうと、生まれて初めてスマホ決済による買い物に挑戦してみました。支払いはau PAY、買い物先はコンビニエンスストアのローソンです。言うまでもなく、この組み合わせで買い物を500円以上すると3日間使える300MBがもらえるためです。チャージしてしまったお金がほったらかすにはもったいないというのももちろんあります。これを決意するまで数日、さらにコンビニごときで買い物するのに無茶苦茶緊張してしまいました。なにせスマホ決済なんて他人がやっていることすら見たこともありません。わたしはあまり買い物をしない、原則現金主義というのもあるでしょうが、地元じゃそれほど普及してないのもありそうです。本当にまともに買い物ができるのでしょうか、そしてちゃんとクーポンが発行されるのでしょうか、あらかじめ申し込みはしてあるつもりですが・・・。
購入は最低500円必要、ということで当初はギリギリ500円強程度に抑えるつもりだったのですが、確実に500円を超えさせようとちょっと余計に買ったために結果900円ほどになってしまいました。そしてレジの人にスマホのau PAYの画面を見せ、「これで支払えますか?」と聞くと「えーっと・・・はい、大丈夫ですよ」と少し時間を空けて回答が返ってきました。やはりau PAYで支払う人は少ないのでしょうか。ローソンだとこちらがバーコードを出してあちらのリーダーで読み取る方式。そのバーコード画面を出そうとすると・・・。思ったより読み込み待ちが長い・・・。気まずい時間。ローソンはほかのコンビニと違い、いまだにフリーWiFiを設置し続けているのでこういう時はありがたいとそちらで通信したのですが、どうもあまり速くないみたいですね。正直一度決済アプリを閉じてやり直そうかと思ったくらい時間がたってようやくバーコード画面が登場し、スキャンしてもらって無事終了。なんとか終わったことにほっとするとすぐに決済完了メールが。これが24日のこと。で、28日になって300MBのクーポンが届きました。期限は4月15日までで、一か月半くらいは有効なんでしょうか。わたしは使い放題以外のpovoの使い道は世間は平日・わたしは休日な日の12~13時のmineoの「ゆずるね。」タイムに外食に出た際に通信することであり、その日数は月に1~2回程度なのでこれを多くて月に2回程度行えばその時間に通信できる環境が作れるわけですね。まぁたまにはジャンクなおやつもいいものですし。

povo2.0、基本料金0円でこうしたパケットの追加が行える点は良いのですが、若干困った点もあることを使い続けることで実感してきたので、今回は若干マイナス面で語りたいと思います。

・思ったより速くない
※これはあくまでわたしの環境の話です。地域によって事情は異なります。
先日午後11時ごろ、使い放題クーポンを利用して4G5Gの速度を二日にわけて測ってみたのですが

4G 下り50.24Mbps/62.04Mbps 上り31.24Mbps/27.43Mbps
5G 下り63.56Mbps/58.80Mbps 上り25.41Mbps/28.33Mbps

4Gはバンド3につなげています。一番安定した速度が出るバンドではありますが、だからと言って大差ないどころか5Gが負けることもあるというくらいで、5Gちゃんと使えてるのか? と疑ったくらいです。ただ、別の時間で下りが97Mbpsになったこともあるので地元でも5Gが全く効いていないということはなさそうですが、少なくとも夜は毎回この調子です。
とはいえ、これだけ出れば体感速度は十分以上に速いわけですが、午前10時ころ、モバイルPCでテザリングを試していたところ、極端に遅くなったことがありました。速度を測ると1Mbpsを切る低速! ひょっとして速度制限にひっかかった? と思ったのですがスマホを見るとアンテナが1本しかたってません。もちろんバンドは42です。こんなに弱いのに無理して42につなげないで欲しいわ、といったん機内モードにしてつなぎなおすとプラチナバンドの18に切りかわり、なんとか20Mbpsは出ました。速度制限ではなかったようです。AUはつながるバンドが豊富な代わりに速度の遅いバンドでもつなげようとするのでこういう極端な速度が出ることもしばしばあるのは難点です。

・使えない機器がある
au系のSIMは互換性に難があり、4GSIMは5G対応機器では使えず、5GSIMは4G機器では使えないという欠点があります。同じau系でもpovo2.0はそうしたことはないはずなのですが・・・。少なくともうちの4G機スマホ、普段mineoのDプランを使っているPOCO X3 NFCはダメで、APNの選択はもちろん入力項目さえ消えてしまい、入力もできなくなるどころか後入力したドコモSIM向けAPN設定まで消えてしまい、SIMを戻した設定を一からやり直すハメになってしまいました。じゃぁ5G対応機にしておかないとダメか? というとそんなこともなさそうで、povoの公式サイトの動作確認機器の一覧には5Gが使えない端末の名も見られます。また、古い端末はのきなみダメでしたが最近のタブレットであるUAUU T30はAPNさえ入れればpovo2.0は動作しましたので、au対応を謡っていれば動く可能性は高そうですが、そうでなければ一か八かになりそうです。ドコモSIMなら最悪バンド1さえ使えればたいてい動くのですが、auは無難な機種を選ぶのが正解なようです。
さらにちょっと困るのがモバイルWiFiルーター。AU側ではpovoをモバイルWiFiルーターに入れて動かすことは推奨していないようで、原則動作確認しているのはスマホかタブレットです。なので無難な機種がなく、動くかどうかやってみないと分からないのです。au対応を謡っている機種なら動く可能性は赤そうですが、正直少ない気がします。おまけにせっかくのルーターなら5G対応がいいかな、とか思うとかなり高額なものになってしまいます。
ただ、わたしが持っているGalaxy 5G Mobile Wi-Fi、 SCR01はpovo2.0が動きました。一時はファームウェアによってauSIMが使えなくなり、形を変えたSIMロックだと言われたSCR01ですが、あれはあくまでバグだったらしく、現在のフェームウェアならば動作可能になっています。最初に挿した時はアンテナがたたなかったので「やはりダメ?」と一瞬あせったのですが、これはそれまでmineoのドコモSIMを使っていた設定で動かそうとしたからで、APNを当ててやればアンテナはたち、WiFiでつなげることでネットにつなげることができました。もちろん5Gも動きます。しかもpovo2.0のAPNは入力した覚えがないのにあったので、最初から入っていたみたいです。SCR01はサービスモードを利用すれば細かい設定ができ、SIMの挿入がスマホとほぼ同じトレイ方式なので出し入れがしやすく、povo2.0のSIMを差し替えて使うには最適な一台です。最近少しずつ値段が上がっていますが、それでも最新機種よりは安いので欲しい人は早めに。
追記:
この時はアンテナが立っただけで満足していたので気が付かなかったのですが、WiFi接続で他モバイル機器をインターネットにつなぐことができません。SCR01は中身はスマホであるため、povo2.0のテザリングの際に必須項目であるdun入力がAPNで入っていないとWiFiテザリングが使えず、かつ入れることもできないためだと思います。USBテザリングならできますので、最悪ノートPCでUSBテザリングし、かつそのノートPCのWiFi機能を使ってホットスポットを作れば他のモバイル機器をつなぐこともできますが、au回線そのものならともかくpovo2.0はSCR01だとUSBテザリング専用機にしかならないと思った方がいいでしょう。
後日もう一度試したら、ちゃんとWiFi経由で通信できました。アップデートがあったのか、この時たまたまだったのか・・・・。とにかく今は使えますので訂正します。すみません。

と、良いところも欠点も見えてきました。まぁ両方あるだけ面白い存在だ、ということです。実用性だけでなくしばらく楽しむこともできそうです。
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