録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

今更M.2SSDを初めて組み込んでみた

2019-04-20 13:29:55 | 意味なしレビュー
※今回の話はあくまでわたしの環境&個人的感想であり、客観的事実を書いたものではありません。あらかじめご了承ください。

現在自分で組み立てるPCで使う起動用ストレージは、すでにM.2SSDである、という話はよくネットに上がっています。すでにSSDに使うフラッシュメモリの速度はSATAでは追いつかず、PCI-Expressの4xくらいないと性能を引き出せないからというのもあるでしょうが、ネットに熱心にPCのことについて書き込むユーザーが主にヘビーなゲーマーであり、PC内部に巨大なCPUクーラーやグラボを装着するにあたってSATAのや電源のケーブルすら邪魔であり、M.2SSDならそれだけで済む、ということでM.2SSDに交換したことを情報として発信しているというのもあるでしょう。ただ、わたし個人としては今までM.2SSDに関してはよい印象がありませんでした。わたしが使っているRyzen1700のマザーについているM.2SSDは構造的にオンボード増設されているSATAと排他利用になっており、M.2SSDを使うとSATAが二つも利用不可能になってしまうからです。起動用のSATAのSSDが不要になることを考慮に入れてもマイナス1です。一つでも多くのSATAでHDDを積みたいわたしとしてはSATAの数が減るというのは受け入れがたく、それならSATAでいいや、と思って今日に至っています。が、先日PCのマザーボードを入れ替えた際にマニュアルを読んでいると、なんと最近のマザーはSATAとM.2が排他利用になるのはM.2でSATA接続のSSDを使った場合の話で、PCI-Express接続のNVMeのSSDを使えばSATAコネクタを減らさずに済む、つまり起動用SATAのSSDを大容量のHDDに交換して一台多く積んで容量を増やすことができる、ということになるのです。まぁ先日バカ騒ぎしたIntel系は大きなタワー型ケースに入れてますからHDD一台くらいでガタガタ言わなくてもいいんですが、小型ケースに入れているAMD用マザー、PRIME B450M-A(前にB450M-Kって書きましたけどAの間違いでした。KはHDMIがなくてメモリスロットの少ない廉価版です。すみません)ではその意義は小さくありません。今はSSD1+HDD2+DBでやってますが、これをM.2SSD+HDD3+BDに変更し、より録画や動画保存ができるようになるわけです。と、いうわけで先日の休日に地元量販店まで行ってM.2SSDとHDDを買ってきました。アマゾンとか使わなかったのは、ポイントが余ってるからです。ちなみに購入したのは970 EVO Plusの250GB版。これしか売ってなかったからです。後で調べたら、割と新し目で性能もよい部類に入ってそうですし、間違ってはいなかったと思います。注意点はSATA接続のM.2も存在すること。今はこれを使うと内蔵のSATAと排他になるのが一般的だそうで、B450M-Aだと水平SATAの5と6が使えなくなってしまいます。今の環境では使ってないですからどちらでもいいんですけどね。比べると値段は高めですがNVMeが無難みたいです。

取り付けは苦戦しました。M.2は前述したとおり自分で取り付けるのは初めてだったのですが、メモリとかはさんざん取り付けた経験があるのでなんとかなるだろ、と高をくくっていました。が、「SSDの大きさに合わせてスペーサーをまず取り付ける」→「SSDを少しナナメ上に差し込む」→ネジ止め、という工程を踏むのが正しいのに、ついSSDを先に装着してスペーサーで抑え込もうとしてSSDのへこみにスペーサーを喰い込ませてしまい、後で外すのに苦労したり。まぁ調べずにやったわたしが悪いんですが。それに、M.2用のネジっててっきりM.2のパッケージとかについてくるものかと思っていたのですが、無いものなんですね。基本的にマザーの付属のものを使うもので、単品販売もあまりされていないとか。SATAケーブルなんかもマザー付属のものは「検証用」扱いで普通に使うには別売りのSATAケーブルを使うべき、と教えられてきたわたしにはマザー付属のものしか原則ないのは違和感あり。おまけに通常のPC組み立てはインチネジがほとんどでたまにミリネジにする程度なのに、M.2に使うネジはそれらとはくらべものにならないほど小さいのでドライバも普段使ってる100均で買った太いやつでは間に合わず、かと言って仕事で使っている精密ドライバでは小さすぎるので、久々にドライバセット引っ張り出すはめになりました。正直このネジの、小さい+予備がない+斜めに跳ね上がるM.2SSDに付ける、という組み合わせは怖いです。締め方が浅くてSSDの跳ね返りでネジが飛んでしまったら・・・という最悪の現象を防ぐためにかなり注意が必要でした。なにせわたしは並よりずっと不器用ですから、こんな小さいネジだと穴に合わせるだけでも大変です。まぁ最悪アマゾンで買うことはできるみたいですけど、ちょっと割高だし。

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で、ちょっと苦戦しながらM.2SSDを取り付けた後、PCの電源を入れてBIOSで確認したところ、M.2が「Empty」になっていてビビりましたが、あくまで「SATAのM.2」がEmptyという意味で、NVMeのM.2はちゃんと認識されていました。あとは今までの起動ディスクからクローンとしてコピーするだけ。BIOSがそうなっているのか、M.2SSDにOSが入ると自動的にM.2SSDから起動する設定になっていました。
・・・・・・・・・うーん、正直体感速度は上がってないです。SATA接続の数倍の速さ、からイメージしてOSの立ち上げもあっという間に終わる、かと思っていたのですが、それほど変わった印象はありません。理由を考えますと

可能性1.Ryzen5 2400Gでは性能を引き出せない
APUは基本的に内蔵GPUを利用することを前提に設計されているためにCPU直結のPCI-Expressのレーン数が少なく(単体と比べると16→8)なっています。旧型のAPUのように最高速度が半減するほどではないでしょうが、単体CPUのRyzen比で能力が落ちている可能性はあります。もっとも、それでもSATAより格段に上にはなるでしょう。
可能性2.HDD積みすぎ
起動の際にはSSDからメモリにデータを読み込むだけではなく、他にもいろいろ確認しています。特に3台も積んだHDDをいちいち確認しながら起動しているためそのアクセスが遅く、足を引っ張っている可能性は十分あります。
可能性その3.もともとこんなもん
おそらくベンチマーク上は速くなっているでしょうが、各種初期設定に掛かる時間まで加えるといろいろ複雑化し、OSの読み込みが格段に速くなったくらいじゃもう体感起動時間は変わらない、ってことなんじゃないでしょうか。そういえば導入したばかりの2200GE搭載PCもM.2だけど目に見えるほど起動は速くないと思ったわけだし。

ベンチマークで一喜一憂するならともかくまだSATAとNVMeの違いがはっきり分かるほどストレージ以外の速度が追い付いていない、ってことなんでしょう。M.2SSD内部とか、M.2SSD同士のファイルコピーでもやれば全然違うのでしょうが、その条件で巨大ファイルをやり取りすることはありませんし。M.2SSDの速度をフルに使う使い道が今手元にありません。
一方、HDDの速度はいい加減キツくなってまます。HDDの入れ替えをするために旧ディスクから新ディスクへのファイル移動とかやると、ヘタすればそれだけで一日作業になります。そのたびにSSDならもっと早く終わるかなぁ、そっちにしたいなぁと妄想してしまいます。それも不可能ではないでしょう。ただ数TB当たり前のHDDと比べるとSSDはサイズが小さいし容量あたりの単価も高いので現在ではとても完全な入れ替え対象にはできないってことです。いずれファイルの保存もHDDではなくSSDになる時代を迎えるために、今は使い道なくともSSDが進歩するのはいいことだと思います。今回は、HDDの搭載数が増えただけでも有意義でした。

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8 コメント

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Unknown (Beep)
2019-04-21 00:21:40
憶測でしかありませんが、高速なNVMeのSSDは負荷によりかなり発熱するようです。
発熱すればCPUと同じく熱による破壊を防ぐために速度を低下させます。
CrystalDiskInfoなどで温度を確認してはいかがでしょう。
発熱による速度低下であれば十分な冷却(エアフロー)を確保するしか方法がありませんね。

速度はどの程度出ているのでしょうか、CrystalDiskMark で確認をお勧めします。
お求めになられたSSDであれば3000MB/秒以上は出る物だと思います。

内蔵HDDを多く搭載したいと言うことであれば
https://www.thanko.jp/product/6600.html
ポートマルチプライヤカードで分岐させてしまうのもアリでしょう。
Intelと違ってAMDならばポートマルチプライヤで問題がでることも少なそうです。

HDD間のファイル移動はエクスプローラで行っていますか?
Fire File Copyで高速設定だと倉庫用のHDD、最近のWD青でも140MB/秒くらいは出ています。


Unknown (emanon)
2019-04-21 11:15:34
 編集でキャッシュ読込はどうですか?

  起動はメモリーのレイテンシの低い物を使ってもHDDの確認速度など短縮出来て早くなります 性能は誤差程度しか変わらないらしいですけどね

一番良くなった所はWin更新が早くなるそんな所かなと 
Unknown (krmmk3)
2019-04-21 18:42:13
>Beepさん
まぁあくまで体感速度ですから。ケース内部はスカスカで筐体ファンによる風通しもいいですし、電源オフ状態からのOSの起動くらいではそれほど発熱しないと思います。
サンコーレアモノ、すげぇ(^^;)今回使ったPCは筐体がそもそも小さめでディスクを搭載するベイの方が足りないんです。BD諦めて5インチベイ2個使って3台HDDが詰めるマウントとか使う手もありますが、まぁ今の編成が無難でしょう。
ファイルの移動ですけど、なにせ4TB→8TBとかが最近の移行状況ですので、どうしても時間がかかっちゃうのです。

>emanonさん
多分OSのインストールとかは早くなるんでしょうけどね。わたしが当初期待していたのは起動のロゴとグルグルの表示が数秒もないくらいあっという間に終わるとかだったので、期待しすぎただけなんでしょう。
Unknown (emanon)
2019-04-22 23:41:22
 使わない機能をUEFI側から停止させ 高速起動の項目があれば可能かなとも思います  最終的にはやっぱりドライブは最小限にとかでしょうか外付けでも早い規格は有るはずですし

私もWin10 出たばかりの時のままにしてあるキャプチャPCはコア2Qなのに起動だけは凄い早いのに(レイテンシの低いメモリーという事も有りますけどね) アップデートを繰り返した編集PCは… おっそい 最近は溜まったアップデートを全力で進めるだけのPCとなりつつある   

なのでメモリー注文したのですがまだ届かなくて 連休入る前に届けばいいな
Unknown (krmmk3)
2019-04-25 00:07:04
>emanonさん
多分本文にも書いたHDDと、それら周辺機器のせいなのかも知れません。ただ、それがPC利用の目的なのでそれを外して高速化を優先する気はないです(^^;)
メモリ自体の速度でそれほど変わる気はないのですけど、容量はやはり別ですね。Core i7のほう、16GBもいらないかな、と思っていたんですが、やはり若干レスポンスが違う気がします。
Unknown (emanon)
2019-04-26 20:44:52
 メモリーの出荷連絡が来ていましたので と ふらふらとネットを見ていましたら  たぶん期待値としてはこうなんだろうなと言う動画を見つけました 

良い動画ですね 気分が上がりますw
Windows 10 と Windows 7 の新旧自作PCで対決してみた!【起動時時間編】
https://www.youtube.com/watch?v=CsIuQHFLpDY

Unknown (emanon)
2019-04-26 21:57:50
 何となくさらに起動についてみて回ったら思い出しました 

なんてこったHDD抜差しを頻繁にするのでWindows10側の高速スタートアップを切っていたのを思い出しました アップデートが遅いのでメモリーを買換えたのは間違いではないのだが…  
Unknown (krmmk3)
2019-04-29 01:29:16
>emanonさん
8の双子(だっけ?)はどこへ行った?まぁCPU性能が桁違いなのでああなるのは必然でしょうね。ウチのPC並みに余計なものも積んでいたみたいだし。
高速スタート有効にするとBIOSが早めに終了しますからだいぶ違いますね。

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