景気の良いときなら許されたことが景気の悪い今は許されない。
または、笑い話で済むことが済まされない。
些細なことが些細なことで終わらない。
言葉尻ひとつで受け止める側の印象もガラリと一変する。
言った側にそんなつもりがなくてもである。
不景気は人の心も不景気にしてしまう。
ゆえに接客には細心の注意が必要である。
以前とあるお客様に教えてもらった話を紹介しよう。
そのお客様はとある自動車販売業の社長さんである。ある日外注に出していた車がヤ○セディーラーから戻ってきたときの話だ。
車を確認した際にその社長さんは座席に1枚の用紙が置いてあることに気付いた。
その用紙はチェックシートだった。
メカニックは整備するにあたり、シートポジションをずらしたり、ルームミラーの位置を変えたり、とどうしても作業上整備し易いように変えてしまうものだ。
そして一応は元に戻しておくものだが、メカニックも人間である、忙しいとついつい位置を戻し忘れることもある。
そのチェックシートはそのようなケアレスミスがないようにチェックするためのものだったのだ。
チェック項目に続き文面には作業には細心の注意を払っているけれども万一あればご容赦のほどをとあり、整備に携わった担当者のサインで終わるのである。
その社長さんはさすがはヤ○セさんだと気配りの細やかさに感動されたそうである。
というのも以前社長さんは悪気なくシート位置を戻し忘れたことがありお客さんと小さなトラブルになった経験をお持ちだったのだ。
過去の反省と今後のサービスUPに役立つ経験となったに違いない。
これを他の整備工場さんにも紹介しようとこの話を教えてあげたところ、その整備工場さんは
「ヤ○セは高いから当たり前だよな」
という反応だったそうだ。どう感じるかはその人の志ひとつである。
が、このエピソード皆さんはどうお感じになるだろうか。
また、とあるT系ディーラーのマネージャーさんがおっしゃっていた話、
メカニックはボトルをツールに変えたホストと同じである、と。
言わずもがな、ホストといえば接客のプロ中のプロである。
ただ作業をすればいいだけじゃない、顧客を満足させる接客が出来てはじめてサービスが完成するということだ。
そういえばディーラーでは整備部門のことをサービス部門と呼んでいるが、これもただの偶然ではあるまい。
日々お客さまと商談しながら色々なお話を伺うことが出来るのはとても有難いことだ。
ならばその話をまた他のお客様に紹介してあげよう、そう思っている。
人の血が通ったサービスって素晴らしいと感じています。
SNAP-SHOT!
かなりスナップオンも充実してきたんじゃないでしょうか?の藤田くん。
若いのに挨拶もしっかりしてるし、とても好青年なんです。
そんな藤田くん、今日はスナップオンレンチの501ことXBMシリーズを御買い上げ頂きました!
遂に伝説のタケカワ店長を継ぐ者が出現!
よっちゃんのこの表情を見よ!山ちゃんもクリビツな白目剥きポーズだ!
トルクスソケットセットを買っちゃいましたね。
若いのに旧車大好きおーぎくん!
ストレートメガネを12-14mmしか持ってなかったのが幸いでしたのXDHRM604を御買い上げ!
何せこのセットには10、13、15、17mmとスナップオンディーラー泣かせなサイズ展開なのです。
中々売れずに棚の肥やしになりそうなところを運命のように持っていってくれました(感謝)!!!
お願いだから返品しないでね(爆)
それではまた!
| Trackback ( 0 )
|