レッドグランパ公式ブログ
SNAP-BLOG



おはようございます。SNAP-BLOGのお時間です。

台風19号の影響、報道でも凄い事になってますが、皆さん大丈夫だったでしょうか。

ここ最近(に始まった事ではないのですが)、災害報道を見てて、元大手ゼネコン社員だった経験を踏まえて感じる事を書いて見ようと思います。

日本は地震をはじめとして(一説によると世界中の地震の2割がなんと日本で起こるのだとか)、とにかく天災の多い国でございます。

人は天災がやってくる事自体は抗いようがありませんが、その被害を未然に、もしくは最小限に食い止める事は出来るはずです。

昔、上司に聞いた事があるんです。それは阪神大震災の報道の真っ只中でした。高速道路の陸橋がなぎ倒され家屋が倒壊してる光景を目の当たりにした時に、土木建築構造物の耐震強度設計は全て確率論に基いてるんだよと。

要するに50年に一度の災害を想定した強度設計にするのか、100年に一度の強度設計にするのか、もっと極端な事を言えば1000年に一度の災害をも想定して作れば絶対に倒壊しないという訳です。

もちろんそこにはコスト(予算)というものが必ず障害となってきますから、そういう理由もあって、ここはこの辺りでいいだろうとか大人の線引きが出来てしまうのであって、だけど理論的には天災による被害を最小限に食い止めるという事は実は充分に可能なんですよね。

毎年のように九州、中国地方で夏の水害による被害が報道されますが、水害なんてものはほとんど人災だと僕は思っています。予算をつけて治水事業(ダム建設や沿岸堤防工事)をしっかり計画立てて施工さえしていれば水害はほぼ防げます。

そこに大人の事情で予算をつけないから水害を防げないのです。ただそれだけです。

それを毎年報道でいつも通り大変だ大変だと被害をただただ報道してるだけで、じゃあどうすればいいのかって議論は全くありません。

震災も同じです。耐震強度の問題もありますから一時災害は防げないにしても、二次災害は防げます。

台風15号による電柱の倒壊からの停電も、例えば、電柱地中化工事を早くから進めていれば、そもそも倒壊の心配もありません。

倒壊するから停電も起きますし、真冬など季節によっては停電が人命にかかわる事もあるわけです。また倒壊した電柱が障害となって人命を救助出来ない、食料を配給出来無い事もそうでしょう。

だから予算をつけてくれればいいのです。ただそれだけ。

僕がゼネコンにいた頃と比べて、いま建設土木公共事業はおそらく半分以下になっていると思います。民主党政権時代は「コンクリートから人へ」をスローガンに公共事業が縮小されました。「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」と言っていた政治家もいました。

無駄を削れ、無駄を削れ。

俺たち国民が苦労してるのに政府が無駄使いしてるのは許さない。

とにかく無駄は悪という空気が世の中に蔓延しています。

そもそも無駄の定義って何でしょうか。

僕は無駄っていう言葉があまり好きでなく、無駄とは余裕の事だと解釈しています。

余裕のある公共事業が人々を安心出来る暮らしを支えてくれる。

余裕のある安定した公共事業の投資が地元の建設業者を維持(配置)してくれます。そしてここが大事な所なんですが、その地元建設業者がいざ災害となった時に、倒壊した構造物の撤去を誰よりも早く行ってくれるんです。

地元建設業者ですから地場の土地感にも明るいので自衛隊とも密な連携が取れる。結果二次災害も最小限に食い止められます。

無駄を削れ、無駄はけしからんとマスコミがこぞって公共事業を叩いた結果、地元建設業者は軒並み廃業となり、いざ震災になったら助けてくれるはずの建設業者はもういない。

全ては予算です。人命=コストです。

予算さえしっかりつけてくれればみんな安心して暮らす事が出来ます。

マスコミの皆さんには是非過去の反省に立って、災害報道の折には、公共事業の重要性、ひいては国家予算の配分に焦点を当てて、食い止められるはずの災害、失わなくてもいい人命とは何か、これを本当に訴えて頂きたいものです。

あ、だからといって間違っても、災害対策増税キャンペーンなんてヤメて下さいね。ほんと笑えなくなりますから。

SNAP-SHOT!


覚醒してしまった近川くん!
前回買い換えた箱の影響か、帰宅後はスナップオンのカタログを読み返しながら酒を飲むのが日課なのだとか!
おめでとうございます!完全に病気です笑!


竹ちゃん!
中古ながら大人のプレステ134を導入してくれました!
中古とはいえ、まだまだ健在なこのモデル
是非活躍して頂き、1234モデルは新品購入よろしくお願いします笑!


コンフォート宮森社長!
今回ヨーロッパ車診断機テクサアクソネ5導入です。
これでまた欧州車の整備に力を入れていけますね。
ありがとうございました!


ワークライトでスナップオンデビューの中原くん!
スナップオンバンの利点とは、
①わざわざ工具を買いに行く手間が省ける
②間違いの無い工具選びが出来る
③分割支払いが可能
そして何より
④モチベーションがUP
という事をご理解頂いた次第です。
こんごともよろしくお願い致します。


大井ちゃん!
チョウチンアンコウではありません!
新型のフレキシブルロングライトなら思った箇所をバッチリ照らしてくれる事でしょう。
ワークテーブル周りにも良いかもね!


翔平くん!
US限定の4107ストームグレーがとってもクールです。最初からウッドトップを付けておくってのもいい!
是非今のうちに本体とウッドトップをボルト留めして筐体強度アップもしておかれるとイイですよ!


最後は山本くん!
4210からKJP1422パワードロワー仕様に買い替えです。
最初は大きいと思ってた4210が、いつのまにか小さくなって、というのは良くある話。
これでまた楽しいスナップオンライフをと思ってましたが、工具の引越しを一緒にしてたのですが、あれ?思ってたよりスペースが余らないぞ?というのも良くある話でしたね(苦笑)。
またいつか買い換えの時はもちろん相談に乗らせていただきます!

それではまた!

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