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僕らの生活にかかせない存在の電気。この存在は新しいエネルギーが誕生しない限りその地位が揺らぐことはないと思う。

そもそも電気がエネルギー需要の上位を占める理由はその利便性に尽きるのではないか。

電気には主に3つの利点がある。

ひとつは暖められること。

化石燃料や天然ガスでも代用が効くが、電気だけでも勿論のこと暖めることが出来る。

ふたつめはアクセスだ。

前記の化石燃料や天然ガスは都度補給が必要であるのに対し、電気は人の手を煩わせることなく電力会社の電線によって各家庭に供給される。

3つめは貯蓄することが可能であるということ。

もちろん化石燃料や天然ガスでもタンクがあれば貯蓄は可能だが、電気の場合はバッテリーという存在が貯蔵という概念において一定の優位性が認められると思う。

これらのことから僕らの生活は電気に依存せざるを得ないほどに利便性に於いて他のエネルギーを圧倒するものがある、

それだけに今日社会的問題となっている原子力発電という存在に対する考え方が重要になるのではないか。

そこには推進ありきや反対ありきではない全日本的な議論が必要になると思う。

個人的にはいずれは原子力ではない別のエネルギー供給を考えなければならないと思うが、直ちに他のエネルギーに替わるわけでもなく、また電気に依存するとして発電方法が風力や火力などでどの程度まかなえるものか未知数だと思うし、今日まで築き上げた原子力技術を放棄するの勿体ないと考えています。

ゆえに、原子力発電をさしあたり安全なレベルに戻すと同時進行で新たな発電システムを構築するかまたはもっと別のエネルギー供給方法に力を入れてしかるのちに移行するのがベストだと思う。

人間一度便利に慣れるとなかなか以前の生活レベルに戻すのは難しいし、国民経済の観点からも後退はナンセンスに感じる。

別のエネルギー開発をするにせよ、新たな発電システムを構築するにせよ、公共的な資金が必要である以上、我が国は国家としての体力作りも同時進行させなければならない状況であるということに異論の余地はないはず。

原子力問題と国民経済は切っても切り離せない話なのだ。

だからこそ経済成長してあらゆることに対応出来る体力を作ることが肝要だと考えます。












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