誰かが見ている

長女のマナツがいよいよ明日から中学生になる。入学式だ。男の俺様は仕事があるからあまり子育てというか時間を割いてやれなかったが知らないうちに育っていたようだ。親はなくとも子は育つとは良くいったものである。実は俺様がスナップオンをはじめたときにこのマナツが生まれてきたのだ。その年の６月に俺様は開業し、２ヶ月後にマナツが生まれてきた。今考えてみれば俺様も随分と無茶なことをしたもんだ。あのまま会社に残っていれば大きな出世は望めなくともそれなりの生活は保障されていたのだから。そんなマナツもいつのまにか１２歳、つまりスナップオン宮脇も１２歳ということだ。改めてお客様に感謝である。例え小さな要望でも速やかに行動して対応するように心掛けなければならないと誓う。

先日も氷見市のお客様からソケット１個の問い合わせがあった。その日のルートに氷見市は入っていない。というか全くの別方向。電話をしてくるからには緊急というか早く欲しいに違いない。お客様もその日はスナップオンの巡回ルートにないことをわかってか、明日なら寄れないかという。しかし明日も氷見市のルートではないので、今晩遅くなりますがポストに入れておきます、と答えた。正直な話、ソケット１個の売り上げで山越えはキツイと思った自分がいた。そしてそんな気持ちになった自分がヤバイと思ったのだ。開業間もない頃の俺様なら二つ返事で直ぐに出向いたはずである。それくらいお客様からのわずかな注文が駆け出しの頃には有り難い。しかし１２年もやっていると何処か保身というか安定というか昔とは違う自分がいる。時間的対価を考えてしまったわけだ。慎まなければならないと思う。

日本人は他人にどう思われているか凄く気にする民族らしい。だから自分を律しようとする気持ちが働くのだろう。結果日本人は世界的にも道徳的に優れた国民性をもつに至る。自分も常にお客様が見ていると意識して仕事をしたいと思う。他人が常に見ている、という心構えが堕落や怠惰への抑止力に繋がるからだ。他人が万一見ていなくてももう一人の自分が見ていると思うことが大切なのだろう。簡単なことではないがふと明日入学式を迎えるマナツを見てそんなことを考えてしまった。そういう機会を与えてくれたマナツにも感謝！

ＳＮＡＰ－ＳＨＯＴ

北さん
メンバーの定番テスターでもある「ｉＭＥＴＥＲ５」ＳＡＬＥとともに購入されました。
もうすぐこの農機具業界も繁忙期ですからね。

舟谷くん
ペンシル型リューター（ＡＴ１０５４ＢＪ）とグライディングバー（ＶＷＢ７００Ｂ）を購入です。
この組み合わせ、新車担当のメカニックさんに人気です。
これ１本で穴開けから切断までいけちゃいますから当然といえば当然です。

世界の山ちゃん
ホワイトキャディをいつも綺麗に保ってくれて有難う。
今日はプライヤー類を３点補充していきました。

加賀屋くん
沼井先輩を見習って１８Ｖ電動インパクト＆ドリルＳＥＴをカード決済されました。しかも一括でしたよ。やるもんだ！

オグシュン
ディープソケットＳＥＴに最強やすり、フランクドライブコンビレンチとまとめて購入、あいかわらず勢いが衰えません。
普段から見てても凄く気持ちいい好青年です。間違いなく将来のエースだ！

それではまた！