Koyo劇

Koyo演や埼高演連西部B地区の活動のお知らせもしくは、旧Koyo劇顧問の戯言です。

昨日今日は、中央公民館でした

2013-10-27 21:54:16 | 日記・エッセイ・コラム

公民館まつりのリハーサルです

 昨日も今日も5団体のリハーサルでした。

 昨日は反響板の日、今日はプロセの日でした。

 昨日の昼、公民館近くの謎の飲食店に行きました。

 外から見たらとても営業しているようには見えない外観。

 なのに、時間になると品書きが掲示されます。

 これまで何度か迷って入りませんでしたが、

 昨日は時間があったのでついに意を決して訪れました。

 入るとカウンター席5つ。

 うち、座れそうな椅子は3つ、カウンターに荷物があるので。

 メニューはいろいろあるようでしたが、

 とてもチャーハンや餃子が作れる雰囲気ではなかったので

 450円のラーメンを注文。

 もちろん寸胴など、出汁を煮込むものはありません。

 それなのにラーメンを頼んだのは、

 それ以外の商品が出てくるように思えなかったのです。

 店内には生活臭漂う物ばかり。

 ご高齢のおばあさん1人で営業していました。

 数年前に購入したらしいドレッシングやチリソースが

 カウンターの上に未開封の状態で置いてあります。

 で、待つこと10分でラーメンは出てきました。

 インスタントを覚悟しましたが、ゆで麺でした。

 古くて堅い麺に醤油臭の強いスープ、チャーシューとナルトとネギ。

 5分で食べ終え千円札で支払うと、

 おばあさんはその千円札を持って出かけました。

 しばらくして戻ると手には清涼飲料水。

 おつりの百円玉を5つ並べて、

 「50円持ってない」と聞かれたので、

 ないと答えました。

 すると財布から10円玉を4つ、それ以上はないらしく困っていました。

 なので私は、並べられた540円受け取って

 「これでイイです」と言って店を出ました。

 おばあさんは申し訳なさそうにしていました。

 イエ、私が悪いんです、つまらない好奇心に負けてしまった私が。

 こんな近所に『リアリズムの宿(つげ義春)』があるとは!

 今年の正月に泊まった会津の宿で

 とっくに賞味期限が過ぎたヤクルトを出されて飲まないで放置していたら

 再度飲むように勧められた以来のリアリズムでした。