Koyo劇

Koyo演や埼高演連西部B地区の活動のお知らせもしくは、旧Koyo劇顧問の戯言です。

川越地区春季演劇祭に行ってきました

2010-05-01 20:56:30 | 日記・エッセイ・コラム

ぱげ郎、なぎ、1年生KYとOMとで

 川越の尚美学園大学へ行きました。

 会場は寒かったです。で、食堂やってませんでした。あと、モニターが足音も拾ってました。生声で勝負できないものでしょうか?今日の4校見る限り、勝負できたと思うのですが。

 川越総合『下界の果てまで行って恋い』ペルのアニメ声に部員は困っていました。音響大き過ぎ。3人の男女が三角関係と思いきやあやふやでメインストーリーはよく判りませんでした。ヒロシの男役は良かったです。ラベンダーにも見えない、あいまいな花壇は難。でも川総にはあるのかも知れません、ああいう花壇が。創作であってもパンフレットに作者名入れてください。

 川西『おもちゃは箱を飛び出して』以前どこかで見たことがある台本でした。さすが3年生ピエロの役者が良かったです。衣装もしっかり整え見やすかったです。役者が横に一列に並んでのやりとりが多いのが気になりましたが、それは台本のせいでもあります。終演後、顧問が一番いいできだったと話していましたが、内田先生が顧問になってからの作品では私が見ている中では一番のできだったかも知れません。衣装が充実しているだけで芝居に信頼をよせて見ることができるからでしょうか。

 武蔵越生『White Lie』2人芝居。男、良かったです。女の子がああいう役では決まって同じではありますが。観念的だけで、場面転換等ご都合主義だったけど、生徒創作としてはなかなかできていたと思います。僕は、怒鳴りすぎ。もっと繊細な芝居にチャレンジしてほしいです。パンフレットに学校名入れてください。

 星野『野田版、真夏の夜の夢』そぼろ良かったです。衣装も良かったけど、細かいとこの気遣いが足らないのが残念でした。テカるゴム長とか、ジーパンとか。なぜ、下手のプラットホームを長く作らなかったのか、上手のピンカッターの前を平気で通るとか、壇上の明かりを作らなかったのかとか。出はけの処理もいい加減でした。もともと入れ子状の台本だから1時間にテキストレジするのは無理な芝居ですね。

 で、4校見て西部B地区より充実しているように思いました。照明や音響、モニターマイクの影響を差し引いても。