Feel in my bones

心と身体のこと、自己啓発本についてとつぶやきを。

新宿/『ナポリのマラドーナ』/核実験のあと

2006-10-10 10:29:07 | 雑記
昨日。いろいろ考え事をしながら久しぶりに新宿に出る。ついたとたんに懐かしかった。夕方の新宿に来たのは、本当に何年ぶりのことだろう。

自分たちのころはどんなだったか、と考えているうちにもう「自分たちのころ」ではない、と思えて最初は少し淋しかったのだが、東口の紀伊国屋で本を読んでいるあいだにあっという間に没入してしまって驚いた。本屋の立ち読みで没入することなど、ここのところなかったのだ。

自分たちのころは、などという考えはそのまま消えてしまって、今もそこがちょうど自分のいるところ、まるで「客という備品」になっているような感じがした。

新宿はごちゃごちゃしているが、自由で、活気がある。人と人との距離が近いという感じだろうか。それが鬱陶しいときは鬱陶しいのだが、そのせいで元気になるときも確実にあるのだと思った。

北村暁夫『ナポリのマラドーナ』(山川出版社、2005)。イタリアワールドカップで、ナポリの民衆が、ナポリのチームの英雄であるマラドーナのいるアルゼンチンチームとイタリアチームのどちらを応援したか、という話をめぐってイタリアにおける南北問題を考えるというスタイル。非常に根が深いが、それだけに興味深いテーマを扱っている。

ナポリのマラドーナ―イタリアにおける「南」とは何か

山川出版社

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核実験問題。核実験を実行したということはもう確実だろう。おそらく続けて第2、第3の実験もやるのではないか。核を持つことで、朝鮮半島統一の主導権をとるつもりだという観測が、現実味を帯びてきたように思われる。韓国内の世論はどのように動いているのだろうか。核を持った以上、自分が主導権をとるべきだと金正日は主張するだろう。

制裁その他の動きが、北朝鮮をとことんまで追い詰めるところに行くのかどうか、まだ私にはよくわからない。この時点で日本ができる防御体制を、できる範囲で調えることは必須だろう。

昨日新宿に出かけるとき、東陽町の駅前で号外をもらった。裏面はデイリー読売の英語ニュースだった。英語の内容の方が詳しいのはなぜなんだろう。




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