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中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が拡大の一途!!日本も防疫や防衛対策を急げ!!

2020-01-23 00:00:00 | 防衛
中国で2002年に確認されたSARS以来の新型感染の大流行している、と言って良いでしょう。

日本政府も対策強化に力を入れています!!

1月21日、首相官邸HPは「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議」の題で次のように公開しました。

『令和2年1月21日、安倍総理は、総理大臣官邸で新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議を開催しました。
 会議では、新型コロナウイルスに関連した感染症への対応について議論が行われました。
 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「今般の中国武漢市における新型コロナウイルスに関連した感染症については、我が国でも、先週、武漢市に滞在歴のある方について、初めての感染が確認されました。
 現時点で、持続的なヒトからヒトへの感染が確認されている状況にはありませんが、中国では引き続き患者数が増加しており、一層の警戒が必要となります。

 このため、厚生労働大臣を始め、関係閣僚におかれては、本日決定した対応方針の下、検疫における水際対策の一層の徹底、国内で関連性が疑われる患者等を把握し、検査する仕組みの着実な運用、国際的な連携を密にし、感染症の発生状況等の情報収集の徹底などに万全を期してください。

 その上で、国民に対し、引き続き迅速かつ的確な情報提供を行っていくよう、よろしくお願いします。」』

警戒強化が必要なのは言うまでもありません。

作家でジャーナリストの門田隆将氏は同日、自身のツイッターで次のように手厳しく批判しました。
『新型肺炎への水際対策が緩すぎる。航空機での武漢からの入国者に症状に関する質問票を配布し、上海からの航空便でも発熱等の自己申告を促す機内放送を流す、と。中国人の良心に期待?米ではCDCが乗り出し、航空機ごと乗客を別室に通して検査。国家の安全への意識がまるで違う。』

また、自民党参議院議員の佐藤正久氏は、同日、自身のツイッターで次のように対策の強化を訴えました。

『昨年の春節時、中国から日本へ約70万人が訪日。武漢からだけで成田、関空、中部、福岡へのフライトがある。フェリーでの入国や人から人の感染もあるが、先ずは水際対策が鍵』

正に、まった無しの状況です!!
危機感を高め対策を進める必要性があります!!

一方で、発生源の中国は、特に指導部は相変わらずの「無視」「情報統制」「隠蔽」の体質のようです。
本当の危機感が無いとしか思えません!!

同日、zakzak by 夕刊フジが「中国・習近平主席に重大局面! 新型肺炎「武漢肺炎」が拡大の一途…懸念される隠蔽体質」の題で次のように伝えました。

『中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎で、4人目の死者が確認された。中国当局は発症者が218人とするが、患者数が1700人超という英研究チームの推計もある。習近平国家主席は「予防、制圧」を指示したが、24日から旧正月「春節」を控え、さらなる拡大も懸念される重大事態だ。

 中国政府は20日、新型肺炎が医療従事者14人にも感染したと明らかにした。中国の感染症研究の第一人者、鍾南山氏は国営中央テレビに「人から人に感染していることは間違いない」との見解を示した。
 国営メディアによると、武漢以外でも北京市で5人、広東省14人、上海市で1人の発症例のほか、四川、雲南、山東などで感染の疑いのある患者が見つかり、拡大に歯止めがかからない。

 英公立大「インぺリアル・カレッジ・ロンドン」の研究チームは、新型肺炎の患者が1700人超になる可能性があるとの試算を発表した。武漢国際空港の利用者数やウイルスの潜伏期間などから推計したという。

 世界保健機関(WTO)は、新型肺炎が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当するか否かの判断などを協議する緊急委員会を22日に開催すると発表。緊急事態宣言が出されれば、昨年7月のコンゴ(旧ザイール)でのエボラ出血熱以来となる。

 こうした事態を受け、習主席は、「全力で予防、制圧する」よう関係部門に指示した。中国の国家衛生健康委員会は19日に「各地に対して、検査を強化して患者の治療に全力を挙げ、病例や予防に関する情報を迅速に公開するよう求めた」と発表した。

 ただ、中国の衛生当局はこれまで一度も記者会見を開いておらず、当局による厳しい情報統制も敷かれている。武漢市当局も当初、「3日以降は新たな発症者が出ていない」と説明、市民には「感染拡大は収まった」との見方すらあった。

 中国事情に詳しい評論家の石平氏は、「新型肺炎は昨年確認されたにもかかわらず、指示を出す時期をすでに逸した。習氏の指示で、地方政府も患者数を発表せざるをえないが、正式な数字を隠蔽していた場合、隠し続けざるをえない。春節に合わせ、すでに人が動き始めており、阻止するには、鉄道網のストップや、各地での検疫などが考えられるが、物理的に不可能ではないか」とみる。

 メンツを気にしている場合ではなかった。』

中国は「面子の国」であり、「上に政策あれば下に政策あり」の国です。
そして、米中貿易戦争での交渉でも露骨に分かりますが、面子に関わる事になるとムキになって怒りだし、そして交渉が破綻、不利な状況に陥るのです!!
情報隠蔽体質の中国故に、避けられない悲劇が過去も現在も繰り返し発生しています。
大躍進運動、文化大革命、天安門事件、そしてSARS流行等、多くの重大事態も根は同じであり、政治の腐敗と隠蔽体質、無為無策が背景にあります。

正に、今回の新型肺炎でも同じ事が繰り返されています。
今回の相手は「新型コロナウイルス」であり、面子も何もあったものではない相手です!!


中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が拡大の一途!!
日本も防疫や防衛対策を急げ!!


1月21日、新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する関係閣僚会議で発言する安倍首相(中央)
出典:首相官邸HP



新型コロナウイルスの感染拡大を報じる、1月21日発行の夕刊フジ紙面
出典:こちら夕刊フジ報道部 ツイッター


追伸:

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