化学兵器を使用するまで激化しているシリア内戦では、悲惨な人道的被害すら発生しています。
それにも関わらず、米露両国は地政学的、国家戦略などの観点からシリア内戦への支援や介入を名目にしてミサイルの攻撃・迎撃試験実施の思惑も絡んでいます。
これが、冷酷な国際政治、国際軍事の現実なのです!!
この現実を直視・刮目しなければなりません!!
4月13日00時24分に産経ニュースが「【シリア情勢】ロシア、自国基地標的なら迎撃も 本音は「米との衝突回避」?」の題で次のように伝えました。
『【モスクワ=遠藤良介】シリアのアサド政権を軍事支援するロシアは、米国などが検討しているシリアへの軍事行動を見極め、その内容に応じて対処する構えだ。同国のロシア軍基地が標的とされた場合には、巡航ミサイルの迎撃や艦船への報復攻撃に踏み切るとみられている。
シリアの首都ダマスカス近郊での化学兵器使用疑惑について、ペスコフ露大統領報道官は11日、「でっち上げ」であり、「いかなる軍事行動の理由にもしてはならない」と述べた。ロシアはアサド政権を「シリアの合法政権」と位置づけており、米国などが軍事行動に踏み切った場合には「侵略行為」とみなして猛反発する可能性が高い。
ロシアは、シリア北西部ラタキア近郊のヘメイミーム空軍基地と西部タルトスの海軍基地を拠点にアサド政権を支援。迎撃能力を持つ地対空ミサイル「S400」や地対艦ミサイル「バスチオン」に加え、対艦ミサイルを発射できるスホイ戦闘機など推定20機以上の航空戦力を配備している。フリゲート艦からの巡航ミサイル発射も可能だ。
露軍のゲラシモフ参謀総長はこれまで、「露軍人の生命に脅威が生じる場合には、(飛来する)ミサイルにも運搬手段にも報復を行う」と発言してきた。露軍基地が標的となる場合には、米艦船などを攻撃することも辞さない構えだ。
シリアには露軍将兵が約2500人駐留していると推定されており、アサド政権軍の部隊に付いている軍事顧問も多い。
同時に、米国との本格的な軍事衝突は回避したいのがプーチン露政権の本音でもある。米国が昨年4月にシリア軍基地を攻撃した際と同様、ロシアに攻撃を事前通告するといった措置をとれば、表面的な報復にとどめるとの見方も強い。』
上記引用記事では、米露両国ではシリア情勢に介入する「危険ななれ合い」「暗黙の了解」が存在していることを示唆しています。
筆者の見解ではおそらく、その通りでしょう。
米露両国ともに、「新規・改良の対地ミサイル」「迎撃の対空ミサイル」等の「戦闘試験」を行いたくて仕方が無いのですから。
それを示唆する別の記事もあります。
4月12日20時02分にロイターが「シリア攻撃「すぐか、そうでもないかも」=トランプ米大統領」の題で次のように伝えました。
『[ロンドン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、ツイッターでシリアに対する軍事攻撃の可能性について、「すぐかもしれないし、全くすぐではないかもしれない」と述べた。また、「シリア攻撃がいつ実施されるかは決して言わない」と書き込んだ。』
米露両国はシリア内戦への支援や介入を名目にしてミサイルの攻撃・迎撃試験実施の思惑あり!!
当然の事ながら、米露両国は「軍事力の増強や近代化」に取り組んでいる現実を直視・刮目せよ!!
日本時間の4月10日、米国ワシントンのホワイトハウスで閣僚会議を開催するトランプ大統領(中央)
出典:トランプ氏自身のツイッター
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4月13日00時24分に産経ニュースが「【シリア情勢】ロシア、自国基地標的なら迎撃も 本音は「米との衝突回避」?」の題で次のように伝えました。
『【モスクワ=遠藤良介】シリアのアサド政権を軍事支援するロシアは、米国などが検討しているシリアへの軍事行動を見極め、その内容に応じて対処する構えだ。同国のロシア軍基地が標的とされた場合には、巡航ミサイルの迎撃や艦船への報復攻撃に踏み切るとみられている。
シリアの首都ダマスカス近郊での化学兵器使用疑惑について、ペスコフ露大統領報道官は11日、「でっち上げ」であり、「いかなる軍事行動の理由にもしてはならない」と述べた。ロシアはアサド政権を「シリアの合法政権」と位置づけており、米国などが軍事行動に踏み切った場合には「侵略行為」とみなして猛反発する可能性が高い。
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上記引用記事では、米露両国ではシリア情勢に介入する「危険ななれ合い」「暗黙の了解」が存在していることを示唆しています。
筆者の見解ではおそらく、その通りでしょう。
米露両国ともに、「新規・改良の対地ミサイル」「迎撃の対空ミサイル」等の「戦闘試験」を行いたくて仕方が無いのですから。
それを示唆する別の記事もあります。
4月12日20時02分にロイターが「シリア攻撃「すぐか、そうでもないかも」=トランプ米大統領」の題で次のように伝えました。
『[ロンドン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、ツイッターでシリアに対する軍事攻撃の可能性について、「すぐかもしれないし、全くすぐではないかもしれない」と述べた。また、「シリア攻撃がいつ実施されるかは決して言わない」と書き込んだ。』
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出典:トランプ氏自身のツイッター
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