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緊縮策を否定した国民投票結果を反古にするギリシャは朴槿恵大統領率いる韓国と同じだ!!

2015-07-12 07:31:17 | 報道/ニュース
本ブログでも再三指摘してきましたが、極左政権であるチプラス首相率いるギリシャが、7月5日の国民投票で緊縮策を否定されたにも関わらず、EUとの交渉で緊縮策を受け入れるデタラメ極まりない変節漢ぶりには、衆愚政治にどっぷりつかっていたギリシャ国民も呆れているようです。

ロイターが7月11日午前に次のように伝えました。
『ギリシャ議会は11日未明、チプラス政権が新たな財政改革案に基づき債権団と交渉することを圧倒的多数で承認した。コンスタンドプールー議長やラファザニス・エネルギー相ら一部の最左派の与党議員が支持しない姿勢を示したが、親欧州連合(EU)野党が賛成に回った。

採決結果は定数300人のうち賛成251、反対32、実質的棄権が8、欠席が9だった。』

一方、産経新聞が7月11日昼に次のように伝えました。
『財政危機に陥るギリシャの国会(定数300)は11日未明(日本時間同日午前)、政府が金融支援を受けるため欧州連合(EU)側に提出した財政再建策を圧倒的な賛成多数で承認した。一方、EU当局者は再建策について、EU側が精査により肯定的に評価したことを明らかにした。複数の欧米メディアが報じた。支援交渉開始の可否を判断する最終期限を12日に控え、大きな前進となる。

 EU側の評価は支援の必要規模は740億ユーロ(約10兆円)に上るとも試算。EU側は11日、ブリュッセルでユーロ圏財務相会合を開き、精査結果の報告を受けて支援交渉の開始の可否などを協議し、12日のユーロ圏、EUの首脳会議で最終的な判断を下す見通し。ただ、ドイツなどは厳しい姿勢を崩しておらず、協議の行方は予断できない。

 AP通信によると、再建策をめぐるギリシャ国会の採決では賛成が251票、反対が32票。野党の多くも賛成に回る一方、財政緊縮反対を掲げるチプラス首相の与党、急進左派連合(SYRIZA)から一部の議員が反対に回った。

 チプラス首相は採決前の演説で「困難な決断を求められているが、この責任に立ち向かう」と強調した。ギリシャ側はEU側との協議の前に再建策に対する国会の承認を取り付け、改革実行への信頼をEU側に訴える考えだ。

 ギリシャ政府はEUの金融安全網「欧州安定メカニズム」に3年間の支援を申請。必要支援額は535億ユーロと見込む。

 再建策は支援の前提となるもので政府は9日にEU側に提出。税制や年金改革などを盛り込み、EU側の要求に譲歩。欧州委員会と国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)が評価作業にあたっていた。』

つまり、チプラス首相が実施した国民投票などは、「只の茶番」だった訳です。
そして、約10兆円規模の追加支援を狙い、借金は返さないつもりか??
正に、衆愚政治が産んだ亡国政権だ!!

これと同じパターンは、日本や世界が「経済不振で危機説」が出ている、日本の隣国にも言えますねえ。
朴槿恵大統領率いる韓国です。
日韓外相会談で「世界遺産登録での相互協力」で合意しておきながら、約束を反古にする極悪人の所業に、日本政府も「韓国と交渉する余地はない」と怒り心頭です。

朴槿恵大統領は、年金受給額の増加や経済を活性化する、などと言って大統領に当選しましたが、何一つ実現も実施もしていません。
そして王朝時代の如く皇帝にでもなったつもりで、大衆迎合的な反日反米の発言や政策など、平気で嘘やデタラメを言い続け、韓国国民からですら「幽体離脱の言動」をしていると揶揄される始末。

緊縮策を否定した国民投票結果を反古にするギリシャは朴槿恵大統領率いる韓国と同じだ!!
このままでは本当に腐敗、堕落して滅びるぞ!!

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ギリシャの債務問題で動く主要国や周辺国 その意図と本音とは??

既に3340億ユーロ(約44兆円)の負債を抱えたギリシャ。
その債務返済やEU離脱の可能性を指摘する専門家も多いのですが、その一方で、国際戦略的な指摘や地政学的な指摘をする専門家は少ないのです。
実は、ギリシャの置かれた立場は、国際戦略の見方では、全く別の見方も出来ます。
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