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大阪府北部の地震によりブロック塀倒壊で二人の方が亡くなられたことに過去の地震被害の教訓は!?

2018-06-20 00:00:00 | 報道/ニュース
「災害は忘れた頃にやってくる」のことわざは、ある意味で人間社会の愚かさを戒めるものがあります。

その良い事例が1960年のチリ地震津波です。
ウィキペディアによれば、地震発生から約22時間半後の5月24日未明に最大で6.1mの津波が三陸海岸沿岸を中心に襲来し、日本の各地に被害をもたらしました。

ところが、問題はその後です。

三陸沿岸などでチリ津波の被害地域に、復興度、家屋がまた建ち並び、そして2011年の東日本大震災でそれらの地域は津波の大惨事を受けたのです。

6月18日に発生した大阪府北部の地震でも、昭和53年の宮城県沖地震などでの教訓が生かされているとは言えない面があります。

6月18日23時49分に産経ニュースが「【大阪北部地震】死者4人に 最大1300人避難…20日は大雨予報も」の題で次のように伝えました。

『大阪府北部地震で18日、新たに同府高槻市でたんすの下敷きになった女性(81)の死亡が確認され、死者数は同府で4人となった。負傷者は同府で288人に上り、兵庫県、京都府、奈良県、三重県、滋賀県も含め338人になった。

 大阪府内では最大約1300人が568カ所の公共施設などに避難。交通網がまひし、火災や停電も発生した。

 地震は直下型で、気象庁は今後1週間程度は震度6弱程度の地震が起こり得ると注意喚起した。近畿では19日夕方に雨が降り始め、20日は大雨になる見通しで、土砂災害への警戒を呼び掛けている。

 気象庁によると、震源地は大阪府北部で震源の深さは約13キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・1と推定される。大阪府で震度6弱を観測したのは、観測態勢が整った大正12年1月以降、初めて。

 大阪府警によると、高槻市の住宅でたんすの下敷きになって亡くなったのは、無職の坂勝枝さん(81)と判明。高槻市では、市立寿栄(じゅえい)小学校でプールのブロック塀が約40メートルにわたり道路側に倒れ、1人で登校中に下敷きとなった同小4年の三宅璃奈(りな)さん(9)が亡くなった。大阪市東淀川区では安井実さん(80)が塀の倒壊で亡くなり、茨木市の住宅では後藤孟史さん(85)が本棚の下敷きになり、病院に搬送されたが死亡した。

地震を受け、大阪府の松井一郎知事は陸上自衛隊に対し、給水支援を目的とした災害派遣を要請。また府は、地震で被害を受けた府内の12市と1町に災害救助法を適用した。
 政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。』

安倍首相は6月18日、ツイッターで次のように地震の対応について述べています。

『今朝発生した大阪府北部を震源とする地震で、先ほど、関係閣僚会議を開催しました。現地では、多くの世帯でガスの供給停止や断水が発生しており、避難所等も開設されています。』

『自衛隊による給水支援のほか、ガスについては全国の事業者に協力を求め、1000人態勢で復旧作業を進めるなど、ライフラインの早期再開に全力を尽くします。更には、学校等の安全確保など、現場のニーズもしっかりと把握しながら、関係省庁の総力を結集し、先手先手で対策を講じてまいります。』

一方、今回の地震で昭和53年の宮城県沖地震などでの教訓が生かされているとは言えないと、自民党の和田政宗参議院議員が同日10時54分に自身のブログで「またブロック塀の倒壊で亡くなる方が出てしまった」の題にて、次のように述べています。

『昭和53年の宮城県沖地震でブロック塀の倒壊により11人の方が亡くなった後、ブロック塀の構造基準は強化されてきたが、今日、ブロック塀の倒壊で二人の方が亡くなられた。

何で、という悲しい思い。
心からお悔やみを申し上げます。

緊急の点検と構造基準遵守の徹底、足りない場合は改善しなければならない。』


大阪府北部の地震によりブロック塀倒壊で二人の方が亡くなられたことに過去の地震被害の教訓は!?

正に油断大敵!!



6月18日、首相官邸にて大阪府北部を震源とする地震対応の関係閣僚会議の様子
手前左は安倍首相
出典:安倍首相自身のツイッター


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