
あのヒット作の某アニメのように、レールガンは「ロマン」「人気」のあるものですね。
そして、そのレールガンが我が日本によって、実用化されつつあります!!
4月18日、乗りものニュースがmsnにて「海上自衛隊が未来の兵器「レールガン」の鮮明な画像を公開! 1隻だけ存在する“激レア艦”に搭載」の題で次のように伝えました。
『(前略)
海上自衛隊・自衛艦隊は2025年4月18日、試験艦「あすか」に搭載された開発中の「レールガン」の画像を公式Xで公開しました。
(中略)
海上自衛隊によると、4月9日に自衛艦隊司令官の大町克士 海将が「あすか」に乗艦し、レールガンの最新状況を確認したとしています。
「あすか」は自衛艦隊隷下の開発隊群に所属する艦艇で、日本では唯一の試験艦です。鋭い艦首と、物々しい艦橋が外観上の特徴。横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されています。
「あすか」に搭載されたレールガンは今月に入り、海上自衛隊やアメリカ海軍の艦船を間近で見られる人気の観光「YOKOSUKA軍港めぐり」の乗船者から目撃されていましたが、今回鮮明な画像が公開されました。
なお海上自衛隊・自衛艦隊は、レールガンの画像を公開するにあたって「GWはレールガンを見に行こう」と投稿しています。
レールガンは、電気エネルギーで弾丸を発射するSF作品でお馴染みの兵器ですが、既に2023年に洋上射撃試験が実施されています。
開発完了後は、これまでの兵器では対処が難しい「極超音速誘導弾」などに対する防空や、艦艇や地上目標に対して回避が困難な打撃手段として使われる見通しです。
防衛省は2025年4月、フランス国防省、ドイツ国防省、仏独サン=ルイ研究所と「レールガン技術の協力に係る実施要領」の署名を行っており、他国と協業の可能性も検討しています。
(以下略)』
レールガンは、電磁気学の基礎で学ぶ「ローレンツ力」を利用して弾丸を発射する、火薬を使用しない次世代兵器です。
スイッチング回路、弾丸と砲身との接触部分、電源等の問題が山積しており、米海軍でも実用化を諦めた程の兵器です。
日本は1990年代から基礎研究を開始し、リニア新幹線や超伝導技術、蓄電技術等の発達の後押しもあり、世界の最先端を走る成果を挙げているのです!!
ちなみに、試験艦「あすか」は、筆者も見た事がありますが、実はそれ程大型の艦船ではありません。
それが、海上自衛隊を以て見にいこう、と宣伝の手段にしているとは、時代が変わった、と言わざるを得ませんねえ~(^^)/
海上自衛隊が次世代兵器レールガンを公開し話題に!!

4月18日に公開された「レールガン」の全景
出典:海上自衛隊・自衛艦隊X
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