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南鳥島沖のレアアースが莫大な埋蔵量であることが判明するなど日本周辺の海底資源は有望だ!!

2018-04-13 00:00:00 | 報道/ニュース
中東情勢が安定しない、南シナ海や東南アジア情勢が揺れている大きな理由の一つに、資源エネルギー問題があります。

資源エネルギー問題は現代社会では深刻化すると社会や国家の崩壊すら招きかねない、極めて重要な問題である事は論を待たないことはご承知かと存じます。

我が国である日本が石油や天然ガズを含めて海底資源の探査や採掘等を推進している大きな理由は、生き残るためでもあります。
そのような我が国に大きな朗報です。

4月10日18時03分に産経ニュースが「南鳥島沖のレアアース埋蔵量、世界需要の数百年分 東大など調査」の題で次のように伝えました。

『日本最東端に位置する南鳥島(東京都小笠原村)の排他的経済水域(EEZ)内の海底の泥に含まれるレアアース(希土類)の埋蔵量は従来推定の2倍強で、世界需要の数百年分に及ぶことが東京大などの調査で分かった。英科学誌に10日、発表した。

 南鳥島周辺のレアアースを豊富に含む海底の泥は平成24年に東大チームが発見。簡便な分析で、島南方の1千平方キロの範囲に国内需要の230年分に当たる680万トンが存在すると推定していた。

 今回は調査範囲を2500平方キロに拡大。深さ5700メートル前後の25地点で掘削した海底下の試料を初めて詳しく分析した結果、15種のレアアースが計1600万トン存在することを突き止めた。

 元素別の埋蔵量は、医療用レーザーなどに使うイットリウムが世界生産量の780年分で、電気自動車のモーターに使う強力な永久磁石に欠かせないジスプロシウムは730年分。次世代記録素子の材料となるユウロピウムも620年分、プリンターの印字ヘッドに必要なテルビウムも420年分など、先端技術に使われる重要な元素が豊富に存在することが分かった。

レアアースは電子機器などの材料に添加すると性能が飛躍的に向上するため、ハイテク産業に欠かせない。世界生産の9割近くを中国が占めており、日本が自由に採掘できる鉱床開拓が急務となっている。

 東大の加藤泰浩教授は「埋蔵量が十分あることが改めて確認できた。今後は引き揚げ方法を早く確立し、鉱床の事業化と産業化を急ぎたい」と話した。』

日本の将来に展望が拓けたと言い切れる程の大成果です!!

一方、南シナ海で日本と同じく中国の海洋進出に警戒し対抗しているベトナムの国防相が4月10日、安倍首相を表敬しました。

同日22時14分に同メディアが「安倍晋三首相、ベトナムと対北朝鮮連携」の題で次のように伝えました。

『安倍晋三首相は10日、首相官邸で、訪日しているベトナムのゴ・スアン・リック国防相と面会し、北朝鮮問題など地域情勢について意見交換した。首相は「北朝鮮による核・ミサイル廃棄を実現するため、最大限の圧力を維持することが必要だ。ベトナムと連携したい」と述べ、リック氏も同意した。』

ベトナムも日本同様に、海底資源の探査や採掘を進めています。
ある意味で日本と同じ立場に立たされているのです!!


南鳥島沖のレアアースが莫大な埋蔵量であることが判明するなど日本周辺の海底資源は有望だ!!

日本が米豪両国のように資源大国になれる日は近い!!



4月10日、ゴ・スアン・リック・ベトナム国防相(左)が首相官邸にて安倍首相(右)を表敬した様子
出典:首相官邸HP



日本の領土・領海・接続水域と排他的経済水域、延長大陸棚の図
出典:海上保安庁HP


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