11月6日夕方にロイターが次のように伝えました。
『中谷元防衛相とベトナムのタイン国防相は6日、ハノイで会談し、南シナ海の要衝であるカムラン湾の海軍基地に海上自衛隊の艦船を寄港させることで合意した。中国が人工島建設で海洋進出を進める中、日本とベトナムは防衛協力を強化する。
カムラン湾は中国がベトナムなどと領有権を争う海域に近く、ベトナムは抑止力として外国艦船を受け入れる新たな港湾を建設中。完成後、日本は海自の艦船を寄港させる計画で、南シナ海での存在感を高める。
会談で両防衛相は、航行の自由の重要性を訴えていくことで一致。海自とベトナム海軍が初めて海上訓練を行うことや、両国が防衛装備の輸出や共同開発に向けた協議を始めることを決めた。』
中谷防衛大臣は、小野寺前防衛大臣に続いて、日本とベトナムとの防衛協力関係の強化に大きな仕事をして頂いたようです。
また、11月5日に中谷防衛大臣はベトナムの重要軍事港湾であるカムラン湾を視察しており、同日の記者会見で次のように発言しています。
『Q:ベトナムには毎年艦艇を派遣しているというお話がありましたけれども、今回、視察したカムラン湾に今後、海上自衛隊の艦船を派遣していくお考えはありますでしょうか。
A:これにつきましては、両防衛当局間の信頼醸成、相互理解を促進するため従来から行ってきたところでありまして、カムラン湾への寄港については、現時点においては決まっておりませんが、ベトナムへの艦艇の寄港というのは、先ほど言いました信頼醸成と相互理解を進めるということで、行っているものでありまして、特定の国を念頭に置いたものではないということでございます。
Q:共同訓練も視野に連携を深めるという形でしょうか。
A:これは、従来からいろいろな国と海上・洋上においては幅広く行ってきておりますので、ベトナムの海軍もそういった共同訓練なども通常の訓練の一環として行えればいいということでございます。』
日本がベトナムと初の合同海上軍事演習をすることを計画することを支持します!!
また、更なる共同訓練や装備品の輸出や共同開発を行う姿勢も支持します!!これらの成果は、日本が独自に行う南シナ海防衛体制整備への大きな一歩だ!!
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