2014-11-19 09:19:38 ぷららブログ 薔薇騎 麻衣 著
薄い氷がミシミシと音をたてる。
今にも壊れそうな割れて落ちそうな。
寒い朝夢を見た。
家のまま湖に沈む。
傍目から見ると幸せそうな家族。
新築の洋風な家で聞こえる子供の声。
なぜ薄氷の上に家を建てたのか
考えがつかない。
創造がつかない。
春がくるときには
壊れるのがわかってるのに。
周りを見渡すと一面氷の世界。
厚い氷もあれば薄いのもある。
新しい家がドンドン建ってる。
皆 希望に燃えて幸せのように
楽しい幸せの未来がある。
春よ来ないで この家は何時か壊れる家。
氷が解ければ水泡と帰してしまう。
家もろとも幸せも 湖の底に消えてしまう。
春よこないで 寒い真冬の氷の世界にしか
生きられないなんて。
春よ来ないで 壊れるのはわかってるのに
薄氷の上に立つ家が アチコチに。
目覚まし時計がけたたましくなった。
まだ 4時30分か そう今日は早番だ。
夢の世界から現実の世界へ
カラダは汗ビッショリだった。。。。。。