遊適 創人 一人語り集

どう生きても一生は一生。
その中に どう自分を生かすか。
貴方次第です。

「欄干に ヒッソリポツンと 名もなくて」名もなく川柳

2012年11月04日 07時19分43秒 | 団塊世代
寒い朝だ。
秋も始まったばかりなのに
もう冬の便りが
今冬は厳冬になるんじゃないか?
今朝も散歩する。








フット目にとまる名も無き雑草
一本がポツンとある。


欄干に ヒッソリポツンと 名もなくて





                  桜田 海星  著



人生の始めから終わりまで
どちらかというと終焉の雰囲気が漂う風情。

雨 風に耐え 夏の暑さ 冬の寒さに耐え
ここに咲く ボロボロになりながら
目にとまる気配はなく ヒッソリと
咲いて種まき 枯れ葉にゴミに
大地に 風化し 地球の塵となる。
生き急ぎ 悶え 苦しみ
今は目にもとまらぬ 雑草に
誰が見る 
イインダ いき続ければハテルまで
ソンナ大きなことはやらなくても

俺は生きてるぞ。
生きてるんだ!
           


雑草と人間の一生