窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

キタキツネ・そろそろカップリングの季節かな?

2020-02-14 17:29:27 | キタキツネの生態

寒さが先日の強力寒気でピークを過ぎました。-36℃は感動します。中標津は

せいぜい-21℃しか下がりませんでしたが。

おばんです。小太郎でごじゃります。

    ★  キタキツネ・そろそろカップリングの季節かな? ★ 

日射しが強くなり、森ではシロハラゴジュウカラがしきりに囀りだしました。

キタキツネのカップリングが始まります。

オスのキツネがうろちょろしだしました。早朝によく活動しているのに日中でも

見かけます。見通しの良い氷原に出てきて、森の方を気にしています。

ライバルのオスか、恋しいメスを探している風です。風に乗ってくる臭いを

キャッチしようと鼻先を上げる動作を繰り返しています。

水が引き、氷が融けだした干潟に来て、貝を見つけ出そうと見せかけてはいま

すが、そわそわした雰囲気を漂わせています。からかいに来たカラスにびくつき、

来た方へ方向転換。縄張りにしている域からはみだしてきてるのでしょう。

これから流氷がやってくる時期に合わせ、2頭がじゃれ合うシーンが見られます。

流氷の上を歩く姿が見られるといいのですが。