窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ミヤコドリ

2023-09-24 18:29:10 | シギ・チドリ
黒と白のツートンカラー。はっきりした羽色は干潟では映える。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ ミヤコドリ 
 
毎年、春と秋に必ず姿を見ることができる。ようになってきた。
 
 
砂地の干潟にやって来る。
この数年、水位が上がったせいでアサリが増えた。
 
ミヤコドリにとりアサリは魅力的な食べ物。
 
 
風蓮湖に寄ることが多かったが、少しづつ魅力的な干潟になってきている。
 
嘴とアイリング、脚の赤色は黒と白の体の羽色に上品さを引きだす。好きだ。
 

タシギ・ひっそり

2023-09-21 20:45:05 | シギ・チドリ
タシギを見つけるのは大変だ。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ タシギ・ひっそり ★
 
湿地の池周辺や泥干潟に降りて行動する。
 
風で倒れた草の上にいたり、谷地坊主の上にいたり、紛れてしまう保護色。
 
泥の干潟の窪地に隠れるタシギを探すのがてっとり早い。
 
 
オオジシギはとっくに旅立っているので、タシギと分かる。
 
 
嘴は柔らかで、触覚が敏感で、土の中の食べ物を捕っている。ここだとゴカイ。
 

チュウシャクシギ、ようやく近くで

2023-09-19 21:00:37 | シギ・チドリ
上空を通過して行くチュウシャクシギにはよく出会う。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
        ★ チュウシャクシギ、ようやく近くで ★
 
いつも干潟の上だ。
 
ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピとよく透る声で気づくのだが、遠くに飛んで行き見失う
 
繰り返してきた。海岸線で見つけても、すぐに飛んで行ってしまう。
 
警戒心が強く、近づけないシギだった。
 
 
本州では田んぼに入り、葦原をねぐらにするとも聞いていた。
 
ならばサンゴソウが生えている草地の干潟に行ってみる。
ウズラシギやヒバリシギが入る干潟だ。
 
今季、とうとう逃げないチュウシャクシギに出会えた。僕にとっては嬉しい
出会いだった。
 
 
警戒心は強かったが、逃げなかった、飛ばなかった。
なにを食べているか分からなかったが、身近で見れた。

ヘラシギとトウネン

2023-09-15 20:32:10 | シギ・チドリ
砂地の干潟にコアマモが進出。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
                             ヘラシギ
           ★ ヘラシギとトウネン 
 
アマモに比べ葉の幅が細く、短い。みっちり生えてきている。
 
そこにトウネンの群れがやってきて、しきりに食事をしている。
 
                             トウネン
 
トウネンはあまり警戒しない。じっと待っていると足元まで近づいて来る。
 
羽色の個性を見るには、もってこい。次々と個体が変わるので愉しい。
 
そんな個体を見ていると嘴が平たいトウネンもどきが現れる。
なんとヘラシギだ。
 
                              ヘラシギ
 
個体が少ないと言われるシギ。目の前にいる。
 
大きさはトウネンと変わらない。小さなシギだ。
 
                               トウネン
 
毎年来ていると思うが会う確率は低い。しかもコアマモの中で。緊張した。

ウズラシギ、見つけた

2023-09-10 20:13:50 | シギ・チドリ
ウズラシギに最初に出会ったのは、サンゴソウが赤くなった干潟だった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ ウズラシギ、見つけた ★
 
とっても印象に残った。ヒバリシギに似ていた。でも、大きかった。
写真に撮り、帰ってから分かった。嬉しかった。
 
 
それから毎年、気に掛けて探している。
20羽ほどの群れに会ったこともある。びっくりした。
 
 
北極海に面したツンドラ地帯で繁殖する。
 
この地域に住むシギの多くを野付半島で探せる。
 
 
地味だけど北極圏シギたちが大好きなるきっかけを作ってくれたシギだ。