窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ウミネコ、交接の時季

2021-04-29 21:06:42 | カモメ類

春季節はエネルギィシュ。北上してくる鳥たちは実に生き生きしています。

これから繁殖地に向かう鳥たちは一年の中で一番輝いて見えます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

           ★ ウミネコ、交接の時季 ★

海が荒れて退避してきたウミネコ。強風を避けて海岸に打ち上げられた砂利の

斜面で休んでいました。

そんな中、二羽のウミネコに変化が。オスと思える美しいウミネコがメスらし

個体の背中に上がりました。一瞬、下のメスがびっくりした様子。きょとん

としてうずくまりました。

嫌がってる風でもないのですが、頭を上げると体が斜めに傾きました。オスは

バランスをとるために翼を広げます。落ちないように前の方に移動。

メスはそれに反応し、くちばしを開け一声出しました。オスはなだめるかのよ

うにメスを座らせます。

落ちつかせるとオスは交尾はせず、降りてしまいました。どうもこれを繰り替

すみたい。交接の模擬練習でしょうかね。


シロチドリ、今年も姿見せてくれました。

2021-04-27 20:38:03 | シギ・チドリ

清楚で静粛、目立たない美しい鳥が帰ってきました。多くのシギチドリが北上

通過して行きますが、その中でも目立たないシロチドリ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

       ★ シロチドリ、今年も姿見せてくれました ★

20年前には姿を見ることはありませんでしたが、最近は毎年やってきます。

野付半島の砂浜で多くはありませんが、繁殖しています。

普段は野付湾内の干潟に出て、小さなゴカイなどを食べています。でも、満潮

干潟が使えないと波が打ち寄せる砂利の浜に出てきてエサ取りをしています。

波が引いて行く時に出てくる小さなゴカイを引きだし、食べています。泥干潟

脚を小まめに泥をたたきながら、中に潜むゴカイを見つけ出し食べることが

多いので、新鮮に感じます。

ハマシギやミユビシギのように波と追いかけっこするのは得意ではないみたい

波に入ってしまうことも度々。

清楚な姿が綺麗な波にお似合いです。遠くから見ているだけで嬉しくなります。


シロチドリ、今年も姿見せてくれました。

2021-04-27 20:37:36 | シギ・チドリ

清楚で静粛、目立たない美しい鳥が帰ってきました。多くのシギチドリが北上

通過して行きますが、その中でも目立たないシロチドリ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

       ★ シロチドリ、今年も姿見せてくれました ★

20年前には姿を見ることはありませんでしたが、最近は毎年やってきます。

野付半島の砂浜で多くはありませんが、繁殖しています。

普段は野付湾内の干潟に出て、小さなゴカイなどを食べています。でも、満潮

干潟が使えないと波が打ち寄せる砂利の浜に出てきてエサ取りをしています。

波が引いて行く時に出てくる小さなゴカイを引きだし、食べています。泥干潟

脚を小まめに泥をたたきながら、中に潜むゴカイを見つけ出し食べることが

多いので、新鮮に感じます。

ハマシギやミユビシギのように波と追いかけっこするのは得意ではないみたい

波に入ってしまうことも度々。

清楚な姿が綺麗な波にお似合いです。遠くから見ているだけで嬉しくなります。


亜種ヒシクイが旅立って行きました。

2021-04-26 18:08:32 | コクガン・ヒシクイ・ガン類

本州から北上してきてからひと月ばかり。当幌川河口で夜をすごし内陸の牧草地

に通っていた亜種ヒシクイたちがロシアに向けて旅立って行きました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

         ★ 亜種ヒシクイが旅立って行きました ★

今年はいつもの年より10日ばかり旅立ちが早かったようです。毎年連休初めこ

ろに次々300羽、400羽の単位で知床方面に飛んでいく群れが確かめられました

が、25日に行ってみると群れの気配が全くありませんでした。

11日の日に湾内から群れが飛び立って行くのを見たのが最後でした。

おそらく高気圧がやってきて等圧線が広く、風がない日を選び出発して行った

ようです。

オオハクチョウもすっかりいなくなりました。