窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

スズガモ、キンクロ、オナガガモ

2023-07-20 18:41:46 | 海鳥
野付湾周辺では毎年、スズガモとキンクロハジロ、オナガガモが夏季にも生息する。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
         ★ スズガモ、キンクロ、オナガガモ ★ 
 
どの種も北極圏近くの北部で繫殖するカモの仲間。
 
繁殖しているかどうかは分からない。
 
 
長年観察して思うことは、繁殖地に行かないで残る個体がいるということ。
 
北極圏で繁殖するコクガンでさえ、居残ることがあります。
 
繫殖しているかな、と観察していたが、ヒナを連れていることはない。
 
 
残ったコクガンを見ていて、気づいた。若い個体なのだ。
 
わざわざ繁殖地まで行くことなく、体力を付け、秋に繁殖していた群れが
渡って来るのを待てばいいのだ。
 
 
臨機応変、自然の知恵なのだ。

 


ヒメウが増えてきた

2023-03-05 15:36:02 | 海鳥
ヒメウも増えてきた。北上してきているかな。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
             ★ ヒメウが増えてきた ★
 
オオハクチョウも我が家の上を鳴きながら通過して行く。
 
3月はにぎやかで活気に満ちる。
 
普段は沖合に群れを作り、飛んで行くが、港に入ってきていた。
 
 
小魚が集まっているのかな。
 
 
警戒心が強いのに出合い頭をキャッチ。潜っているので美しい光沢は観る
ことができない。。
 
近くで見るヒメウ、いかがかな。それにしても脚平は大きい。
 

 


ウミウが増えてきた

2022-10-22 17:04:11 | 海鳥
夏季、数が少なくなっていたウミウ。このところ急に増えてきた。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
          ★ ウミウが増えてきた ★
   
おそらく千島列島で繁殖していた個体が南下してきている。
 
根室地方は知床半島や根室半島の海岸線の崖で繁殖しているが、多くはない。
 
おそらく択捉島や国後島。さらに北の島々で繁殖していたものだ。
 
 
ヒナがオジロワシに相当食べられていると聞く。
それでもがんばってきたウミウたちだ。

 


ビロードキンクロ

2022-03-27 13:32:38 | 海鳥
ビロードキンクロの小さな群れが湾内に入ってきています。普段は入って
こない海ガモです。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ ビロードキンクロ ★
 
今季は流氷の接岸率が高く、それに張り付くように海ガモの群れが近寄って
きています。その一部が湾内に入ってきてるのです。
 
 
湾内の氷が割れて浮遊、割れた氷の間に降り、ウミアイサやホオジロガモ、
スズガモたちと食べ物獲りに来ています。
 
氷の下で群れるチカなどの小魚やアサリ、クリオネやオキアミを獲りに来て
いるようです。
 
 
遠くから見ると目を縁取る白い三日月状の斑紋がが目立ちます。この群れは
オスばかりです。