窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

海岸線を探索するキタキツネ

2022-05-31 13:58:34 | キタキツネの生態

相変わらず野付半島の浜を修行散歩しています。砂礫の上をてくてくと何か

いないかと頭を右に左に、上に下に。眼と首の筋トレを兼ねたいい運動だ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

         ★ 海岸線を探索するキタキツネ ★

僕と同じような奴がいました。キタキツネ、いつも出会うやつです。

打ち上げられた海からの贈り物を丹念に調べています。今年はイワシの群れ

まだ来ません。毎年5月はカタクチイワシの大群が黒い塊になって海岸近

くまでやってきます。

ときには湾内に入り、浅瀬に入り込んだイワシが砂浜に突撃して死ぬことが

あります。そんな時は、キタキツネだけではなくオジロワシやカラス、トビ、

ウミネコたちが歓喜を上げて集まります。みんなを満腹させたイワシ。誰も

いない砂浜に累々とイワシの死体が残ります。

沖合で知床遭難された人を探すコーストガードの船や自衛隊の船が行き来し

ているせいか、今季は群がまだ来ません。


海岸線を探索するキタキツネ

2022-05-31 13:58:34 | キタキツネの生態

相変わらず野付半島の浜を修行散歩しています。砂礫の上をてくてくと何か

いないかと頭を右に左に、上に下に。眼と首の筋トレを兼ねたいい運動だ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

         ★ 海岸線を探索するキタキツネ ★

僕と同じような奴がいました。キタキツネ、いつも出会うやつです。

打ち上げられた海からの贈り物を丹念に調べています。今年はイワシの群れ

まだ来ません。毎年5月はカタクチイワシの大群が黒い塊になって海岸近

くまでやってきます。

ときには湾内に入り、浅瀬に入り込んだイワシが砂浜に突撃して死ぬことが

あります。そんな時は、キタキツネだけではなくオジロワシやカラス、トビ、

ウミネコたちが歓喜を上げて集まります。みんなを満腹させたイワシ。誰も

いない砂浜に累々とイワシの死体が残ります。

沖合で知床遭難された人を探すコーストガードの船や自衛隊の船が行き来し

ているせいか、今季は群がまだ来ません。


根室海峡で繁殖するウミネコ

2022-05-28 18:01:21 | カモメ類

5月の根室海峡はウミネコとオオセグロカモメの季節です。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

 

        ★ 根室海峡で繁殖するウミネコ ★

イカナゴやオキアミが大量発生しているのでそれを獲りに集まります。

羅臼の沖合はカモメたちの群れとニュージーランドやオーストラリアで繁殖し

北上してきたハシブトミズナギドリの黒い軍団が集まります。

その数うん万羽。もちろんシャチやイシイルカ、ミンククジラも集まります。

ウミネコは知床の崖や対岸の国後島の断崖で繁殖しています。餌場が近いので

ヒナを育てるには最高の場所になっています。7月に入ると野付半島の海岸

には1千羽を超すウミネコが休んでいる光景が見られます

彼らはおおむね湿地にある池にやってきて水を飲んでいきます。


カムチャッカ半島に向かうメダイチドリ

2022-05-27 20:32:23 | シギ・チドリ

カムチャッカ半島方面に向かうメダイチドリ。

おばんです。小太郎でごじゃります。

      ★ カムチャッカ半島に向かうメダイチドリ ★

海岸の砂礫の上で休むことが多い。干潟ができると砂礫の多いところに来て

小さなゴカイを引きだし、よく食べている。

夏羽になった鮮やかな色合いのオスのメダイチドリが好きだ。

手前はメス。


草地を行動圏にしているオスの群れ休息場

2022-05-26 17:03:06 | エゾジカの四季

 野付半島で暮らすエゾジカの群れは5群?メスジカの群れとオスジカの群れ

に分かれています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

         ★ 草地を行動圏にしているオスの群れ ★

 

オスジカの群れの行動域には林がありません。葦が茂る湿地や草原が点在して

しる環境。見通しが良いのだけれど、日中はほとんど姿を見ることができません。

早朝まで草を食べていたシカたちは芽が伸びてきた葦や草の中に座り込みます。

彼らは日中、食べた草を反芻しながら草地の中で休んでいます。

座ると頭を上げなければ全く見つけることがありません。人以外には天敵が

いないのでゆったりと寝ることができ、休めます。