コクガン、ひっそり逗留中

今季も一万羽以上通過して行ったコクガン。12月に入ってもまだ半数以上

いるようです。

 

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

 

　　　　　　　　　　　★　コクガン、ひっそり逗留中　★

 

例年なら湾内が凍ってきている時季。今季はさっぱりです。

 

12月中盤になるのに山にも雪が無い。

ここ三日で白くなったけれど、湾内は凍る気配が無い。

 

 

氷が張ると急に南下して行くコクガンだが、アマモが多い野付湾に長くいる方

がいいに違いない。

 

 

太陽が沈む時間が早いので、2時を過ぎると湾の入り口に集まってくる。

 

コクガン、ひと休み

10月から渡ってきているコクガン。急激な寒波の襲来で、南下の兆しが出始

めます。

 

 

　　　　　　　　　　★　コクガン、ひと休み　★

 

アマモが多く生息する野付湾。コクガンの食糧を賄えるには十分ある場所。

 

移動はしたくないはずです。

 

しかし、12月は寒気が入り、どんどん気温が下がります。

水温が下がり、湾内が凍り始めます。

 

 

真水が表面を覆う湾の奥の方から氷に覆われてきます。

 

アマモを食べる区域が減少し、止む無く凍らない本州東北地方へ渡って行く

のです。

 

★ヒシクイ＆オオハクチョウ

ヒシクイやオオハクチョウが天気が安定するとポチポチとやってきている。

 

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

 

　　　　　　　　　　★　ヒシクイ＆オオハクチョウ　★

 

小さな群れで根室海峡を水面を這うようにやって来る。

 

ヒシクイも低空でやって来る。水平線を探してると湧くようにやって来る。

 

 

見つけると高度を上げ、野付湾に入ってくる。

 

一時の休憩場所で休むとやがって一斉に飛び立って行く。

 

ヒシクイ、大挙群飛

大型低気圧が東の太平洋沖に去った。気温が下がり、寒露らしくなった。

 

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

 

　　　　　　　　　　★　ヒシクイ、大挙群飛　★

 

西高東低の気圧配置。ちゃんと季節はやって来る。

 

生き物もちゃんと季節を生きている。

 

9月はじめに先発の群れがやってきたヒシクイ。10月に入り、大きな群れが

南下してきた。

 

 

根室海峡から群れが次々に現れる。朝8時過ぎから野付湾に入ってくる。

 

当幌川河口付近にやってきた群れが合流している。

 

 

こんなタイミングに会える年はめったにない。

降りてくる個体数を数えると2000羽は超えている。ただただ感激のひとときだ。

 

ヒシクイ、日の出飛び立ち

日の出前、葦帯の中からざわめきが聞こえてくる。お目覚めだ。

 

 

　　　　　　　　　　★　ヒシクイ、日の出飛び立ち　★

 

くわーっ、くわーっ。トラペットの音の濁ったようなよく響く声。

 

しばらくするとヨシ帯の外の海面に鳥が出てくる。ヒシクイたちの鳥影。

 

 

途端に活気が出る。ざわざわしているうちに、海面を走るバタバタ音が始まる。

 

ヒシクイたちの飛び立ちだ。

 

 

ちょうど太陽が森林の上に顔を出したところ。群れが次々に飛び立って行く。

 

光の中を群れが通過して行く。

 

 

そして森林の上をかすめるように牧草地へ飛んで行く。