窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

師走のエゾリス

2023-12-02 19:22:36 | 生き物バンザイ
中標津には雪はない。70キロ離れた知床羅臼はすっかり雪景色。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ 師走のエゾリス ★
 
大陸の寒波がようやく張り出してくれたせいで、根室地方は晴天が続いている。
 
凍りの世界が今年は2週間ほど遅い。
 
エゾリスの姿を探す。なかなか見つからない。
 
 
警戒が強く、いち早く木陰に隠れ、動かない。じっとこちらを見ているが、
発見できない。
 
白い雪が無いとエゾリスが森に同化してしまうからだ。
 
 
こんな時は、わが相棒サモエド犬の清白(すずは)に任せる。
動物の気配をいち早く察知する能力はぴかいちだ。耳を立て身構える。
 
こっちはそれを見逃さず、顔が向いた方を探せばいいのだ。
 

ハナアブ、らんまん。

2023-07-17 14:38:05 | 生き物バンザイ
シシウドの花にはたくさんのハナアブが来る。種類はわからん。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ ハナアブ、爛漫 ★
 
1匹のハナアブを見ていたら、周りに他のハナアブが飛び出した。
 
 
しきりにアタックしている。どうもオスみたい。花にいるのはメスかな。
 
鳥に捕られる危険を冒し、虫たちは頑張ってるう。
 
 
虫の生態は知らないけれど花の上では、いろいろなドラマが繰り広げられて
いる。
 

 


エゾリスがヤナギの葉っぱと実を食べている

2023-05-26 16:50:08 | 生き物バンザイ

クマが通過して行った。

おばんです。小太郎でごじゃります。

      ★ エゾリスがヤナギの葉っぱと実を食べている ★

移動するにはよき通り道。

会ったことはないが、日高山系から羅臼山系に移動してくる熊が通って行く。

ここ二日、すがすがしい快晴が続く。朝はマイナス1℃、日中は27℃。

温度差28度。きっと今年の最高気温。夏は終わった。

冗談抜きで最近は7月、8月は気温が上がらず、20℃前後で夏が過ぎていく。

エゾリスのオスに出会った。ヤナギの新芽と花実を食べている。

毛つやのいい、ふっくらした健康児。

近づいても逃げない。グウウやクリックリッと吃音出すのに、静かなもんだ。


野付湾のゴマフアザラシ

2022-12-24 14:15:55 | 生き物バンザイ

野付半島の先でコクガンやカモの仲間を見ているとそっと近寄ってくる黒い影。

おばんです。小太郎でごじゃります。

          ★ 野付湾のゴマフアザラシ ★

音を立てずに10mほど先に頭が出ています。

観察しているのです。凝視して確認しています。

正体はゴマフアザラシ。

野付湾に棲みついているアザラシ。

豊富な湾内の魚や甲殻類を食料にしてい年中生活しています。

100頭以上はいるそうです。

好奇心が強く、よく観察しています。確認するとどこかに行ってしまう。

コマイ漁が始まると定置網に入り込み、おぼれてよく死んでいました。

今は網が無いので滅多に死にません。


モクズガニ

2022-06-06 18:37:20 | 生き物バンザイ

シギやチドリが集まる干潟。アマモが生えている場所で、他の海草類もはえ

ている。アサリやツブガイもいる。藻の中に埋もれるようにカニがいた。

おばんです。小太郎でごじゃります。

              ★ モクズガニ ★

形体からするとモクズガニ。がっちりしたハサミ爪に毛が無いから違うかな。

じっくり見るとハサミの間に毛が残っている。モクズガニだ。

成体は主に晩夏から秋に河川の淡水域に出現する。雌雄とも、一部の個体は
越冬するが、多くの個体は秋から冬にかけて繁殖のために海へ下る。
 
そのため成体は春以降夏の終わりまで淡水域ではほとんど採集されない。
 
 
本州や九州では食べるがこちらでは見向きもされない。
茹でると淡白で美味しいのに。