窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オオワシが姿を見せました。

2019-11-10 19:11:17 | ワシのいる風景

ようやくオオワシが姿を見せました。以前は10月には野付半島にやってきてましたが、

6年前あたりから遅くなってきています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

           ★  オオワシが姿を見せました  ★

ひとつの原因は野付半島で行われていた冬季のコマイ漁の定置網が設置されなくなったの

です。日本最大のコマイ産卵場がある沖合にコマイがやってこなくなったのが理由です。

水温の上昇が大きい原因と言われていますが、分かりません。

2番目の原因。カムチャッカ半島から南下してくるオオワシやオジロワシが択捉島と国後島に

滞在、川に遡上するカラフトマスを捕っている間はやってこない可能性があります。

1月に氷下待ち網漁が始まるころにはたくさん見られるので、食べ物が捕れるか、捕れない

かは大きな原因になっています。

1990年代は5000羽、6000羽のオオワシが来ていました。羅臼沖でタラやスケソウダラが

たくさん獲れていた時代です。

極東だけに生息するオオワシ。今年はたくさんやってきてくれるのでしょうか。

不安・・・です。