タムナ～Love the Island 第19話

■第19話　愛する女のために

キュの前に現れたヤン。
「ウィリアムを見殺しにしたのか？」とキュを責めるのですが、
キュは、「命懸けでウィリアムの死刑を阻止しようとした！」と反論するのですが、
「お前との縁もこれまでだな」と去って行こうとするヤン。
キュが呼び止めると、
「東インド会社からソリン商団と取引するために来た」と言うのでした。

ソリン商団へ行ったヤン。
約束どおり銀を準備できなかったソリンに
「取引はできない」と断って帰ろうとすると、
ソリンはそこにウィリアムを連れて来ました
驚くヤンなんですけど、
"ウィリアムを無事に連れて帰れば、報酬を渡す"
とヤンが母と取引していたことを知ったウィリアムは
ヤンが捨てた母との契約書を差し出し、
「お前もパク・キュも信じない！」と言うのでした

ソリン商団が東インド会社と取引しようとしていることを知った
キュは、世子様に報告。
すぐさまソリンを捕まえようと考える世子様なのですが、
キュは 確証をつかめるまでもう少し動向を探ったほうがいいと助言するのでした。

そんな中、ソリンがチヨンと一緒にいるところを目撃したボジン。
チヨンがキュの命を狙っていた男だということに気付き、
商団の人にそれとなくチヨンについて質問してみると、
「大行首様（ソリン）の部屋に経歴が書かれているものがあるかも」
と言われ、ソリンの部屋に行く予定のあるクップンに付き添うのでした。
その直後、ソリンに呼び出されたボジンとクップン。
叱られるのか？と怯えるのですが・・・
ソリンは、タムナ出身の2人に「海女が漁をする海がどこなのか？教えて欲しい」
と言い、2人はほっとするのでした
でも、チヨンのことを凝視するボジンの様子に
ソリンは、ボジンがチヨンを見たことがあるのでは？と気付くのでした。

ボジン母を訪ねて行ったボンサム。
すると そこにシヨンの遣いがやって来て
ボジン母に立ち退きを要求して暴れました
すぐにボンサムはキュに報告すると、
キュはシヨンに「婚約は白紙に戻す！」と言い渡すのでした

母がひどい仕打ちを受けたことを知ったボジンは心を痛め、
「私、タムナに帰ろうかしら？」と泣きじゃくりました
そこにキュがやって来るのですが、
「私たちをつらい目に遭わせるのなら、もう二度と来ないで！」と冷たく接しました。
ボジン母も、「今日はボジンが熱を出しているから帰ってください！」
と言うのですが キュは帰ろうとせず、
ボジン母はキュにボジンの看病を任せるのでした。

徹夜で看病したキュ。
翌朝 ボジンの熱が下がったことを確認して帰ることにしました。
ボジン母は キュに朝食を振る舞い、
キュは喜んでビビンバを食べるのでした

婚約破棄を知ったシヨンの父がキュの家に怒鳴り込んで来ました
キュは、改めて「望まない結婚はしたくない」と説明するのでした。
父と2人で話をすることになったキュ。
「済州から来た女のせいか？」という父の問いに
「彼女と出会って、初めて人のぬくもりを感じました・・・」
とキュはボジンへの想いを正直に語りました。
父は、「お前の気持ちは分かった。」とだけ言うのでした。

もう二度とキュとは会わない！と心に決めたボジンでしたが、
キュが徹夜で看病してくれたことをクップンから聞き、
キュの気持ちに気付くのでした。
そんな中、ウィリアムから
「僕の故郷へ一緒に行くという気持ちは変わらない？」と尋ねられ、
素直に首を立てに振れないボジンなのでした・・・

「死ぬはずだった僕を助けた理由を教えてください」
とソリンに尋ねたウィリアム。
ソリンはウィリアムに外出許可を出すのでした・・・

ウィリアムが死んだ寂しさをお酒で紛らすパク・ヨンの姿に
心を痛めたキュは、一緒にお酒を飲むことにしました。
「愛する人のために身分も命を捧げたウィリアムは大したもんだ。
あなたにはできますか？」と話すパク・ヨン。
キュは、泣きそうになりながらお酒を飲み干すのでした・・・

そんな中、執義（チビ）が殺されたという知らせが入りました！
不吉な事件が続くことに怯える王様。
ソリンが犯人だと気付くキュと世子様なんですけど、
王様の怒りに触れてはならないため、証拠もないまま
動くわけにもいかず歯がゆい思いをするのでした。

ソリン商団でヤンの姿を見かけたボジンは声をかけました。
ヤンは、「パク・キュは、ウィリアムを助けようとしたが、
助けられなかったことを後悔している。」とボジンに話しました。
キュが漢陽に来る途中に命を狙われた時、ウィリアムが陶工の家まで
運んでくれたおかげで助かったことを忘れていないことを
ボジンは嬉しく思うのでした。
そして、ボジンはチヨンがソリン商団にいることをヤンから
キュに伝えて欲しいと頼むのでした。
ボジンは、看病してもらったことで キュに合わせる顔がないんだって

タムナにいたキム吏房が漢陽にやって来ました。
久々の再会を喜ぶキュとキム吏房
キム吏房は、早速 タムナが平穏ではないことをキュに報告し、
急ピッチで進んでいる港の設計図を見せました。
2人は、今までの港とは違うことに気付くのでした！

執義の死で王が動揺していることについてチヨンを話をするソリン。
そこに、"銀の分離に成功した！"という知らせが入るのでした！

そんなところで、第19話終了です