オー！必勝 第3話

■第3話　創立パーティーの夜

私たちは生きていく中で、数多くのドアと出会う。
時には、他人が開けて入って来たり、
時には、開けてはならないドアを開けたり・・・
ドアの向こうに何があるのか、それは入ってみなければ分からない。

祖母である最高流通の会長と会ったピルスン。
会長は、「あなたに経営者としての素質があるのか見極めたい。
孫として認めたわけじゃないの、あなたに機会を与えるだけ。
私と同じ家で暮らしなさい。」と言いました。
子供の頃、父親を訪ねて母と共にやって来たのに門前払いされたという
辛い過去を思い出したピルスンは、
「金の亡者で情け知らずのお祖母様とは、
1分1秒でも一緒にいたくありません！」
とスッパリ断ってカッコイイ
・・・と思ったら、それは空想の世界でした～。
現実は、なかなか返事をしないで会長に
「腰抜け」呼ばわりされたことが悔しくて、
後継者としての修行を受けることを承諾したんです。

ユン秘書は、ピルスンのために会長宅の部屋を用意しました。
「僕がここに来たのは、父さんの思い出に触れられると思ったからで、
最高流通の後継者なんか興味ないんです。
だから、今まで通りの暮らしをさせてよ。」と言うピルスン。
それに対し、ユン秘書は
「この部屋は、ピルスン君のお父様が使っていたお部屋です。」と話しました。

ピルスンが会長の孫だという衝撃の事実を知ったジェウンは、
ユン秘書の机をあさってピルスンのプロフィールを調べました。
ユン秘書は、ジェウンにピルスン出生の事情を明かしました。
ピルスンは、亡くなった社長が釜山支社設立時に出会った
愛人の息子なのだそうです。
亡くなったジュンスは、ピルスンの異母兄弟だったんですね・・・
それを聞いたジェウンは、会長の家族の秘密を命がけで守り、
自分の家族を顧みなかった父を責めました。
ジェウン、子供の頃からジュンスに気を遣い、
母親が亡くなった時にはひとりで最期を看取った
という悲しい過去があったんですね・・・ちょっぴり同情。

スニョンは、前日ホテルに忘れてきた靴を
ジェウンが職場まで届けてくれたことに気が付きました。
約束通り、ピルスンと焼肉を食べていたスニョン、
そこにジェウンから電話がかかってきました
でも、ピルスンが勝手に切ってしまいました～。
そのことに怒ったスニョンは、食事の途中にもかかわらず帰ろうとします。
ジェウンに遊ばれているのでは？とスニョンを心配するピルスンと、
ピスルンの行為を余計なお世話だと感じるスニョンは対立してしまいます
「この世に男があんた一人でもお断りよ！この貧乏野郎！！」
とスニョンは怒って去って行きました～

スニョンは、ジェウンのもとへ行き、前日もてあそばれたことを責めるのですが、
結局お酒を勧められて泥酔
いつものように「カバンがない～」と騒ぎ、
ジェウンはスニョンをホテルに連れて行きました。
でも、その日は何もなかったようです。

無断外泊したスニョンは、母親からひどく叱られました
朝食の時に、スニョンは家族から
「ピルスンが、スクーターの修理代をすべて清算して、
祖母のもとへ行ってしまった。」と聞かされ、
ちょっぴり寂しい気持ちになるのでした・・・

会長は、会社の重役にピルスンを紹介しました。深くお辞儀をしたピルスン、
机に思いっきり額をぶつけちゃった
後継者候補だったミン専務、「あんなヤツには後継者は無理！」
と安心するのでした～。

ピルスンは、教育係ノ・ユジョンのもとで10日間研修を受けることになりました。
食事のマナーやビジネスマナー、それにゴルフまで。
慣れない生活のなかでピルスンは、
ただひたすらスニョンが恋しくて胸が苦しくなる日々を過ごしていたのでした。
その頃、スニョンはジェウンに誠意を見せられて、
だんだん惹かれていっていました～

10日間の研修を終えて、ピルスンはスニョンを
職場の近くで待ち伏せしていました～。
「スニョン！」と呼ばれても、スニョンはピルスンを無視
でも、これは黙って出て行ったことに対する罰だったとか？
「今まで苦労してきたから、人生知り尽くしていると思ってた。
でも、生きてみると知らないことだらけだ。誰かが恋しいと胸が痛くなる理由、
優しくしたいのに、心にもない言葉で傷つけてしまう理由、会っているのに、
恋しくてたまらない理由。」
と10日間の想いを語るピルスンに
「好きな人ができたのね？」とスニョン。
ピルスンは、「明日、俺が好きな人が誰か教えてやるよ」
とパーティーにスニョンを誘いました～
スニョンは、まだピルスンの気持ちに全然気付いていないようです。

ピルスンと楽しそうに笑うスニョン、
そこを偶然通りかかったジェウンは2人の様子を見て嫉妬しちゃったみたい。
それにしても、ジェウンが打ち合わせしていた日本人、怪しくない？
ジェウンは、スニョンを家の前で待ち伏せし、
明日のパーティーに誘うのでした。ピルスンとの約束のこともあり、
スニョンは断ろうとするんですけど、
ジェウンに額にキスされちゃうと、断れないのでした

無断で外出したピルスンは、教育係のユジョンに叱られてしまいます。
マニュアルどおりで固いことばかり言うユジョンに対し、
ピルスンは「師匠には人間味が感じられないよ。人間らしく生きようぜ！
笑ったり、泣いたり、恋愛に夢中になったり・・・
男を競争相手としてではなく、恋愛対象として見たことがあるか？」と言いました。
すると、ユジョンは目に涙を浮かべていました。
ピルスンに言われたことに、一理あるようですね。

ユジョン、亡くなったオ・ジュンスの婚約者だったようです。
ジュンスの母親とユジョンの会話を聞いていたピルスンは、
今までの無礼を謝りました。
そして、ユジョンもパーティーに遅刻しないことを条件に
ピルスンの外出を認めました。

スニョンをスーパーまで迎えに向かったピルスンでしたが、
ジェウンの方が一足お先に到着してスニョンを連れて行ってしまいました～。
スニョンを探し回り、待ち続けるピルスン。
これじゃ遅刻しちゃうよ
と心配したんですけど、ちょっぴり遅れてパーティー会場に到着。

パーティー会場でジェウンと一緒にいるスニョンの姿を見つけたピルスン。
スニョンを連れて行こうとすると、
ジェウンに引っ叩かれてプールに落ちてしまいました
オロオロするスニョンでしたが、
ユジョンはピルスンを助けようとプールに飛び込みました

さて、パーティーはどうなっちゃうの？
すご～く続きが気になります。

このドラマ、最後に釜山でのエピソードのシーンが入るんですね～。
第2話は、ピルスンが母親と一緒に祖母に渡す写真を撮影するシーン。
第3話は、ピルスンが10年連続チャンピオンになったという潜水大会のシーン。

☆ノ・ユジョン役のパク・ソニョンさんは、
『真実』のシニ役がとっても印象的ですね。
『真実』では悪役だったけど、このドラマでは堅苦しい教育係役。
今後、ピルスンに惹かれていきそうな感じですね～。
『真実』と言えば、ユン秘書役のチャン・ヨンさんも
ジャヨン父役で出演されていましたね。