頑張れ！クムスン 第85話

■第85話：もう一人の娘

ヨンオクの来店に動揺するクムスンは、具合が悪くなってしまいました
「まるでつわりね。彼女、子供がいるんです。」と冗談を言うミジャ。ヨンオクは、「ナ・クムスン」という名前が気になりつつも、ギジュンに「クムスンは地方の大学に通っている」と言われたこともあり、別人だと思っているようです。

オーディションに落ちて落ち込むテワンに「そう簡単にお金は稼げない。お前の考えが間違っているんだ」と説教するピルド。「オーディションは何度も落ちるもんなんだ」と言い訳するテワンに、「それなら、そんなに落ち込むなよ。怖気づくんじゃないぞ！男は怖気づいたらおしまいだ。最後まで遣り通せ。俺はお前を信じて待ってるぞ！」と勇気づけました
これで、テワンも元気になれるよね？

体調不良で美容院を早退したクムスンは、クマ母を訪ねて病院へ向かいました。
ヨンオクの家へ行ったことを打ち明けるクムスンは、「まだ若くて美人なのよ。具合が悪そうには見えなかった。すごく大きな家に住んでいて、すごいお金持ちなのよ。娘は2人いて、上の娘さんは私の知っている人だった。美容室の副店長なの。私より年上だから、実の子じゃないのね。下の子は、まだ中学生ぐらいの子供だった。それでね、笑っちゃうのが・・・今日その人がうちの美容院に来たのよ。上の娘さんに会いに。すごく仲良さそうで・・うまくいってるのね。私のすぐ隣に座ったのに、私に全然気付かないの。母と娘なら、どこか引き合うものがあるでしょ？わが子に気付かないのよ。叔母さん、そのお金もらいましょう。もらう物もらって、放っておきましょう。それでもいいはず。あの家、本当にお金持ちだもの。だから何ってことないのよ。お金もらって知らんぷりしても、訴えられたりしないはずよ。移植目当てにコソコソ近づいたってバレるのが怖いから、悔しくても訴えられないわよ！」とクマ母に話しました。
いつもと違って口の悪いクムスンのことが、クマ母は心配でたまりません・・・クマ母は、「私のせいなのね。気を確かに持って。叔母さんが悪かった。ごめんよ。お金は明日返してくるから・・・」クムスンを抱きしめて泣きながら謝りました。クムスンは、ヨンオクが自分に気付いてくれなかったことがショックだったようです。「あんまりよね・・・わが子に気付かないの・・・」

クマから電話がかかってきても無視するテワン。「授業中かな？」とクマ

ジェヒは、「今までもらってばかりだったから・・・」とウンジュのために洋服を買ってあげました～。ウンジュは嬉しいのですが、ジェヒの気持ちを考えると手放しでは喜べないようです。

ノ家では、クムスンとソンランの帰りが遅いことにジョンシムがイライラしていました。そこに帰ってきたソンラン。シワンは、何となく気まずい感じです。「ソンランと仲良くしてくれよ。」とテワンに頼むシワンなんですけど、「俺は仲良くしたいのに、いつもケンカを吹っかけてくるんだ！」とテワン
部屋に戻ったテワンは、クムスンの帰りが遅いことが気になっていました。「男でもできたのか？」とテワン・・・

その夜、クムスンは再びヨンオクが暮らす家の前へ行き、近くの写真館にチャン一家の家族写真が飾られているのをぼーっと見つめていました。

放心状態のクムスンが痛々しいので、早く何とかして欲しいです