頑張れ！クムスン 第86話

■第86話：心の痛み

ウンジュのために服と靴を買ってあげようとするジェヒ。ジェヒがまだ他の女性のことを忘れられないでいることを分かっているウンジュは、「ウンジュ、今日までは我慢しよう」と自分に言い聞かせるのでした。

クムスンの帰りが遅いことを心配したテワンが外に出ると、クムスンが門の前でぼーっとしていました。
様子のおかしいクムスンにテワンが事情を尋ねると、クムスンは「死んだとされていた実の母が生きていて、腎不全で移植が必要なんですって。その人のご主人が現れたんです。」と打ち明けました。中途半端に話をするクムスンに「ちゃんと説明しろよ！お前のばあさんに聞くぞ？」と怒鳴るテワン。クムスンは、「祖母には黙っていて下さい」と前置きして、テワンに事情を説明するのでした。

退院したクマ母はギジュンにお金を返し、「お役に立てなくてすみません。主人のことは運命だと思って諦めます。純粋なクムスンをこれ以上傷つけることはできません。」と早口で説明して去って行きました。

連絡もなく夜遅くまで出歩いていたクムスンは、ジョンシムに叱られてしまいました。「どこへ行っていたの？」と問い詰めるジョンシムなんですけど、クムスンは何も答えません。そこにテワンがやって来て「いくら嫁でも、プライバシーの侵害だろ？」とフォローしてくれました。その日、テワンはクムスンを車で美容室まで送ってくれました。「誰にも言わないで！」と念を押すクムスンに「とんでもない話だ。"叔父さんのために"とかお前も変なこと考えるな。姪っ子の内臓で叔父さんが幸せになれるか？叔父さんを苦しめるだけだ。」とテワン。テワンは、睡眠不足のクムスンが心配でたまらないのでした・・・
テワンに事情を話したクムスンは、少しは気が楽になったようですね。前半のストーリーを思い出すと、テワンはすごくいい人になったよね

美容室に出勤したクムスン。ユン室長は、まだクムスンの顔色が悪いことを心配していました。クムスンは、現在ヨンオクの娘として暮らしているウンジュのことが気になっていました。ウンジュもまたクムスンの顔色が悪いことが気になっていたようですが、「大丈夫です」と無理をするクムスンに「しっかり用具を磨くように！」と厳しく注意しました。ミジャもクムスンの体調を心配していました。

そんな中、クマ母はクムスンを美容室まで訪ねて来ました。ギジュンにお金を返して来たことを伝えるクマ母は、「もう何も心配しなくていいんだよ。何も聞かなかったことにして。私からは何も聞いてないんだ。いいね。簡単なことじゃないけど、ゴメンねクムスン。あの時はどうかしてたんだ。情けなくて、お前に顔向けできないよ。あの人（クマ父）のためだったんだ。今回だけは許しておくれ。」と許しを請うのでした。クマ母が苦しんで胃痙攣になったことを理解しているクムスンは、「分かっています」と頷きつつも、まだ放心状態でした・・・

「ソンランの事務所へ行ってみよう」と言い出したピルド。仕事を言い訳に家事をしないソンランのしごとがどんなに大変なのか？実際に見てみようと考えたのでした。あまり気が進まないジョンシムでしたが、ピルドに誘われるがままソンランの事務所の前まで行きました。
その頃、ソンランの事務所にはシワンが訪ねて行っていました。シワンは、ソンランを夕食に誘いました。

洗濯物を片付けるヨンオクは、胸の痛みを感じたものの、理由が分からず、「なぜかしら？きっと何でもないわ・・・」と自分に言い聞かせていました。

テワンは、病院までギジュンを訪ねて行きました！
険しい表情で病院に向かったテワン。騒ぎを起こさなければよいのですが・・・

そんなところで、第86話終了です