タルジャの春 第22話 【最終話】

■第22話　『春が訪れ花は咲く』

テボンに「愛してる」と言われたタルジャ。タルジャは泣きながら、「その言葉、うれしいわ。私の人生で、たった一度の愛だった。あんたでよかった。待っててとは言わない。戻ってくるとも言わない。私たち、約束や誓いなんてしないでおきましょう。今の気持ちが2年後まで変わらないなんてウソはつきたくない。そんな約束で、あんたを2年も縛れないわ。今もらった一言で、私は十分よ。私の人生で最高の言葉だった。愛してるテボン。」と言いました

空港へ向かったタルジャ。テボンも指輪を持って空港へ向かいました。でも、2人は会えず・・・

タルジャがアメリカへ行って数ヵ月後。
テボンは、母親に勧められてお見合いをしていました。「彼女が信じるものを信じてみようかと・・・」とお見合い相手に断りを入れるテボン。
タルジャは旅立って1ヵ月後に葉書を1枚テボンに送ったっきり、音沙汰なしのようです。その葉書には、「運命なら・・・May be？」と書かれていたようです

ソンジュは無事に愛児トンイを出産したようですかなり過保護に育てているようですかつてのソンジュからは想像つかないほどに親バカっぷりを発揮しています。「遅くに授かった子だから・・・」とセド
「体格のいい男の子だこと。将来が楽しみですね」とカンチーム長に皮肉を言われたソンジュ。気分を害して会議をボイコットするのでしたトンイ、女の子だったんですね～

そして私は、また戻って来た。母さん、おばあちゃん、タルジャが帰って来ました！

自転車に乗っていたテボンは、街で偶然タルジャを見つけて追いかけました。なかなか追いつけず、「タルジャさん！」と呼ぶと、タルジャは振り返ったのですが・・・結局は見失ってしまいました。

テボンは、韓国料理のお店で働いていました。
女性を外見で選ぶタイプの先輩とフィーリングで選ぶテボンがお互いに「だから、モテないんだ」と言い合っているところに、【水曜日の男】なるお客さんが来店。そこのお店で毎週水曜日に見合いをして48回目だそうで、「50回目記念日には料理を無料でサービスしよう」なんて先輩は言っていました。

テボンが気になって覗いてみると・・・
【水曜日の男】のお見合い相手は、なんとタルジャ帰国したばかりのタルジャは、韓国料理が恋しかったようで、水曜日の男の話を無視して食事に集中してしまいました
年齢の話になり、タルジャが35歳ということが発覚すると、水曜日の男はトイレに立ち、母親に電話をしました。水曜日の男は、34歳。タルジャが33歳だと聞いて、お見合いにやって来たようですが、自分よりも年上だということに「話が違う！」と激怒していたのです
テボンは、水曜日の男に質問しました。「2人の女性がいます。1人は29歳だけど、見た目は35歳。もう1人は35歳だけど見た目は29歳。どっちにします？」すると、「難しいですね」と水曜日の男。「年齢は関係ない。ビビッとくる女を選ぶ」というのがテボンなりの正解だそうです。

デザートにケーキを出したテボン。「運命なら・・・May be？」と書かれたカードを添えました。それを見たタルジャは、そのお店でテボンが働いていることを悟るのでした

もう迷ったりしない。今日からは、前進あるのみ！

職場復帰したタルジャの歓迎会が開かれました。「よく戻ったね。帰りたがらない人も多いのに」とキジュンに言われたタルジャは、「豊かだし、何でもそろってて確かに面白いんだけど、大切なものがないの。どんなにいい国でも、1人じゃ退屈よ。人とのつながりがあってこそ、人生に張り合いが出るのよ！」と答えました。タルジャは、職場復帰を心から喜んでいましたそこに駆けつけたスネ、3人目をご懐妊だそうです

ソンジュは娘トンイに夢中で、セドを相手にしてくれません愛娘に嫉妬を覚えるセドなんですけど・・・ソンジュは未だにセドとの結婚を拒絶していました。タルジャに相談するセド。その様子を遠くから見ていたソンジュは何か決意したようです。
そして新作発表会の後、ソンジュはセドに「派手な結婚式はイヤ。ドレスは着ない。私たち、結婚しましょう。愛してるわ」と言うのでした大喜びのセド。2人は抱き合って喜びを分かち合いました。

タルジャは、水曜日の男とお見合いしたお店を訪ねて行き、「この前ケーキを出してくれたコックの方に渡して欲しいんです」と新作発表会の招待状を渡そうとしたのですが、テボンは既にそのお店を辞めていました。
テボンは、先輩からタルジャの新作発表会の招待状を受け取るのでした・・・

20代が過ぎれば、青春も終わりだと思っていた。だけど、35歳になって今でも、私の青春は終わっていない。春はまた訪れてくれた。そして・・・彼がまた私の前に現れた。

「アンニョン」2人は2年ぶりの再会を果たしました！
テボンは、開店準備中の自分のお店へタルジャを連れて行き、初めて作ったお弁当をタルジャに食べてもらいました。「おいしい」タルジャは、テボンのお弁当に合格点をあげました
そして、タルジャはテボンにキステボンもタルジャにキス

生きている限り終わりはない。結末もないから、「ハッピーエンド」もない。ただ、毎日訪れる「今日」があるだけ。

そして、テボンのお店「おいしい弁当」には、「運命なら・・・must be！」と書かれた葉書が

キジュンの妻は、「オムのパイ」というパイ屋さんを開店したようです。

テボンの友人のお店は順調な様子。

ホン・ジヒは、主演・助演女優オーディションを受けていました。

チェ・ヒヨンは、新入社員に。

弁護士スジンには、新しい男性が

結婚を決めたセドとソンジュは家電選び

タルジャが「さぁ、仕事しましょう！」と言ったところで、『タルジャの春』全22話終了です

■後記
昨年11月下旬から約1ヶ月半のあいだ視聴してきた『タルジャの春』も無事最終回まで辿り着くことができました本当は、昨年中に全話視聴したかったのですが・・・年をまたいでしまいました

私的には、かなりハマっていました。年齢的に30代女性が主人公のドラマは感情移入がしやすく、楽しめるんですよね・・・
年下男性テボンを好演したイ・ミンギさんがこのドラマの魅力UPに貢献していたように思われます。もちろん、タルジャ役のチェリムさんの愛らしいキャラもすごく魅力的だったんですけどね。

これからしばらくは、イ・ミンギさんが出演されている『がんばれクムスン』を視聴する予定です。最初の頃は、クムスンをいじめるテワン役のイ・ミンギさんがあまり好きではなかったのですが、このドラマを視聴してイ・ミンギさんのイメージが良くなりました（単純なんですけど）。まだしばらくイ・ミンギさんの演技を楽しめそうです。

このドラマは、全体的に明るくて楽しいドラマでした。音楽もとっても良かったです♪OSTの入手が難しいようで、日本ではサントラを収めたDVDが発売されているようです。
最近視聴したドラマの中では、かなりおススメ度高いドラマです

☆【水曜日の男】役は、『オー！必勝』でポン・ジンピョ役（チェリムさんが演じていたポン・スニョンの兄）を演じていたムン・チョンシクさんでした～。かつては兄妹役を演じていた2人がお見合いしてるなんて、何だか面白い『オー必勝』とは脚本家が同じですからね。