頑張れ！クムスン 第99話

■第99話：嫉妬と疑惑

クムスンに死んだ夫の話を尋ねてしまったことを気にするヨンオク。ウンジュが、「あの子、ママが思うほどヤワな子じゃないの。どんな無神経でイヤな子か・・・子供のことも隠してたし。」と言うのですが、それでもヨンオクはクムスンのことが気になっているようでした。

ギジュンは、「育ててもいない妻の娘に助けを求めた自分が間違っていることは、自分でも分かっている。でも、今の自分には原則よりも家族が優先なんだ。だから、妻のことを助けてくれ！」とヨンオクの主治医ミノに頼むのでした。

仕事が終わったシワンは、ソンランと一緒に帰ろうと思って電話するも「約束があるの」と断られてしまいました・・・でもその後、友人から誘いの電話を受けて出かけることになるのでした。
友人との待ち合わせ場所へ行ったシワンでしたが、同じお店にソンランがいましたしかも、男性と2人で食事をしていたのですソンランに声をかけたシワン。するとソンランは、大学院時代の友人ハン・ドンソクにシワンを「夫」として紹介しました。シワンは、男性と2人で食事をするソンランをあまり快く思っていない様子です・・・

病院までヨンオクを送って行ったウンジュは、ジェヒと会いました。「話があるんだ」と言うジェヒなんですけど、ウンジュは「用事があるの」と嘘をついてジェヒと話をすることを避けました。クムスンのことを言われるのが怖かったんでしょうね・・・
でも、ウンジュは病院から帰るジェヒを尾行しました。すると、ジェヒはミジャの美容室までクムスンに会いに行ったのです

クムスンを食事に誘ったジェヒ。クムスンは相変わらず仏頂面で、「食事は結構ですから、2千万貸して下さい」と言うのでした。ジェヒが「示談金はもう少し多いんじゃなかったのか？」と言うと、クムスンは「どこまで知っているのか言いなさいよ！サイテー男！どこまで盗み聞きしたのよ！」とジェヒを大声で怒鳴りつけました

遠くからウンジュが様子を覗っている中、怒って帰るクムスンをジェヒが追いかけて行きました・・・

ジェヒとクムスンは屋台へ行きました。
「他に何を知っているの？」と問い詰めるクムスンに「示談金と引き替えに移植を頼んだこと以外は何も知らない。だからって、恥に思わなくてもいい。誰にも言ってないから、心配するな。」とジェヒ。何を言ってもムッとしたまま無言のクムスンにジェヒは、自分の母親（ミジャ）は未婚の母で、自分は不倫の末に生まれたということを打ち明けました。「お前は本当に鈍いんだな。俺はすぐに気が付いたぞ。俺に"Y染色体"をくれた人が生きてるってことを。俺も小さい時から親父は死んだを聞かされていた。でも、何かおかしい。親父の話をする時の表情や雰囲気が、死んだ人に対する懐かしさではなく、生きている人間を憎悪するようなそんな感じだ。決め手は、父方の親戚が来ないこと。本人は死んでも、親戚はいるはずだろ？それでピンときたんだ。おれは洪吉童なのか。母さんは愛人だったのかと。だから、俺の前では、起こったり恥に思ったりするなよ。俺も複雑なんだ。」
それを聞いたクムスンの表情は、少し穏やかになっていました。でもね、「死んだ妹」の話が嘘だということはバレちゃった「気があることがバレそうだったから、嘘をついた」と弁解するジェヒをクムスンは理解してくれました。でも、クムスンの無愛想な態度は変わりません・・・ジェヒが「移植はするなよ」と言おうとしても、「その話はしたくないです！」とクムスン。そんな雰囲気でも、ジェヒはクムスンと一緒にいられることが嬉しかったようです

尾行していたウンジュの不安は募るばかりです・・・

クマと会う約束をしていたテワンでしたが、「急に撮影が入って行けなくなった」とメールをしました

そんなところで、第99話終了です。