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私立中高一貫校 子どもが医学部医学科を諦めるとき 参考用

2023-08-02 09:11:52 | 日記
2週間前、恒例の整骨院に行った時の話です。
施術の際、毎回先生は、話題として、
週末のことを聞かれます。
先生の長男は、
わが子と同じ私立中高一貫校の、
中学3年生です。
「土曜日、はじめてオープンキャンパスに行くのですよ。
付き添いOKなので、私が同行します。
来年はK君(息子さんの名前)も、
オープン参加OKですよ。
やっぱり関西の医大ですか?」
と、質問しました。
ちなみにK君は、お父さんは柔道整復師で、
整骨院を経営。
お母さんや両方のおばあさんは現役看護師。
という、医療系のご家族です。
お母さんが関西の出身なので、
ずっと大学は関西方面を希望しています。
お母さんのご実家に下宿して大学通学を、
考えているのです。
ちなみに彼は医学部医学科志望です。
患者さんが他にいらっしゃらないときには、
こういう他の患者さんに聞かれたくない、
ちょっと内密の話もすることがあります。
※ちなみにわが子の希望する進路は話していません

「いや、あの子に医学部は無理だと思うし、
本人も工学部を出て、建築関係に、
就職したいと言い出した」
と話されました。
でも、これは意外でも何でもありません。
中1の時の担任の先生が、
入学して間もないころに言われましたが、
「今医学部医学科志望は、
クラスの半分以上ですが、
高3の受験の時には、3人ぐらいになります」
とおっしゃいました。
公立中学の場合は、高校受験がありますが、
中高一貫校の場合、
外部受験をしない限り、
持ち上がりで進学します。
入学後や中2で、早い子は、
外部受験を決めていますが、
ほぼ持ち上がりです。
ですから、わが子の通学する私立中高一貫校は、
先輩方の成績データと照らし合わせ、
中2以降で成績が振るわないと、
「医学部医学科は諦めて別の道を」
と言われる担任は実在します。
実際私もかなりきつく言われました。
ただ、中3で成績が上昇したので、
「この調子で頑張ってください」
と、現担任にも言われましたが、
高校で下降しています。
また、色々調べていくうちに、
医学部医学科は、
かなりのレベルが必要と、
ひしひしと感じていき、
諦める生徒が増えていくのです。

また、先日地元の国立大学医学部医学科
オープンキャンパスに行きましたが、
「医師になるため、県のトップ高校へ行く」
と言って、外部受験したT君。
見事合格しましたが、
いませんでした。
T君以外にも、1つ年上の、
中学の時圧倒的な成績で、
医師志望で有名だった、
同じ高校へ進学した、
Bさんもいませんでした。
なぜわかったのか?

そもそもオープンキャンパスの
受け入れ人数が少なかったのです。
講義室で概ね実施、
キャンパスツアーは班ごとで行われ、
席から降りて、荷物を持ち帰るときには、
席に戻って行きます。
ですから、誰がいるのか一目瞭然でした。
逆にわが子のことは、
周囲にもわかります。
その中にいませんでした。

もちろん必ずしも、地元大志望とは限りません。
が、あの高校は、地元大進学率がかなり高く、
他県の大学には、医学部系は、
数人程度しか進学をしません。
また、今回は先着順ですから、
応募に間に合わなかった
と言うこともあり得ます。

また親が私立医大出身の場合は、
「私立も視野に入れている」
場合もあります。

成績が振るわなければ、
やはり諦めて別の方向へと傾いていくことは、
自然なことです。
高校の時、成績がいいなら、
医学部生活も医師生活も
順風満帆とは限りませんが、
医学科長は、
「今成績のいいひとに入学して欲しい」
と三度も言われました。
お得意さんに話すと、苦笑されていました。

成績の壁は、かなり高く厚い。
それを乗り越えれる人だけが合格できるのです。
わが子も、現実を考えるか、それでも挑戦するのか?
まだわかりませんが、親としては胃が痛い思いをしています。









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