ひゅうさんの日記にも書かれていましたが、
貸金庫の7億円の金塊を盗むという所業。
しかも10億円以上も盗んでいるとみられている・・・
2か所の支店で横領していた。
貸金庫=自宅より安全が覆った事件でしたね。
被害は70人とも言われています。
それに、最近の横領って、
銀行だけでなく、JAとかも、途方もない大金が横領されている。
なぜこんなに簡単にできるのか?
地方銀行に勤務している友人に聞いてみました。
まず、彼女が不思議に思ったのは、
先程の三菱USJの行員が、
2020年から継続して勤務していたことです。
確かに地方銀行でさえ、3年ぐらいの間隔で転勤になります。
それが約4年半。
異動になると知り、慌てて取り繕ったことから発覚のようです。
支店長代理なので、異動先が限られると言う点が、
長く同じ支店に働くことになったのかもしれません。
そもそも貸金庫は、一般の銀行員は立ち入ることは出来ないそうです。
彼女の勤務する地方銀行でも、
課長職以上の決められた担当職務の人しか立ち入れないそうです。
しかも横領防止にペアで常に動くこと。
恐らくこのルールが三菱USJにはなかったのか?
うまいこと言って単独行動していたのでしょう。
また、不思議なのは、監査です。
銀行と言うところは、監査が多いです。
彼女の勤務している銀行は、
順番に1週間休暇を取ります。
単純に福利厚生が整っていていいなあではなく、
これは個人が横領などの不正をしていないか?
確認のための監査です。
ですから、監査をされもするが、
自分も他の行員の監査をするのです。
個人もあれば、銀行全体の監査もあります。
それをうまく逃れることが出来たのは、
かなり杜撰と言えるでしょう。
横領した行員は、FXの損失補填だったようです。
11年前にもFXや競馬で700万円の損失を出し、
民事再生手続きを取っています。
手続きの終わった1年後に、
のど元過ぎれば何とかで、
またFXに手を出したようです。
個人が民事再生手続きをしても、
これを理由に解雇は出来ません。
それもあり、一度うまく行ったことで、
どんどん加速していったのでしょう。
松本清張の小説で横領する女性は、
不倫した男性の慰謝料のためでしたが、
現代は投資と言うか、投機がきっかけとは…
世の中には、何百億円も市に病院建設のため、
寄付する人もいると言うのに・・・
身の丈に合った生活をしていかなければと思いました。
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