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年金夫婦で22万円 現役世代どれぐらい❓ 参考用

2019-07-17 07:39:43 | 日記
今、夫婦で年金22万円受給があった場合、2000万円不足と言われていますが、
さて現役で働いていたならどれぐらいの年収か❓
これは、40年厚生年金をかけて働き、配偶者は、専業主婦という設定の場合、
平均510万円となります。
以前結構年収がいい設定と書きましたが、この金額、
大したことないな、と思われた方は、かなり年収のいい方々です。
というのも、これは、生涯年収の平均です。
今NECやソニーが新卒研究者に年収1000万円出すとか言っていますが、
これは、砂漠で指輪を探すとまでは言いませんが、
国内全域で見ても、かなり稀でしょう。
ほとんどが入社時は300万前後からスタートします。
これを40年を平均すれば、800万前後に後期はなっていないといけない。
バブル期ならいざ知らず、40年で500万以上年収が上がる企業は、
そんなに多くはありません。
ですから、自分と配偶者合わせて考えれば、専業でなく、
パートで厚生年金をかけた場合、クリアする可能性があります。
ただし、今の年金受給世代の6割は、年収150万円以下ですから、
厳しい現実と言えるでしょう。

このブログは、社会人も見ますが、小学生も見ます。
一つ言っておきたいのは、私自身もそうですが、
教育資金を調達しながら、老後を考えるというのは、
かなり厳しいものがあります。
親たちは、それを必死で用意していることを覚えておいてください。
また、よく耳にするのが、同じ会社に勤務しているのに、
私立の大学に子どもを奨学金無しで卒業させた人もいれば、
ずっとバイトと奨学金でやっと卒業した人もいる。
これは、やりくりもありますが、中には、親の遺産でいかせた人も、
耳にします。
ですから、目に見えることは全てではありません。
ただし、遺産は、そんなにあてにせず、お互い地道に頑張っていきましょう。